とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

電電公社を知らないのか…

 NTTは、元々の名前は何か?というクイズだったのだけど、電電公社っていうのを知らない人が多いらしい。JTが専売公社というのも、当然知らないんだろうな。いや、生まれてからNTTだったら知らないのも当然なのだけど。

 NTTはNTTドコモの株をTOBで買い付けて完全子会社化する。これは、かつての動きとは反対で、巨大企業NTTを東西NTTに分割し、更に全国的にまたぐ回線などはNTTコムが扱うようにして、携帯はNTTドコモという感じで、分割していった。あまりにも巨大な組織だと様々な決定が遅くなる。そこで、組織を小さくして、それぞれで決定できるようにしたという意味もあるけど、実際はあまりにも巨大で力を持ちすぎたNTTの力を削いで、他の通信会社(KDDI、SBなど)と競争させるためだろう。

 ところが、世界的にはGAFAに代表されるように巨大企業が市場を席巻して、それに対抗するには企業規模も必要ということなのだろうか…

 日本を代表するIT企業ということでコメントされていたのだけど、IT?なのか?いまだに申し込みは紙だったり申請書ベースでFAXも使う。回線工事を行う協力会社の工事スケジュールは、ホワイトボードで管理している。これは、DB化できないという話だった。できるけど、お金がかかるのか?できない仕組みなのか?は、その時には聞けなかった。

 どう考えても、IT企業という感じでもないし、GAFAと比べるとIT化が出来てるとは思えない。最低でも、紙ベースのものだったり、FAXを使うところから変化しないとGAFAには対抗すらできないだろう。FAXは、あまりにも効率が悪い。電話回線を使って、数百kbps程度の通信速度しかない。しかも、受信側でも紙が必要。

 NTTは、元々は電電公社と言われるように公の会社だった。いまだに、その感覚は抜けてないのだけど、NTTの建物が市役所などの官公庁が多い場所に存在するのは、その名残だ。GAFAに対抗するには、完全に民間から出てきた会社じゃないと対抗できないと思うのだが。そんな会社は、日本にはあるように思えない。なぜ、ここまで違うのだろう…