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東南アジアで韓国車が日本メーカーを日本メーカーを脅かす?

日本の牙城奪うヒョンデ、東南アジアで快速疾走(中央日報日本語版) - Yahoo!ニュース

現代自動車グループがこれまで日本ブランドの牙城だった東南アジア市場で好調を示している。現地に生産拠点を設けて戦略モデルを投じた「現地化戦略」が奏功したと評価される。

自動車業界によると、ヒョンデは今年東南アジア市場で過去最高の販売を記録する見通しだ。主要6カ国のうちベトナムで1~10月に4万973台を売りトヨタに次いで2位に上がっている。最大の市場であるインドネシアでは2万9633台を売り7位を記録した。特にインドネシアでのヒョンデの販売順位は2021年の13位から昨年は8位に上昇した。

 調べてみると確かに、ベトナムではトヨタと同じくらい起亜の車が売れている。2023年10月の数字では、トヨタが4041台、起亜が4020台と接戦だ。これに、マツダ3925台、フォード3062台、三菱2457台、ホンダ2148台と続く。この数字を見ると、大きな差がない感じだ。ベトナムの市場としては、まだまだこれからなんだろう。

 インドネシアでは、現代は確かに8位にいるのだが、トヨタダイハツ、ホンダ、スズキ、三菱と日本メーカーが上位を占めている。

これに伴い、東南アジアで昨年21万834台を売って20万台を超えたのに続き、今年も最高記録を打ち立てるのはほぼ確実視される。2017年の販売台数が8万4290台だった事実を考慮すると5年間で3倍近くに増加したのだ。

業界では現代自動車グループのこうした高速成長に対し現地化戦略のおかげだと分析する。実際に東南アジア主要国で1~10月のヒョンデの車種別販売台数を見ると、インドネシア工場で生産する車種が上位圏を占めた。東南アジア主要国で人気が高い車種は「スターゲイザー」(2万81台)、「クレタ」(1万5545台)、「アクセント」(1万2940台)、「i10」(6117台)、「アイオニック5」(6090台)、「サンタフェ」(5171台)の順だ。このうちスターゲイザークレタ、アイオニック5、サンタフェの4車種がインドネシア工場で生産される。ベトナムでも2017年に現地工場を建設した後2019年から3年連続でトヨタを抜いて1位を達成した。

インドネシア工場が生産するアイオニック5は現地で最初に生産する電気自動車でもある。インドネシアのジョコ大統領が竣工式を訪れ「アイオニック5はインドネシアの電気自動車発展の重要な里程標になるだろう」と意味を付与した。新興電気自動車市場を狙う企業と電気自動車生産ハブを育成しようと考える政府の利害関係が合致した形だ。

 現地生産が重要という話なのだが、日本企業は昔からしていることで、目新しい感じはしない。韓国の場合は、韓国国内で作ると最凶とも言われる労働組合があるので、給料は高いわ稼働率は低いわ、ストは頻繁に起こされるわ、などで海外のメーカーが韓国から撤退しているくらいなので、韓国国内で工場を作るよりもいいだろう。

 しかし、それだけで車が売れるというわけではない。日本メーカーの牙城に食い込んでいると言えば言えるかも知れないが、「牙城を奪う」というまでにはなっていない。日本メーカーという括りをすれば、シェアのほとんどを日本メーカーが占めている。

 あとは、現代自動車は電気自動車に力を入れているが、ベトナムインドネシアも社会インフラがどこまで充実しているかわからない。電気自動車を売るには、当然充電できる場所が多くないと普及しない。充電スポットを多く配備するには、その国の電気インフラが充実していないと無理だ。

 電気自動車は、国からの補助金で安く買える国が多いが、逆の見方をすれば補助金がなければ売れないということだ。バッテリーの寿命が10年くらいだろうから、8年程度乗って中古市場に売ろうとしても、価格が暴落している可能性も高い。バッテリー交換が安くできればいいのだけど、電気自動車で使うような大容量のバッテリーが安いはずはない。

 あと、寒い地域ではバッテリーの寿命や、性能が落ちてしまう。カタログスペック以下の性能になるのも十分考えられるし、大雪の際に、雪道で数時間立ち往生するということも想定すると、バッテリーだけのEV車というのは、危険な面がある。やはり、近所の買い物程度であれば、使い勝手はいいだろうが、複数台の車を持てない場合は、最初の選択肢にEVカーというのは、なかなか考えさせられる。

 韓国は、やたら数字を誇張する。ベトナムで2位とかインドネシアで8位まで急上昇したという感じで。しかし、中身を見てみると韓国車が人気という印象にはならない。相変わらず、日本車が人気だと。

 資本主義経済では、お金が全てだ。お金を稼ぐ人が優秀で、優れた人ということになる。しかし、お金を稼がなくても、立派な人や、優れた人は沢山いる。経済だけで、人間の優劣を判断する指標ではない。そもそも、優劣を判断する必要もない。

 日本も、近代化という欧米化によって、今までの価値観が大きく変わってしまった。得た知識で、お金を稼ぐことが賞賛され、その知識で社会全体の利益になるような方向には使われない。

 お金を得ることで、他者からの賞賛を得て、豊かな生活も得ることが出来るので、詐欺や犯罪が白昼堂々と行われるようになってしまった。

 宝石店にも、白昼堂々と強盗が押し入り、それを従業員が刺股で撃退したが、その刺股は見るからに殺傷能力のないものだ。しかし、強盗をする側はバールなどの武器を持っている。バールなどで殴られれば致命傷になる可能性も高い。

 犯罪をする側は、殺傷能力を持った武器を装備し、防衛する側は極力怪我をさせないような物を持つ。それでは、犯罪も増えるだろう。強盗に入っても、怪我をする可能性も低いし、警察に捕まっても、初犯で反省していれば(しているように見せれば)、執行猶予で済むかもしれない。

 良い方向に知識を使うのではなく、悪い事をしてもお金を稼ぐように知識を使う。学校や社会で、働いてお金を稼ぐことしか教えないので、益々そういう社会になっていく。

 何が善で、何がダメなのか、教えないと、さらに社会は悪化するだろう。人権とか差別をことさらに主張するのも気をつけないといけない。

 差別を受けたと主張する側の意見を聞いて、規制する方向に進むと、それ以上の差別を生む可能性がある。残念ながら、差別は存在する。その考えを無くそうとしたり、お互いの違いを認識するようなことはいいのだが、法律で規制したり罰則ができるのは、危険な流れだ。

 個人個人で、もっと真剣に考えて、報道などの一辺倒な情報が全てだと思わないようにしないと、本当に日本も危ない。

 いや、もう手遅れなのかも。