とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

昔の方が効率は悪かった?

 今は、PCやメールなど仕事するうえで様々なツールがあります。仕事の効率化も色々と言われていますが、それを考えると昔の仕事の仕方について、「効率が悪い」という話がありました。まあ、確かに効率は悪かったように思います。

 

 自分が社会人になった時は、PCもありました。ただ、MSーDOSという文字だけのもので、今のものとは違います。根本は、同じですが。ワープロは普通にありましたので文書の作成はワープロで行ってました。

 

 ワープロの台数も、それほど多くなかったので、基本は手書き。半透明な紙があって、それに書いて「青焼き」という独特な印刷があって、文字を書いている部分だけ青くなる紙で印刷して、会議などで配布してました。調べものも、会社内に図書室みたいものがあったので、そこで調べてました。

 

 ネットで簡単に調べるというわけにはいかない。そこは、大変でした。メールもないので、基本は電話。文書を送るのも、FAXしかない。そう考えると、色々と不便です。

 

 出張とかの乗り換えも、時刻表を調べてから経路を自分で考えてました。出張先の地図も、全部あるわけではないので、行った人に行き方を聞いたり。よく行けてました。今更ながら。

 

 データも、3.5インチのFDが出始めていた頃だったので、それを持ってデータの受け渡しをしていました。でも、5インチのFDがまだ普通に使われていました。FDって言っても、知らない人が多いだろうなー。仕事で関わったあるシステムでは、8インチのFDを使ってました。片面しか読めないFDDもあったので、FDを裏返す必要もあったり。今では考えられないです。

 

 FDを手渡ししていたので、スニーカーネットワークなんて言われる場合もありますが、スニーカー履いてないけど……

 

  とんでもないくらいに効率は悪そうに思いますが、PCがここまで普及して、メールもどこでも使える。ネットで、簡単に調べることができる。でも、仕事のスピードは上がっているのだろうか?文書作成の部分では、上がっているように思いますが、結局人間が関わる決定するという部分では変わっていない。人間の思考が早くなっていない以上、そこまで早くなっていないように感じる。

 

 提案書なども、自分がどのように提案するかを考え、データを集めて文書を作る。結局、考える部分が早くならないと、革命的に早くならない。思考するという意味では、どれだけ自分の脳に知識を蓄積できるか?が重要になってくる。色々な情報が簡単に入手できると思考するという部分が少なくなっていると感じてしまう。

 

 わからないから、自分で考え予測し予想する。簡単に情報があると考えなくなってしまう。業務効率という部分の事務処理は早くなった。それは誰でもできることでもあるし、コンピュータが更に発展すれば人間でなくても出来る。新しい発想をしたり、全く異なるアプローチができるというのは、人間の思考だと思う。

 

 スマホを置いて、出かけてみるのもいい刺激になる。わからないことがあったら、図書館に行って辞典や辞書で調べてみるのもいい。調べる途中で、関係ない情報が目に止まり、そこからアイデアが出てくるかもしれない。

 

 蓄えた知識は、無駄ではない。