アメリカで起きた警官による黒人への暴行で各地でデモが起きていますが、そこから銅像などが破壊されるなどの行為も起きています。
でも、銅像を破壊したり撤去したところで、過去の歴史がなくなるわけではない。むしろ、それらの物がなくなることで、過去の出来事が忘れられる恐れもあります。
さて、同じように過去の精算を徹底的に行っている国があります。もう、分かりますね。韓国です。
韓国の教育現場では、日本語を由来とした言葉が多い。そこで、これらの言葉を使わないようにしようと。しかし、そこには日本から一般の人も教育を受けれるようになったというプラスの部分は全く評価も検証もせず、日本悪しという偏った考えで変更しようとしています。
元々、韓国というか朝鮮では、両班（ヤンバン）と呼ばれる貴族階級の人のみが教育を受けれました。一般の人は、文字すら読めない。それが普通でした。当時は、漢字オンリーでしたので、漢字を読むのは当然ですし、それを朝鮮の言葉で発する必要があります。
更に、意味も覚える必要がありますから、教育水準が高くないといけません。ただ、この教育は貴族階級のみで行い、文字を読むのも貴族だけ。民衆は、読めないために無茶苦茶な契約内容を書いた契約書で契約され、こき使われたりします。
法律も文字が読めないと理解できないので、両班は圧倒的に有利な状況で庶民を利用できます。そもそも、奴婢という形で奴隷が公式に認められていましたので、人を労使させるのは合法な社会だったわけです。
それが、日本が統治するようになり、奴隷制度も終わらせ、教育もみんな受けれるようになったのです。それも全て、反日教育でどのようになっているかは分かりませんが、李氏朝鮮時代は、ずっと変化していないわけで、その後どのような経緯で教育を受けれるようになったのか？という部分で辻褄が合わなくなると思うのですが…
ただ、彼らの歴史というのは真実の歴史とかデータは関係なく、自分達がこうでなければいけない、こうだったはずだ！と考えることが彼らの歴史。その時点で無茶苦茶なのですが。
このように地名で残っているものも消して行こうとしています。歴史は、歴史なんですが、それすらも消そうとしています。地名で残っているものは、何かしら理由があり、そこから過去の歴史を学んだりするものですが、それすらも出来ない国なんですね。
日本も過去の歴史を消すことが出来るのであれば消しているでしょう。でも、それをしてしまうと同じ事が繰り返されてしまう。だからこそ、靖国神社の隣には遊就館があり戦争に関連する展示物があります。ここは、戦争に関しての様々な展示がありますが、それでどう感じるのか？それは、それぞれが考える事。
日本が負けた歴史だからと言って、これらを無かった事にはできない。どういう経緯で戦争になり、なぜ負けたのか？なぜ、あそこまで戦線が広がったのか？戦争の目的は、なんだったのか？それらを過去の資料や現物から探るしかない。
単純に当時の政府が悪かった…では、済まない。それが一番単純で簡単なのだけど。
今の常識で、過去の事を見ても問題は解決しない。過去には、アメリカでも奴隷制度があり、そこから今の人種差別問題になっている。奴隷制度が無かった…なんて言い出したら、何が問題なのか？すらわからなくなる。
歴史は歴史。過去は過去。
