とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

宅配便で生ケーキを送るというのは…

togetter.com

 この時期にありがちな事ですが、うちでも数年前ですがケーキを送ろうとして、一悶着ありました。何を思ったのか、ケーキを自作して送ろうなんてしようとしているわけです。突拍子もないことをするタイプなので放置していたのですが、できたケーキを送ろうとして宅配便の人を呼んだ時に「送れません」と言われてしまう。

 そこで、なぜ送れないのか?という感じになり宅配便の人の困った顔と、作ったケーキが送れないということに対しての憤りで膠着状態。店では送っているところもあるという主張に対して、宅配便の人の説明では、店は配送できるような梱包などができているという事だった。

 宅配便で物を送ることも多かった自分としては、なるほどと思った。宅配で「割れ物注意」とかシール貼っていても、これって凄く大切に運んでくれているかというと、そんな事はない。

 基本は、梱包をしっかりして割れないように梱包するのが一番で、「割れ物注意」のシールは気休めくらいに思っておいた方がいい。というのも路上で、キャスターで荷物を運んでいる宅配の人を見た時に、そこから荷物が落ちても、何事もなく拾っていたり、届けに来たけど不在だったのだろう、トラックに戻ってきた配達の人が荷物を荷台に投げ入れていた。まあ、小さいものだったし、割れ物でもなければいいのかも知れない。

 送る側としても、大切な物だから綺麗に梱包して緩衝材とかも多めに入れて、「われもの」「天地無用」とかいっぱいシールを貼るけど、途中でどう扱われているかはわからない。機械で、仕分けする段階でもベルトコンベアで運ばれているし、トラックに積み替える時に全部の荷物を1つ1つ確認しているとは思えない。

 そう考えると、ケーキを運ぶというのは賭けみたいなものだと思う。いや、ただ宅配便で送ろうとした人は悪くない。それだけ、信頼しているということだ。宅配を受け付けた人も、この時期のケーキの意味もわかっているので、受付できないというのも心が痛むだろう。

 ぐちゃぐちゃの状態で受け取った人は、もっと悲しい気持ちになってしまう。送れるケーキは、ある程度硬さがあるものにした方がいい。柔らかいケーキは、危険だ。そう考えるとケーキを売っているチェーン店は、どのようにしているのだろう?コージーコーナーとか。

 宅配で物を送る時は、梱包はしっかりしておいた方がいい。袋で包むだけというのも危険だ。段ボールに入れた方がいい。ところで、送ろうとしたケーキは配達してもらい、綺麗な状態で届いた。それから、ケーキを送ろうと言いださないし言っても止めるけど。

久々のガンダムオンラインが…

 ガンダムオンラインというゲームをサービスされた時に遊んでいたのだが、久々に再開してみると色々と変わっていた。まずは、始めた当初は50vs50のオンラインゲームで、ガンダムに出てくるMSで戦えるということで、しばらく楽しんでいた。

 

 しかし、しばらくして戦況が一変する。ジオン軍グフカスタムという機体が登場してからだ。この機体は、ガトリングシールドというシールドとガトリングガンが一緒になった装備があり、シールドを持っていながら高威力の武器まで装備し、近接では刀で斬りつけることもできた。機動力も高く、遠くからはガトリングガンで攻撃され、近づいたら斬られるというチートに近い機体だった。

 

 ジオン軍は、グフカスタムばかりになり「グフカス祭り」とも呼ばれ、連邦で戦っていた人もジオンに流れる有様だった。バランス調整などが入るが連邦でもプロトタイプガンダムという二刀流のビームサーベルを使う機体が出たことで、更に混沌とすることになった。

 

 マップも種類が増え、水中の戦いもできるようになり、水中用の機体なども登場し、楽しめるようになっていた。しかし、自分のPCの性能が追いつかず、人が多いと処理が間に合わない状態で操作不能になり、その間に撃墜されることが増え、ストレスが溜まったこともあり、しばらく遠ざかっていた。

 

 PCも、新しくなり久々に遊んでみると機体も更に増え、新たな仕組みも増えていた。しかも、なぜか持っていた機体がほぼ無くなっていた…ベースの部分は変わらないので、遊んでみたが機体性能の差が大きすぎて、とてもゲームにならなかった。

 

 敵を発見して、相手からロックオンされたと思ったら、次の瞬間には溶けてることが多い。もう、火力の差がありすぎる。こんなゲームだったけかな?この手のゲームは、課金して取得できる物は強力で、無双できるのは、よくあること。それにしても、差がありすぎる。

 

 このゲームのシステムも楽しめない一因だと思う。相手に攻撃を当てても、相手からの攻撃を受けるとポイントが減る。コンテナを運んだり、機体を修理したりレーダーを置いたりして、ポイントを得て陣営に貢献することも可能だけど地味すぎる。

 

 本拠地までの迂回ルートを警戒するために、少人数で守り敵と膠着状態になっていると、これもポイントが入らない。誰かがいないと背後に回られたりして危険な場所でもあるので、重要な部分でもあるけどポイントは入らない。ポイントで報酬などもらえる数が質が違うので、誰もやりたがらない。

 

 結局、ポイントが稼げる人が多い場所で、撃ち合うのが増える。そうなると、強い機体が必要になる。そして、強い機体とやられ役が集まり、殴り合うだけのゲームになってしまうのだ。

 

 単純な撃ち合うゲームでなく戦略的な要素を入れれば、面白くなるはずなのだが。ゲームの評価も散々で、こんなに評価の低いゲームはあまり見ない。いやー、ナ○コって最近酷いゲームが多い。面白いゲームを作ってきた会社だけに残念なことが多い。ガンダム関連で、かなり稼いでいる。単純にキャラがガンダムだけでゲームシステムは、真似てるだけのやつとか。

 

 ガンダムオンラインも、仕組みとしては凄いだけに残念…もう、遊ばないだろうな。

韓国軍の機関銃選定が変なおはなし

www.chosunonline.com

国会は韓国国防部(省に相当)が提出した今年の予算案から、「軽機関銃2」事業関連の316億ウォン(約30億円)を削減したことが2日までに分かった。この軽機関銃事業は、現場で使用されてから30年が過ぎた現在の機関銃「K3」を新しい機関銃に変更する事業だ。ところが新たに開発された機関銃は従来のものと有効射程距離が変わらず、しかも開発の際には実際の射撃も行われず、銃口の速度だけを測定することで事業の妥当性が判断されたのだが、これが問題になった。実際に銃を撃つことなく単に銃弾が飛び出す速度だけで「銃器の開発は妥当」と判断し、事業が進められたのだ。

 現在使用している機関銃「K3」を新しい機関銃に更新する話なのだが、その選定で新たに開発された機関銃は、実際の射撃も行わず、銃口の速度だけ測定してOKになったという事らしい。

「武器開発の最初の段階において、合同参謀本部が新型軽機関銃の開発条件をしっかりと設定できなかったことに原因がある」と指摘している。合同参謀本部は当初、有効射程距離を800メートルに設定したが、この基準が800メートルからの貫通なのか、あるいは単に800メートルからの命中なのか、その意味が明確になっていなかったからだ。このような理由で合同参謀本部は「今年中に600メートル以内からターゲットを貫通すればよい」とする軽機関銃2事業の基準を設定したが、韓国軍内部からは「これでは機関銃の性能は改善されない」との批判が出た。新たに開発された軽機関銃は弾の引っ掛かりといった既存のK3における問題点の一部が改善されたが、しかしそれによって逆に重量が増え、しかも射程距離と火力は30年前に開発されたK3と同じレベルになってしまったからだ。韓国国防安保フォーラムのシン・ジョンウ専門研究委員は「新型機関銃と言われてはいるが、従来の機関銃の性能と大きな違いはなく、ただより重くなっただけのようだ」

 まあ、酷すぎる。銃口の初速だけの話ではなく、有効射程距離800mが命中すればいいのか?命中してかつ、貫通しなければいけないのか?明確でなかったからと。基準を下げて、600m以内のターゲットを貫通すればいいという現行のK3と同じ条件にする。それでは、新しい機関銃の意味がない。しかも、新しい機関銃の方が重たいって…

 新しい装備は、色々な選定方法がある。その武器がどういう使われ方をするのか?狙撃銃であれば、どのくらいの距離のターゲットを想定するか?命中精度は、どのくらいか?例えば、600mの距離で10発撃って30cm以内とか。セミオートか、ボルトアクションか?1分で何発撃てるか?弾倉には、何発入るか?同じ重量で、何発の弾が撃てるか?などなど。

 機関銃であれば、1分間に何発発射できるか?というのも重要だ。1発の命中精度よりも、多くの弾を発射して、その地域を制圧する目的の銃だから、多く弾をばら撒いて敵を動けなくする。その隙に、自軍の兵士が有利な場所に移動したり、退却したりする。

 1発の威力よりも、より多くの弾を持てる方がいい。なので、銃弾のサイズ、重さも関係する。機関銃本体が軽ければ、それだけ多くの弾を追加で持てることになる。しかし、銃が軽くなると反動が大きくなる。反動が大きいと命中精度は一般的には下がる。アサルトライフルなどでも、同じで命中精度を取るか?多くの弾を携行できる方を選ぶか?

 命中精度もよく、軽くて、コンパクトで安い。理想ではあるけど、それはできない。必ず、相反する部分がある。すぐに思いつくだけでも、多くの要素があり、それだけテストが必要だ。

 おっと、忘れていた。機関銃では、連続で多くの弾を発射するので、銃身を交換する必要がある。そこで、銃身を交換するのは、何発の弾を発射した後か?どのくらいの時間で交換できるか?簡単にできるか?専用の工具が必要か?などなど、多くの要素が絡んでくる。銃口の初速だけで選定するなんてありえない。

 あんまり拘りすぎると決まらないし、とんでもなく高価な物になる可能性も高い。でも、戦場で命に関わるようなもの。特に機関銃は、分隊、小隊レベルの戦闘力に関わる問題なので、安易には決めれないはずなのだが。

韓国、空母で予算は「1億ウォン」!?

s.japanese.joins.com

今月2日、韓国の「2021年度予算案」が国会本会議を通過した。予算案によると、軽航空母艦建造事業予算は研究用役費として1億ウォンだけが策定された。当初、韓国防衛事業庁は軽空母建造のために来年度予算として101億ウォンを要求していたが、予算当局の審議過程で全額削られた。軽空母が韓国の実情に合うかどうかなどに対する妥当性研究が完了していないということが理由だった。

 101億ウォンが1億ウォンって削られ方が凄いですが、予算当局は冷静ですね。

今後の妥当性研究結果によって軽空母建造事業の運命が決まるものとみられる。軽空母は韓国国防部が昨年8月「2020~2024年国防中期計画」で「多目的大型輸送艦-II」概念設計計画を反映して公式化された。続いて今年8月「2021~2025年国防中期計画」で概念設計と基本設計計画が反映された。当時、国防部は3万トン級の軽空母建造のために今年末まで概念設計を終えて来年から基本設計に着手し、2030年初めに戦力化する計画を説明していた。

 軍部としては、何としても空母が作りたいのでしょう。

軽空母建造をめぐり賛否世論が交錯している。賛成側は中国の航空母艦4隻の確保推進、日本の「いずも」と「かが」の航空母艦改造推進など、周辺国による海洋安保脅威が現実化していることを受け、事前の備えが必要だとしている。一方、反対世論は軽空母を守る駆逐艦護衛艦、潜水艦などが十分に確保されていない状況で軽空母を建造する場合、敵の対艦ミサイルや地上超音速ミサイルなどに撃破される危険性が高いと主張している。

 普通の感覚の人がいて良かった。空母は、遠くまで行って航空戦力を展開する必要がある場合に必要であって、韓国はどこに空母を展開するつもりなのか?素人なのか?と思ってしまう。

 防衛に使うなんて話があれば、どう使うのか?教えて欲しい。中国を相手にする場合であれば、空母は近すぎて使い物にならない。空母の母港がどこになるのか?韓国内であれば、停泊中に攻撃されるだろう。艦載機は、洋上に出てから飛んできて搭載される。その間は、無防備だ。先に、洋上に展開しておけばいいのだが、展開するにしても東シナ海か、日本海。どちらも、中国と日本のお膝元みたいな物だ。

 洋上に展開して、何を守るのか?本土を守るには、今度は遠すぎる。空母を守る艦隊も必要で、どこにそんな予算が…流石に、軍部の無茶は通らないようだ。

 「空母を持つ!」という名目などの為に、巨額な予算は向けられない。というか、そもそも韓国ってどこと戦うの???

 北朝鮮とも、中国とも、日本とも戦うの???一番戦いたいのは、日本なんだろうな。それでも、空母があっても、潜水艦であっという間に撃沈されるだろう。

何でもかんでも自由化がいいわけではないと思う

gendai.ismedia.jp

FTAについてはその推進のスピードには日韓で大きな差がついていた。1990年代において、韓国は日本と同様にWTOを重視しており、FTAの締結には消極的な立場をとってきた。しかし、通貨危機によるショックが一段落した1999年頃から韓国はFTAに対して積極的な姿勢に転じていった。

 日本は、自由な貿易に関しては、いつも消極的だ。韓国は、通貨危機から変化したらしい。

韓国は自国とFTAを締結した国のGDPを「経済領土」と呼んでいる。韓国の「経済領土」が全世界のGDPに占める割合は2010年までは10%未満であった。しかし2011年以降は大きく割合が高まり、2019年には76.7%となった。さらに署名にこぎつけたRCEPが今後発効すれば、経済規模でみれば、韓国は世界の5分の4を超える国・地域とFTAを結ぶこととなる。

 多くの国とFTAと締結すればいい。そんな理論に見える。

また韓国のFTAは日本のFTAと比較して自由化率が高い。FTAについては、製品全体のどの程度の割合を自由化したかが重要である。自由化率、すなわち関税が最終的にゼロとなる品目数が全体の品目数に占める割合が大きいほど大きな経済効果が期待できる。

韓国側の自由化率を品目ベースでみると、シンガポールASEANベトナム、中国については95%を切っており相対的に低いものの、アメリカとのFTAでは韓国側の自由化率が99.7%であり、EUも99.6%と高水準である。一方、日本が締結しているFTAの自由化率はそこまで高くなく韓国に比べると十分と言えない。

 国、地域だけでなく、製品全体に対する自由化率も大事という話。

韓国では当選1~2回の国会議員が多くを占めており、300人の国会議員のうち6選が1人、5選が13人、4選が19人に過ぎない。大統領が与党総裁を兼ね、公認権や資金を全て掌握していた時代(金大中政権まで)には、多選により議員の発言力が増すことを嫌っており、数回当選した議員には公認を出さない傾向にあり、現在もその名残があることが多選議員の少ない理由のひとつと考えられる。

また当選回数が増えると地元との癒着が生まれ、スキャンダルにより引退に追い込まれる議員も少なくなかったことも理由として考えられる。

韓国では長官(日本の大臣に相当)には民間人が任用されることが多く、国会議員が任用されるケースは多くない。さらに大統領を目指す場合、多選されれば有利ということはまったくない。よって国会議員としても、ステップアップという意味では多選されてもあまり意味がないといえる。いずれにしても韓国では多選議員が少ない。

また特定分野の政策に携わると癒着が生じる可能性があるので、議員が所属する国会の委員会が入れ替えられるなど、国会議員が特定の政策に精通しにくい。よって韓国では、長年特定分野の政策に携わり精通する族議員が生まれず、農業部門についても例外ではない。

日本では農業部門の意見を代弁する族議員が政府の政策決定に大きな影響力を及ぼすが、韓国では農業部門の代弁する国会議員がおらず政府に対して影響力を及ぼすことができない。

このような事情もあり、韓国は日本に先駆けて自由化率の高いFTAを締結していった。RCEPが署名されて、日韓がともに参加するFTAが生まれることとなったが、韓国は日本より自由貿易の果実を享受する状況にあることには変わりはない。

 韓国では、多選議員が少なく族議員が少なく、農業などに精通する議員もいないので、自由貿易を締結しやすく、日本では族議員がいて、自由貿易が締結しにくいということらしい。この内容を読んで「ああ、そうなんだ」なんて思えない。そもそも、日本で生産した物を海外に売って利益を出し儲けるなんて事はすでにない。もし、それが今でも続いているなら、国内に沢山の工場が残っているはずだ。

 貿易で利益を出して、特にアメリカと貿易摩擦が問題になり、日本はやり方を変えた。現地に工場を建て、現地で人を雇用し、現地で生産し、現地で売る。利益は、連結決算という形で、グループとしての利益となる。為替の影響も減るので、今はこの方式がメインだ。GDPに占める貿易より内需の方が多い。今では、内需が重要。

 このような記事を見ると、自由貿易こそが良くて、韓国は優れているというイメージになりかねない。でも、食料自給率が低いことも問題になっていて、いざという時に食料自給率が低いのは問題だとも言われている。自由貿易で、価格的に対抗できない農業は衰退するしかない。でも、潰してしまった田畑はすぐには、元には戻らない。

 食料を多く輸入している国と政治的に揉めた場合に、食料の輸入を制限したり止められる可能性がある。食べるものがないのは死活問題だ。貿易というのは、何でも自由にすればいいとはならない。

 一番いいのは、自国で有利で多く産出できる商品のみ輸出し、無いものは輸入する。これって昔からの貿易の基本だよね。戦略的な物資、軍需品や食料、生産に関わるロボットなどや技術、技術者などは保護し出るのを防がないとダメだ。

 貿易の自由化を言い出したのはアメリカだけど、それはアメリカが輸出に向いている製品が多かったから。今や、中国からの輸入が増えて、自由貿易を否定している。結局、自国の都合だから。

 企業が利益追求に走った結果は、どうだろうか?効率、利益を求めると、不要な支出を抑える。研究開発費だったり、福利厚生だったり。一番、いいのは社員の給料だろう。能力給とか言って、給料下げ。正社員から派遣に切り替え、アウトソーシングという名の「外部にお任せ」を増やす。その結果は、どうなっただろうか?多くの社員は、仕事が増え、派遣社員は増え給料は減る。会社に、技術は残らず管理だけがメインになる。

 会社の内部留保だけは増え、給料だけはどんどん減る。内部留保は、増えても投資するサービスや製品は出てこない。そりゃそうだ、社員は疲弊している。上層部は、社員の給料を下げることだけ考えている。それで、会社の利益は出るから。

 一般的な家庭の収入はずっと減っている。そうなると、使うお金はない。日本は、内需の国になっている。国内で、一番お金を使う一般市民に金がない。内需は減る。会社の製品、サービスは売れない。

 会社が利益を出すには、更なる給料削減、業務のアウトソーシング化が進む。これが、利益だけ追求し、効率だけ求めた結果だろう。

 無駄な支出を削減するのは、必要な事だったけど、本来は削減してはいけない社員の給料や、多くの派遣社員を雇用することは結果的に、自分の足を食べているような物で、自らを潰すことになるだろう。

 ここまで動いてしまった流れは戻せない。限界になるまで、残念ながらこの流れは変化しないだろう。

Youtubeが面白い TVは唯一のコンテンツじゃない

 今更ながらYoutubeは面白い。次から次にと、どんどん見てしまう。興味がある動画が次々と表示されるのもいい。途中でやめてもいいし、途中から再生してもいい。

 

 それに比べて、テレビは…面白いと思える番組は減った気がする。散歩番組がやたら増えたし、バラエティで2時間も3時間もやっている。バスとか鉄道関係の番組も増えた。これは、単純にタレント呼んで、ロケ班連れて行けば番組が出来るからだろう。いや、作る方は当然大変だろう。

 

 しかし、流れなども考えなくていいし、基本的にはルール決めたり立ち寄る場所を決めておけばいい。SNSで人気の人を呼んだりしているのも多い。これって、結局SNSを見ている人にテレビを見て欲しいからで、流れが完全に逆になっている。

 

 それだけ、テレビの人気が昔ほどないし、影響力も減った証だろう。そうは言っても、まだまだ凄いけど。インターネットが普及する前は、唯一と言っていいほどの情報媒体であったので、そこから得る情報は重要だった。ここまでネットが普及して、様々な情報を得る手段があり、社会も変化している。

 

 車を持つのもステータスだった時代も、シェアしたりサブスクしたりする時代だ。部屋だって、シェアするしお墓だって共同墓地だったり樹木葬なんても出ている。なんでも変化している。

 

 その中で、NHKは受信料の徴収に躍起になっている。時代がわかっていないのか…かつては、年末の紅白歌合戦の視聴率は凄く、大河ドラマもみんな見ていた。今では、紅白歌合戦の視聴率も落ち込んで、テコ入れが何度もされている。そもそも、自分は紅白歌合戦見てなかったけど…みんなが見ているもので、あれば今の制度でも良かったのかもしれない。

 

 NHK離れ、テレビ離れが進む中で、ネット配信も多く、流れはそちらに向かっている。テレビを買うと自動的に、NHKとの縛りが発生するなら、わざわざ高額なテレビを買うのは何のためだろう?と考えてしまう。民間の製品なのに。

 

 NHKが意味不明な路線に行けば行くほど、テレビやレコーダーの需要は減り、さらにテレビ業界も衰退するだろう。業界が衰退する時って、こういうパターンが多い気がする。テレビで使用している電波帯に空きが出来て、通信で使えるようになれば、もっと高速な通信ができる。

 

 もう、テレビだけ優遇される時代じゃーない。

民主主義と資本主義経済

 多くの国が、民主主義と資本主義経済という社会を選択しています。共産主義が対比する言葉になると思いますが、中国は共産主義の国でありながら、経済的には資本主義を取り入れてます。

 今回のアメリカ大統領選挙を見て、民主主義ってなんだろうな?と正直思いました。というか、アメリカ大統領選挙って直接選挙じゃないんですね。トランプ大統領のお陰なのか、詳しく知る事ができました。

 州ごとに、候補者の投票数を集計し、勝った候補が州の「選挙人」の票を総取りする方式。州によって、総取りなのか比率でいくのかも違うし、選挙人の数も違う。直接的に、大統領候補に投票するけど、最終的には選挙人が投票するという、直接的間接選挙ともいうのだろうか。

 未だに、結果は決定していない。選挙に不正があったとして訴訟になっているからで、民主主義というのは、自由があるのだけど、場合によっては難しい。

 表現の自由言論の自由、信教の自由など、色々な自由が約束されている。自由なだけに、コロナウィルスが広がってもマスクをするように強制もできないし、家から出ることを規制するのも難しい。

 特別な法律を作れば可能だが、基本的には個人の人権や自由は保証されていないといけない。

 アメリカでは、武器を買う事も所持する事も規制されていない。これも、憲法で認められた個人の権利だから。

 資本主義というのも、名前の通り資本(お金)が一番でお金さえあれば、なんでも可能だ。お金を持っている人が一番偉い。アメリカの裁判では、お金持ちが凄腕の弁護士を雇えば、どんな事でも勝てるらしい。

 それこそ、資本主義の本質かも知れない。アメリカでは、選挙権も、みんなにあるわけではなく、有権者登録をしなければ選挙もできない。自由で、平等だと勝手に思っていた自分のアメリカの姿とは全然、違う。

 人種の違いによる差別は、当然のようにあり、お金がないと裁判になっても勝てない。これが、本当に民主主義の姿なのだろうか?

 いや、これこそが本当に自由になった本当の姿なのかもしれない。それであるならば、中国のような政府によってある程度規制される国家というのも、ありなのかも知れない。

 ただ、その政府が少数の人物によってコントロールさせるのであれば、話は別だが。トランプ大統領が実行したように、力を持った国家が、自国だけの利益で動き追求し、中国のように、武力と経済力を持って、周りの国を従わせる。

 結局、昔と少しも変わってはいない。資源を持ち、経済を掌握し、軍事力を持った国が世界を支配する。何も変わっていないんだと実感する。