フォーミュラeも終わった。毎回波乱のレースになるフォーミュラeも来年シーズンは更に大変になりそう。
フォーミュラeとは、簡単に言うとF1のエンジンがモーターになり、バッテリーを搭載した車でレースを行うレースカテゴリ。
電気で動くので、排ガスや騒音がないので都市で開催できるのも特徴。
都市で行うので市街地コースとなるので、レース用の舗装がされていない一般道で走るので凸凹だったり、マンホールの蓋なんかがコース上にあったりする。
電気で動くので、ファンブーストという仕組みがあって、人気投票で上位の人は数秒だけ電気エネルギーを増やして走ることはできる。
同じように特定のレーンを走ることでエネルギーを少し増やして走る仕組みもあったりする。なんか、マリオカート的な仕組み。
今年は、日産が参戦して最終的に4位になった。BMWも参戦して、アウディなどのメーカーと鎬を削っていた。電気自動車は、今後増えていく傾向でヨーロッパでは完全に電気化されるとも予想されているので、今後も多くのメーカーが参戦してくるカテゴリとして注目されている。
来年は、メルセデスとポルシェが参戦してくる。どちらも、WECやGTなどのレースで常に上位にいる猛者。それにしても、ドイツはすごい。レースに参戦しているメーカーは、メルセデス、BMW、アウディ、ポルシェともに好成績を出している。日本のメーカーとしては、トヨタがWEC、WRC、日産がフォーミュラe、ホンダがF1に参加しているけど、ヨーロッパ勢と比べてみると規模も成果も劣ってしまう。
レースが勝つ事がメーカーの目的ではないので、参加するだけでもいいのだけど。
レースなどで蓄積される技術であったりノウハウというのが少しずつ車の性能を左右する。多くの部品の集合が車であったりエンジンだったりする。いきなり、完成品になるわけではないので、パーツごとの素材や加工技術などが最終的に影響してくる。結局、大元の素材や加工技術を持っているほうが強い。
高級車といえば、ベンツ、BMW、アウディ、ポルシェでお金を持つと国産車を買わないのは、どこの国も同じようで、日本車は性能が良くても高級な車という認識はされていない。ブランドイメージを強化するのもレースというのは良い方法だと思うけど。
