とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

熱しやすく冷めやすい民族 そして、歴史も知らなかった

韓国、新車から生ビールまで…「メイド・イン・ジャパン」の空襲 | Joongang Ilbo | 中央日報

尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と日本の岸田文雄首相がシャトル外交の再開に合意し、半導体、バッテリー、エネルギーで協力が拡大するなど、最近の韓日間の「雪解けムード」に乗り日本企業の躍進が始まった。特に2019年の「ノージャパン」キャンペーンの余波で韓国から一部撤収した日本の自動車メーカーの販売台数が明確な回復傾向を見せており、コンビニや大型スーパーから姿を消していたビールも復活の兆しを見せている。

レクサス・コリアは21日、ソウルの蚕室(チャムシル)で新型RZ450eとRXシリーズなどEVモデル2種の発売行事を行った。RZ450eはレクサスが初めて発売する純電気自動車(BEV)だ。

日本から飛んできたレクサス・インターナショナルの渡辺剛社長は「電気自動車時代にも『良い車』を作るレクサスの意地を継続する。『ものづくり』を基にレクサスに乗る喜びを提供したい」と話した。

韓国輸入車協会(KAIDA)によるとレクサスの1~5月の販売台数は5295台で前年同期比119.7%増えた。トヨタも同じ期間に3012台が売れて、前年同期比34.6%増加した。トヨタは今年新車8モデルを発売する積極的な販売戦略を提示した状態だ。

本格的なビールのシーズンである夏を控え日本のビールブランドも再上陸した。サッポロは24日に韓国初のポップアップストア「サッポロ・ザ・ファースト・バー」をソウルの弘益(ホンイク)大学近くに出す予定だ。ビールの味の差をより伝えるために、日本で特殊製作した厚さ1.1ミリメートルの薄いガラスコップを導入するなど細かく準備したという裏話だ。

 本当に熱しやすく冷めやすい民族だ。ノージャパンは、どうしたんだ?と質問したい。日本側は、全く変化していない。熱しやすく冷めやすいということだと、この日本ブームもノージャパンからの反動であって、すぐに冷めるだろう。レクサスの1~5月の販売台数も5295台で、トヨタも同じ期間に3012台が売れたということだが、2022年のトヨタの日本国内の実績では、12月だけで9万9千台が売れている。韓国の場合は、レクサスは5か月で5295台だと、月に1000台程度だ。トヨタの場合は、1000台以下だ。グローバル販売の1%超える程度だ。これは、市場規模的に、販売網の維持や、修理、保守体制を考えると、利益が出るとは思えない。今後も、市場が伸びる可能性があればいいが、韓国の場合はリソースを使い果たし経済成長は止まってしまった。多額の負債を清算しなければいけないので成長はできない。

 話は変わって、韓国は「歴史を忘れた民族に未来はない」と日本に向けて言うのだが、その韓国では「独立門」の歴史が正しく伝わっていないという。韓国にある「独立門」は、朝鮮が清国から独立した事を祝って建てられたものだ。しかし、現在の韓国では日本から独立したことを祝って建てられたと認識されているようだ。

 もともと、その場所には「迎恩門」という清からの使者をお迎えするための門があり、それを清からの独立で建て替えたというのだが、どう間違えば日本からの独立になるのだろうか?不思議だ。

 その迎恩門では、朝鮮の王は、清からの使者を「三跪九叩頭の礼」で迎えなければならない。韓国の歴史ドラマでは、その場面が再現されていたものがあったのだが、跪き、手を地面につけ、額を地面に打ち付けて音を鳴らすので、額から出血していた。三回行うのを1セットとして、3セット行うので、合計9回行うことになる。

 朝鮮の王ですら、この扱いだっただけに、清から見た朝鮮の扱いというのは、酷いものがあったのだろう。当然、清からの使者には逆らえないし、貢物も沢山出さないといけない。美女も沢山連れていかれたということだ。それが、1637年から始まり、1985年に日本が日清戦争に勝ち、朝鮮の独立を認めさせるまで続いた。約250年もの間、そんな扱いを受ければ、中国が嫌いになるのもわかる。しかし、この清の属国だったという歴史も、今の韓国では教えられていない。じゃー、なんで、反中思想が強いのか?という説明ができないことになるのだが。

 なんで、清がそこまで朝鮮を嫌ったのか。理由がなくてやっているわけではない。元々、清を建国した満州族女真族と呼ばれていて、朝鮮半島の根本の部分にいた。当然、昔から朝鮮とも関係があったのだが、女真族と呼ばれている時点で蔑んでいた。日本も倭と呼ばれていたように、「女」という文字を含んでいるのは、蔑んでいることになる。その女真族からヌルハチが登場し、満州を統一、明との戦いでも勝利して、明に変わって中国を統治する清にまで成長した。

 女真族は、明との戦いでも味方するように朝鮮にも打診するのだが、朝鮮は、明との関係と女真族を蔑んでいたこともあり、明に味方した。その結果、明に勝った後に朝鮮に攻め込んで、勝ち、朝鮮を属国とした。属国としても歴史が、250年も続くのだが、清の属国ではないとしたら、この時代をどうやって説明するのだろうか?

 朝鮮として独立していた国を日本が植民地支配して、それから朝鮮が自分の力で独立して「独立門」を建てたというストーリーだろうか?

 昔の歴史を知られたら困るのか、韓国では漢字が廃止された。1948年に「ハングル専用に関する法律」でハングルだけが公文書などで使用されるようになった。その後、朴正煕の時に漢字廃止に傾斜を強め、1970年には漢字廃止宣言を発表、普通教育での漢字教育を全廃した。

 しかし、1972年には漢字廃止宣言を撤回するのだが、それでもだんだんと漢字が使用されなくなった。漢字が読めなくなれば、昔の文献は読めない。清の属国だったなんて話は、わからなくなる。朝鮮では、長い間漢字だけが使用されていた。独自の文字を持つ国は、野蛮や国だとして女真族、倭(日本)を蔑んでいた。だから、ハングルが作られたとしても、普及することなく漢字が使用されていた。そのハングルを活用したのが、日本人で、日本語と同じ漢字かな交じり文と同じように、漢字とハングルを使うことを教えた。その結果、ハングルが普及するわけだが、その経緯なども結局伏せて、ハングルだけしかなかったようにして、漢字を使わないようにしている。

 長い間、中国の属国だったというのも隠すには、漢字の歴史も消さないといけない。中国からの独立を果たしてくれた日本との関係も、中国の属国ではないとすると、日本が独立させてくれたという部分も隠しておかなければいけない。昔の文献を読まれても困るので、漢字も廃止。

 歴史を忘れた民族というのは、本当にどちらなんだろう?

 そういえば、清と朝鮮との関係では、色々と面白い話がある。朝鮮の王は、15代目の王だったのだが、暴君として廃位されたので光海君と呼ばれている。この光海君は、秀吉公が攻め込んできたさいには、王(宣祖)が逃げた変わりに戦った人物で、自分が王となった時には、日本との関係改善も行った。また、後に清となる満州族の後金との関係も重視し、明と後金の両方との関係を維持する中立的な動きをしていた。ところが、明との関係だけを重視する西人派のクーデターによって、廃位されてしまう。次の王では、明との関係を重視し、清との関係を軽視したために、清から属国としての扱いとなったのは、既に書いた。

 この時に、朝鮮に攻め込んだ軍には、数年前に朝鮮から明に援軍として派遣され、後金との戦闘で捕虜となるが、厚遇された将軍もいた。

 この時代でも、内部での権力争いで国内も分裂する。さらに、敵である国に捕虜となった人ですら、母国である朝鮮に攻め込む。朝鮮半島の歴史では、本当にこの手の話が多い。外国が攻めてきても、内部の権力争いが先。さらに、権力争いで負けたほうが、外国に行き、外部の勢力を使って、攻め込んでくる。

 日本では、クーデターというのが少ないのだが、明治維新ですら国内で争いが続けば、外国からの侵略を許す結果になるとして、双方がボロボロになるほどの内戦までは発展しなかった。江戸城無血開城など、自分の事だけではなく、次の世代や母国の事を考えて行動する人が多い。見習うべきは、どちらかは書くまでもない。