とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

1人会社の解散を決めました Part7 簿記について

 会社を設立して事業年度が終わると、決算報告をしなければいけません。ここで、簿記の知識が必要になりますが、自分の場合は初年度から会計事務所の方から連絡があって、色々と教えてもらったのもあり、決算処理はお願いしました。

 会計ソフトに、入出金については入力していたので、そのデータを渡して決算処理をお願いしました。この会計ソフトは、「弥生会計」を使っていたのですが、高い!今、考えるともったいない。しかも、この弥生会計って毎年発売されます。「弥生会計2022」の次は「弥生会計2023」です。ただ、基本的な機能は同じなので、毎年買い替える必要はない。というか、買えない。

 久々に販売ページを見てみると、「弥生オンライン」は、起業から2年以内は2年間無料で試せるとなっています!ただ、インストールするソフト版は、48,000円です!高い!個人事業主向けの「やよいの青色申告」は、12,000円ですね。ここでも、全然値段が違います。

 ソフト版については、税率などが変わったりすると新しいものが必要になったり、OSがサポート終了になると、新しいバージョンに買い替える必要がありますが、それがなければ使い続けることは可能です。オンラインの場合は、2年経過したら、セルフプランで26,000円の契約が必要ですね。それでも、ソフト版よりは安い。

 アプリを使うほうが、当然便利だし、使わない手はないのですが、やはり簿記の勉強は必要でした。本1冊でも買って読めば、全然1人で決算まではできます。決算ができれば、税務署への決算報告も1人で可能です。税務署への提出書類の書き方についても、近くの図書館に行けば、以外と詳しく書かれています。

 図書館に行っても、絶対に行かないようなコーナーに何冊かあります。勉強せずとも、会計事務所に任せるのもいいのですが、会社の財務状態を把握するには、やはり簿記は必要です。

 簿記の勉強は、会社を清算する際にもあったほうがいいです。というのも、会社の解散を決めると、解散日までの決算報告が2か月以内に必要になります。事業年度の途中ですが、その時点までの決算報告です。次に、清算が決まると、清算年度の決算報告が必要です。

 事業年度が終了し、決算報告をして、新しい事業年度になります。その事業年度が半年経過した時点で解散すると、2か月以内に決算報告。そして、最低2か月間の債権申告期間が終わって、清算清算事業年度の決算報告となります。

 1年間に3回も、決算報告をすることになります。毎回、税理士、会計士の方にお願いすれば、30万円くらいの経費がかかります(10万円×3)。会社を閉めようとしているときに、その金額はあまりにも高額です。数千円の本を買って、自分で記帳しながら勉強すれば節約できます。

 時間を作って、簿記の勉強はしておいたほうがいい。これは、本当に会社を作る前の自分に言っておきたいです。もう、遅いけど。