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韓国の国産戦闘機開発で日本を超えた?

韓国が“悲願”の国産戦闘機KF-21を初披露。「アメリカ頼み」だった日本は航空技術でも韓国に追い越されてしまったのか? | 集英社オンライン | 毎日が、あたらしい

 また、この手の記事だ。

KF-21は、KAI(韓国航空宇宙産業)が主体となって開発中の「第4.5+α」世代の戦闘機だ。その性能は「第4.5世代」として現在活躍するEU開発のユーロファイター・タイフーンやフランスのラファールなどに匹敵するが、それに満足せず、いずれは米中露が保有する「第5世代」のステルス戦闘機に発展させるとの目標を掲げる。

現存の韓国の戦闘機F-4D/EファントムIIとF-5E/FタイガーIIの後継機体として120〜250機が生産される予定で、開発費約8260億円の20%は2016年から共同開発に参加したインドネシアが負担し、その見返りとして開発終了後、48機を同国内で生産することが決まっている。

また、今年の5月にはポーランドが共同開発に、9月にはアラブ首長国連邦が開発資金の分担に意欲を見せるなど、世界各国の軍高官や防衛産業の関係者がいまもっとも注目する機体となっている。

 韓国が武器輸出でも好調で、国産戦闘機まで開発できるほどに開発力も上がったと書かれているのだが。

 しかし、このKF−21は第4.5世代戦闘機相当と言われていて、すでに韓国でも配備されているF35などの第5世代よりも下の世代になっている。第4世代と言われるのは、F15、F16などの機体で、それよりはステルス性能もあるかも知れないというレベル。

 さらに、核心部分であるアクティブフェイズドアレイレーダーや赤外線捜索追跡装置などは、アメリカからの技術移転は拒否されている。電子光学追跡装備、電波妨害装置なども技術移転ではなくブラックボックス化してアメリカからの輸入になる。開発も、ロッキード・マーチンの協力で行い。エンジンもGEアビエーションが作ることになっている。

 国産化率は、60%程度と言われているし、エンジンや核心部分のパーツはライセンス生産ですらない輸入なので、“国産“というのは難しいレベル。

 インドネシアとの共同開発なのだが、インドネシアはいつものように開発金を支払わずに、別の戦闘機を模索しているようだ。

 ステルス性能についても、電波吸収剤を塗る程度で、ミサイルなどの兵装をウェポンベイに格納するなどの技術がないために、外部に露出するようで、これだとステルス性能は期待できない。

 つまり、第4.5世代でもなく第4世代程度なのかもしれない。

 輸出についても、アメリカからの核心部品の輸入によって製造されるので、第3国への輸出はアメリカ議会の承認がないとできない。

 K2戦車についても開発当初から様々な問題が指摘され、現在でもトランスミッションの問題が解決できずにドイツから輸入している。輸出が好調なのは、単に価格が安いだけで、性能で見れば、当然ドイツのレオパルド戦車がいいのはわかっている。しかし、価格が高いなどの理由でK2戦車が選ばれるのだろう。

 ただ、韓国製の潜水艦がインドネシアに輸出されて問題になったりと、輸出先でも問題になる場合は多い。残念ながら、国内でも問題が指摘されるような兵器が輸出先で問題にならないわけがない。

 この記事も、韓国から資金が出ているのか、単なる無知なのか?

 韓国は、いつものように戦闘機を開発した国の1つになったと自慢しているのだが、第5世代戦闘機は配備されて、第6世代戦闘機の開発に向けて進んでいる国がある中で、自称第4.5世代戦闘機を開発しても、自己満足でしかない。

 そのお金で、別の兵器を購入した方が、国防には役に立つだろう。そもそも、経済が危機的な韓国では、税収も減っているので、KFー21の開発が継続できるのか?そこから考えないとダメだろう。