今夏に開催される東京五輪を韓国がボイコットする可能性が高まる大きな動きが出てきた。
韓国の与党「共に民主党」の実力者で次期大統領候補になっている丁世均（チョン・セギュン）前首相（７０）が２６日、東京五輪の公式ホームページ（ＨＰ）上における竹島（韓国名・独島）の表記問題で、日本政府が削除に応じなければ東京五輪をボイコットする方針を表明した。
韓国紙「ソウル経済」などが一斉に報じたところによると、丁前首相は自身の公式ＳＮＳ上で「日本の五輪地図に表記した独島を削除しなさい」と題して声明を掲載した。２５日に韓国外務省からの竹島の削除要請に対して日本政府は修正を拒否。これに対して丁前首相は「独島削除を最後まで拒否した場合、東京五輪の不参加など韓国政府が取り得るあらゆる手段を総動員しなければならない」と主張。日本政府が削除に応じなければ、東京五輪をボイコットする方針を明言した。
毎度のことですが、韓国は大統領が訪米してバイデン大統領とトップ会談を行いましたが、内容に関して色々と批判されています。
経済的にも中国が大事ですが、国防という意味ではアメリカに大きく依存している韓国。どちらかというと中国に大きく舵を取ろうとしている韓国にアメリカとしては、揺さぶりをかけたり利益を与えたりしながら、アメリカ側に再度戻そうとしています。
韓国も、ワクチンが足りなくなってきて、アメリカからの支援を要望したのですが、アメリカからは在韓米軍に関係する55万人分だけ提供するという内容で、会談の成果を疑問視されています。
そういう事もあって、国内向けに「反日」をアピールすることで、批判を別の方向に持っていこうとしているのでしょう。本当にボイコットするなら韓国のオリンピック委員なりが発言すれば終わりなわけですから。
日本が態度を変えることはないとわかっている上でやっていることでしょう。日本側も淡々と対応するだけ。参加しないなら、「手続きを踏んでやってください」で終わりでしょう。
しかし、オリンピックも政治の道具にするのはどうなんでしょうね？ちょっと前には、オリンピックで日米韓北のトップ会談をしようと提案していましたね。
残念ながら、国内の新型コロナウィルスの感染者もなかなか減らず、ワクチン接種もなかなか進まない状況なので、安全にオリンピックできるので来てください。なんて言えない。
海外のメディアでは、東京オリンピックに関しては否定的な報道が多い。アメリカの医師は、東京での状況などを見て危険だと言っていました。
ワクチン接種も、パフォーマンスに影響が出るとしてワクチン接種を拒否する選手も多く、接種期間などを考慮すると時間もない。検温に関しても、発症前に感染力が1番強く、発症してからは感染力は大幅に落ちるとも言われている。無症状の人も多く、無症状の人でも感染力が強い人がいるのもわかってきている。
選手の滞在場所も、複数人でシェアする方式だが、1人1部屋にしないとダメとも言われている。
それにしても、新型コロナの対応やオリンピックに関連するゴタゴタで、日本政府の対応や国内の仕組みなどで残念なことが多い。残念なことが多い。
