調べ物をしていると自分の興味のあるブログなんかついつい読んでしまう。その中で、火薬技術が進んでくると城壁を低くして強度を強くして・・・なんてことが書かれていた。
高い城壁だと大砲で壊されるので意味がないという意味なんだろう。
近代的な城郭として有名なのは、函館の五稜郭。
昔ながらの天守閣と石垣と堀ではなく、土を盛って作っている。これは、大砲などの砲弾が飛んできても、土で防ぐため。近代戦でも、塹壕を掘って防ぐ。
上に行くより下に下に。という感じ。
ただ、五稜郭も海に近すぎて艦船からの大砲で被害を出してしまうのだけど・・・
では、戦国時代からある中世の城は役にたたないか?西南戦争で、新政府軍の居た熊本城を落とせなかったのは有名な話。城も、縄張りが大事で構造的に直線的に攻めれないようになっていたり、袋小路になるような仕組みが満載。
天守閣ってあんまり意味がない。実際に、江戸時代に建てられた城は天守閣がない場合があったりする。見晴らしはいいけどね・・・
さて、最初の話で城壁を低くして・・・というのは、確かに大砲で壊されないかもしれないけど、簡単に越えられる程度では防御施設として機能するだろうか?
手投げ式で破裂するような兵器があれば簡単に壁を越えて、壁の向こうの敵を攻撃できる。あんまり、意味がないような気がする。
大砲で攻撃すると言っても、壁を破壊するのに大砲の弾を使うとも思えないし・・・
そんな事を考えながら、城に行ってみるのも楽しいです。
江戸城も、天守閣があった場所まで入ることが出来ますので、行ってみると楽しいです。大奥のあった広大な広場もありますからね。