いつも読ませて頂いている「マスクド・ニシオカ」さんのブログで退職についての内容が。
かつては、「転職」なんてものはタブーで最初に勤めた会社にずっと「勤め上げる」というのが良いという感じでした。実際には、今でもそうだと思います。「転職」って、RPGのキャラくらいしかメリットがないのかも知れません。(そんなこたーない)
戦後の日本の会社は、お家に仕える武士のように「滅私奉公」的な感じで、転職なんてものは「忠臣は、二君にまみえず」という考えからか倫理的にNGなような状態でした。
それが、意識的にも変わってきて「転職」も比較的自由にはなりつつはあります。それでも、「転職」するには「退職」しないといけないわけです。
転職する理由は、色々とあると思うのですが、勤めた期間が長ければ長いほど辞めにくくはなります。一般的には、給料も少しずつは高くなります。それが、転職したらリセットボタンを押すように最初からやり直しになる可能性もあります。
また、長い期間での人間関係もなくなりますので、今まではお願いできたことも出来ないかも知れません。(実際には、そうなります)
転職って、かなりリスキーなのは間違いないのです。
では、自分の場合はなぜ「会社を辞めたのでしょう」特定の名前などは出せませんので、具体的な部分は省略しながら書いてみます。
最初に勤めた会社は、某企業の関連会社で親会社のシステム的な部門が独立した会社でした。よくあるパターンですね。
仕事は、親会社から色々と来るので、何も考えなくても困らない状態。サービスの運営を代行したり工場での設計業務を業務請負って形で行ったり。
自分は、工場での設計業務を請け負う部署に配属になりました。そこでは、ホストコンピュータの開発を行っていました。(これで、ある程度絞られてしまうのかな?)コンピュータを自前で作るわけなので、OSや周辺機器も自前です。買えるものは、買っていましたが、OSが独自となると開発する部分は多岐に渡ります。
そこで、一部分の設計を請け負っていたのです。何もわからない状態ですので、覚えることも多く、日々の仕事をこなすだけで精一杯でした。
やることも多いので、残業、残業で考える暇なんてありませんでした。しかし、その頃からダウンサイジングということで、ホストコンピュータに代わりサーバが台頭してくるわけです。
当然、ホストコンピュータの開発も縮小していきます。そういう場合は、最初に切られるのは、請負をやっている所です。そう、自分の部署です。
仕事も慣れてきて、住んでいる場所も慣れてきたところでしたが、突然違う場所に異動となるのです。会社の寮に住んでいましたが、寮も移ることになります。
寮に住んでいると会社の先輩や同期もいて、仕事の話などもしましたが、請負というのは「忙しい部署」に配属されるので「常に忙しい」。更に、その開発が終われば次はまた忙しい部署へ移されるわけです。
続きは、明日