とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

まだまだあるのね・・・村八分

ニュースを見ていて驚いた・・・まだ、あるのね・・・やっぱり・・・


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集落に住んだ人が村八分って、田舎に住んだことがある人なら理解できる内容なのだけど、この場合は少し違っていて「Uターン」で戻ってきた男性ってことだ。
つまり、全く知らない人が来たわけではなく、元々集落に居た人っていうんだから凄い。

男性含めて14世帯くらいの小さな集落だから、そこで村八分になるとどうにもならない。

2013年9月に人権擁護委員会に申し立てをした際に、自治会の回答は「住民票を移していない」という理由だったとか。住民票を移動しても、自治会の会員の賛同が得られないとして自治会に入れず、村八分になり今回は、大分県弁護士会が人権侵害にあたるとして是正勧告をした。

でも、勧告されてもきっと変わらないでしょうけどね・・・法律とか基本的に重要だと思っていないし、自分達のローカルルールのほうが上だと思っているだろうから。

そもそも、基本的人権って言ってもね・・・

最近は、「田舎くらし」なんて特集なんてされていて、大分の県北部の複数の市が人気の町として特集されていたりするけど・・・実態を知っている自分としては全く信用していなかった。

田舎というのは元々閉鎖的。これは仕方がない。そういうものだもん。

九州もそうだけど、島になると出身者以外には冷たい面もある。九州出身者でも、県で変わってくる。その中でも、大分って閉鎖的と感じていた。福岡は、色々な県の人がいるので比較的オープン。長崎も昔からの気質なのか比較的オープン。外国人が昔から来てるしね・・・

大分、熊本、鹿児島は、どっちかというと閉鎖的。

熊本は、九州の中心地という気持ちが強いからなのか、そういう印象を受ける。鹿児島は、独特の文化もあるし明治維新の立役者でもあるし、一時は九州を統一しかけた島津藩という意識もあるからなのか、他県とは違うという気概がある。

その中で、大分って・・・なんもないけど閉鎖的。

大分県に関しては、村八分勧告は過去にも2件あったというわけだから、普通にある。田舎暮らしに憧れても、こういう事もある。
昔から住んでいる人が新しく来た人が価値観とか、生活の仕方が違うというのは仕方がない。でも、田舎には許容することはない。排除しかない。

でも、これって人間の本能らしい。許容の範囲が、昔から集落の人間しかいないところは範囲が狭いのだろう。

集落出身の男性なのだから、そのことは理解していたのではないだろうか?

そもそも、自分なら絶対に戻らないけどね・・・

地方が疲弊しているとか、人口減少の問題とか高齢化の問題とか色々と言われているし、古いマンションでも高齢化が進んで「ごみだし」が難しいとかで、ボランティアで「ごみだし」を行っているところなども報道されていたりする。

千葉や埼玉でもそういう状況があるわけだから、地方の集落なんて新しい人が来ないと本当に困るはずなのだが・・・理解していても納得できないくらい揉めたのだろうか?

小さな集落で村八分になったら、もう出て行くしかないだろう。そもそも、そういう集落に居る意味はないと思うのだが。

集落も13世帯くらいしかないのだったら、すでに限界集落だろうから数年後には無くなっているだろう。

人の流れも水の流れのように高いところから低いところに流れるように、利があるところ住みやすいところに流れていく。これは、誰も変えることはできない。都会に人が移動するのは、それだけ利があり良いところがあるから。

都会に住んでみないとわからない。残念ながら、田舎の良いところは感じることはなかった。東京から見たら、福岡市内でも地方都市と言われてしまうけど、東京と福岡でも住んでみると違った。

関東の交通機関の利便性を感じてしまうと地方都市でも不便に感じてしまう。

大学附属の病院も多いし、クリニックも沢山ある。電車に乗って移動することが考えれば、有名な大学病院にも色々と通院することができる。

自分の親が、近くの病院が少なくて困っている話を聞くと、年齢が上がれば上がるほど都会のほうが便利だとしか思えない。

田舎のいいところってなんだろう・・・自分にはわからなかった。