面白いニュースがありました。韓国では、日本由来の米の生産数を減らすように推進しているようです。
韓国国内で「コシヒカリ」などの日本産の品種が9％ほど生産されているので、これを国内産の品種に変えようという話なのですが、これも記事をちゃんと見ると矛盾が。
「味が良い」という消費者の声があって、日本産の品種が残っている。しかし、韓国産の品種の方が収穫量も多く、病気などの強いというデータがあり、味についても「10年と11年、韓中日3カ国でそれぞれ行われた「韓中日代表品種食味評価」でも、ホプム・三光などが1等を取った」と書かれている。
10年と11年という部分が気になる。それに、韓中日代表品種食味評価というのがあるのか？疑問だ。調べてみても、検索には引っかからない。これは、韓国国内でそれぞれの品種のお米を集めて食味の評価をしたということだろう。そうなれば、絶対に韓国産のお米が美味しいとなるのは、当然だろう。
品種だけでなく、どこで生産されたものか？何年産なのか？水の配分はどうなのか？色々と突っ込みたくなる事は多い。でも、韓国で実施されれば日本産も中国産もいいデータになる事はないだろう。
そのデータで、農家に対して日本産のお米の生産を止めろというのは、勝手すぎる気もするが、消費者の味が良いというのは、本音の所なのだろう。
それでも、日本産という部分で韓国産に変更する農家も多いだろう。日本に関係する部分を全て排除するなら、半導体なども全て捨てて欲しい。日本から多くの技術者を引っ張ってきて、今の半導体や液晶ディスプレイの技術を獲得したのは有名な話。技術だけ得て、引っ張ってきた技術者は、退職に追い込まれたのも有名な話。
製造する際に使用する化学物質も、多くを日本から輸入していたのも、最近の規制問題で明らかになっている。どこまで、嘘や虚勢が通るのだろうか？
