とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

「増税クソ眼鏡」の所得税減税は意味があるのか?

 突然のように減税が話題になっているのだが、岸田首相が「増税メガネ」と言われるのを気にしているという報道もあったが、正確には「増税クソメガネ」だ。とにかく、様々分野で増税や価格アップになったり、これからのことが議論されている。いや、民間の所得は増えているのだろうか?

 さらに、人手不足だ。これも、ずっと言われている。

 増税しないと社会保障ができないと言うし、少子高齢化で人が少ないという。この話が出てくると、次のワードはこれだ。

 「外国人の受け入れ」「業務の効率化」「定年の延長」

 しかし、外国人を受け入れて、どうなるか?もう経験しているだろう。世界中でも問題になっている。業務の効率化も、日本はこの30年でずっと業務改革を行っている。これ以上、改革できる事があるのか?一切の無駄がないように出来るとも言うのか?それでは、海外の企業は全部高い効率性があるのか?

 残念ながら、そんなことはないだろう。韓国を例にすれば、従業員が待遇に不満があればストも簡単に行うし、仕事中にスマホを見ても大丈夫。日本では、当然そんなことはできない。ストなんて滅多にない。これでも、従業員の効率が悪いのか?

 定年の延長も、これは年金支給年齢の引き上げへの布石だろう。わかりやすすぎる。

 人手不足と少子高齢化で騒いでいるが、令和4年の自殺者は、21,881人もいる。これは、かなりの人数だ。中東で起きている紛争での死者数よりも多い。経済的な理由や、健康上の理由など、理由はあるにしても、経済的な理由であれば政府からの支援で、なんとかできるだろう。

 年間2万人もの人が減るのを少しでも減らせれば、それだけでも就労人口の減少に役にたつ。海外に沢山のお金をばらまくよりやることがある。国内で。

 また、働いていない人も含めれば、さらに多くの人が国内にいる。これらの人を活用する方法を検討しないで、簡単に外国人労働者の話題が出る時点で、違う意図が読める。

 減税の話も、なんで「コロナ過で税収が増えているのか?!」と強く言いたい。これは、税務署が頑張ったという話もあった。身内でもある税理士、会計士にまで税務調査をした。税務職員が行く時点で、ある程度の目星はつけているだろう。実際に帳簿を見て、指摘すれば多少でも追加で税収が増えるだろう。

 それらの地道な努力?の影響もあるだろうし、一番大きいのは、円安だ。円安によって、多くの企業が収益が増えた。円安は、基本的には有利に働く、今の日本は輸出に頼っていないが、それでも税収が71兆円もの過去最高税収になるほどだ。結局、消費税やその他の税収でちょこちょこ増やそうが、景気が回復すれば、そんなの関係ないほどの税収が増えるのは、簡単な計算だ。

 景気は、まだ回復したと言えない状態なのに、円安でこれだけの税収だ。株価の回復や、景気の回復、個人消費の増加などがあれば、まだまだ日本の経済は力を取り戻すだろう。だからこそ、所得税の減税なんて、小手先の手法ではなく、消費を刺激する「消費税の減税」が必要だ。

 消費税は、消費が過熱する前にインフレ対策で使えば効果がでる。デフレの時にやっても、逆効果だ。これも、普通に考えればわかる話だ。

 税を増やせば消費が落ちる。これも、単純明快だ。今の日本には、もっと個人消費も会社の設備投資も増やす必要がある。根本的な減税が本当に必要だ。ここで、間違えば、今まで何度も失敗した同じ轍を踏むことになるだろう。本当に、今回が最後のチャンスかも知れない。

 もう、GDPも2023年には、ドイツに抜かれて4位になる。躊躇している余裕はないのだ。