とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

「バラマキ」批判はどうだろう?

 衆議院議員選挙を前に、各党が給付金やら減税やら公約にしています。それに対して、財務省事務次官が批判する記事を書いています。

 まあ、これも茶番でしょう。そもそも、事務次官が勝手に記事なんて書けるわけがない。それを考えれば、この記事の意味も見えてきます。

 選挙前の減税とか、そういう話は毎度の話で、選挙が終われば事情が変わったとかで無視されるか、実施されるけど別の形で増税して、きっちりプラマイゼロにしてくるのがオチでしょう。

 その時に必ず出てくるのが、「日本の借金」の話になる。これも、色々な見方があります。「プライマリーバランス」という横文字を出してきて、意味不明にする。借金が多いので税収も増やして、できるだけ借金をなくしましょう。

 これは、一般の家計と国家の家計を同レベルに見ている話で、中央銀行というのが抜けていますし、銀行の仕組みもね…

 話は、変わりますが「ある高校」で模擬選挙の行っているのが報道されていましたが、その中で高校生の発言が驚いた「消費税は、必要だから」と言っていた。

 もう、ここまで定着している。本当に必要なのか???

 所得税が、(故意に)長引く不況のために税収が見込めない。そこで、新たな税収として消費税が作られた。そして、税率は上がる一方。社会保障に全部使われると言っても、20%も使われていないし、社会保障に使われる分も、どこに流れているか。

 税収がないと言っても、会社の内部留保は増え続けている。この矛盾をどう考えるか。考えるまでもなく、何も先入観もない思考で考えればわかる話だ。

 円安がいいと思わされているのも、日本は輸出で儲けていると思っているから。しかし、GDPの6割は国内での経済活動だ。すでに、内需の国だ。というか、内需の国に変えさせられた。

 輸出品の中で、大きな額を占めていた車は、現地の会社を作り、現地の工場を作って生産している。為替変動の影響もないし、現地で税金も納め、雇用も作るので、現地での反感も少なくなる。

 エンジンなどの重要部品は、日本で生産する場合も多い。しかし、部品として輸出して現地で組み立てて売れば、完成品の車自体は、その国の生産品で関税も必要ない。

 日本で多くの工場が海外に移転しているのは感覚的に、みんなわかっている。それでも、円安がいいのだろうか?

 報道も意図的に、わからないように情報を流している。感覚的におかしいと思った時は、感覚の方が正しい。知識は時には、邪魔をしてしまう。