とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

安倍総理が変わっても、変わらないのに

toyokeizai.net

 安倍総理の辞任で、韓国では日本との関係が良くなるのでは?と考えているようです。個人的に、安倍さんが韓国に対して、厳しい姿勢だから日韓関係がおかしくなったという理論でしょう。

 いや、そんな個人的な感情で外交関係をなんとかできるわけがない。個人的な感情や、一時の感情だけで法律や国家間の約束を反故にできる国は、そっちなんだが…

 それだけ大統領の権限は、強大なんでしょう。トランプ大統領も、本当に公の人?と思うくらい個人的な趣味、趣向で政治をやっているとしか思えない。日本の政治においては、コロナ対策で緊急事態宣言でも明確になったのが、総理大臣からは知事に要請しかできないということ。知事が管轄内で宣言することで、実行される。

 総理大臣と言っても、与党の代表も兼ねているので与党内での評価も重要。好き勝手にやって、反対する人は解雇できるなんて仕組みになっていないから、党内調整も必要。なんか、日本的。

 権力が一極集中していないから、色々な調整が必要で即断即決ができない。良い面も、悪い面もある。それは、どの仕組みでも同じ。

これまでの韓国の歴史教科書では、植民地からの解放について「光復は連合国の対日戦勝によってもたらされたものだが、同時にわれわれの粘り強い抗日独立運動の結果でもある」とされてきた。つまり苦肉の両論併記だったのが、文在寅大統領は「われわれが日本を打ち負かして、われわれの手で解放(光復)を勝ち取ったのだ」と言い出した。

韓国では近年、テレビドラマや映画などの抗日モノには必ずといっていいほど「独立軍」なる存在が登場し、日本軍と戦う華々しい戦闘シーンが売りになっている。韓国人にとって、そうした夢あるいは理想(あるべき歴史)としてのドラマ的な抗日活劇談のような対日戦勝史観が、今や大統領によって事実としてあった歴史であるかのように主張され始めた。

 ドラマでも、韓国は日本と戦って独立したというストーリーで洗脳に近いことをやっている。それを見て、信じるんでしょうね。信じるというか、韓国人の場合は自分達に都合のいい歴史が真実の歴史という意味不明な変換が起きるので、彼らの脳内では、もうそれが真実なんでしょう。怖い。

 その歴史を「勉強」したと思っている韓国人と歴史に興味がない日本人が会話とすると、歴史を知らない日本人になるんでしょうが、いや、そんな歴史はないんだが。

たとえば官民挙げて嬉々として扇動、展開かつ愛国運動として称えられた不買運動もそうだが、韓国のような先進国レベルの国で特定国の製品の不買を、国を挙げてやるような国は世界のどこにもない。その異様さ、異常さを知るべきだ。

先ごろ韓国大手紙の「中央日報」が「あの反日不買運動は選択的不買運動だった」と総括していた。つまり、韓国で代替できるものは不買対象になったが、代替できないものは不買にならなかったという。結局、ご都合主義的で“いい気な愛国”だったというわけだが、そんな反日パフォーマンスが、韓国という国の品格(国格)にふさわしいのか。

 不買運動は、原材料まで見て日本産が入っていると買わないという話まで。でも、それを言ってしまうと…そう、サムソンのスマホに日本製の部品が多いのも有名な話で、半導体の製造に必要な化学薬品が多くが日本からの輸入だったというのも知られた話。となると、韓国産のスマホって買えないし、売ってもいけないと思うのだが。そんなツッコミをすると、感情的になって激怒するんだろうな。

 スポーツやビジネスでも、韓国人で優秀な人が多いので、理論的に考えればわかるはずなんだけど、やっぱり理解不能な国。

 不買運動という意味では、韓国製の物は無意識で買ってないな。買いたいと思うものがない。中国産も、食品だと場合によっては敬遠する場合もあるし。餃子に毒が入っていた事件から、加工品とかは敬遠している場合もある。でも、これは運動とかでなく個人の選択の問題で、誰からの強制でも強要でもない。

 自由な民主主義だから、個人が選択して消費することに強制も強要も意味がない。そういう意味では、韓国も同じなんだろうけど、明確に日本製品不買運動って言ってるしね。韓国の議員で使っているボールペンが日本製だったとかで、批判されて翌日には韓国産の物に変わるなんてこともあったな。日本で同じことがあっても、話題にもならないだろう。ボールペンがどこ産なんて関係ない。自分に合う物であれば、それが一番。

 ただ、日本の最近の低粘度ボールペンの書きごごちに勝てるものが多くあるとは思えない。三菱のジェットストリーム、PILOTのエマルジョンインキ、ペンてるのビクーニャ、ゼブラのサラサなど昔の硬いボールペンとは全然違う。

 周りに何気なくあるものが、とても高品質で性能がいいことに感謝しないといけないし、ITとか金融ばかりが注目されるけど製造業も評価して、使っていかないといけないと思う。

アメリカ海軍の空母も稼働率低下が問題に

globe.asahi.com

 2019年12月の記事なので、少し古いですがアメリカ海軍が保有する11隻の空母のうち、実戦稼動中なのは2隻という内容でした。他は、整備や整備後の訓練を行なっていて、稼働中の空母も任務終了後は、整備に入るでしょう。

 空母だけでなく、空母艦載機でも稼働率が問題になっているようで、稼働率の低下は即戦力の低下を意味します。稼働率は、その国の工業レベルが反映される内容なので、簡単には上がらない。選定した機種によっても、稼働率は変わる。

news.yahoo.co.jp

近接航空支援専用機A10C 72.51%
万能機ストライクイーグルF15E 71.16%
ファイティング・ファルコン F16D 66.24%
世界最強のステルス戦闘機F22 51.74%
F35A 49.55%

 F15の稼働率は高く、それでも71%くらい。F35は…F35の稼働率の目標は80%という事らしいので、100機あっても80機稼働できれば優秀。F16も高い方ですが、66%程度とは。

 稼働できる機体から作戦に参加できる機体を考えると、単純に装備を買えばいいとはなりません。

 F35は、このデータではF35Aで空軍用の通常型。海軍用のB、垂直離着陸可能なCとなると、稼働率は下がるでしょう。80機のF35Bを購入しても、40機以下しか使えません。40機使えたとして、空母に全て搭載しても全部は使えません。一定数は、残しておきますので、実際に一度に使うのは20機程度でしょう。その20機も飛ばせば整備が必要です。

 このデータを見ても、軍隊は金がかかります。高額なF35でも、稼働率が低いと宝の持ち腐れですね。

竹島防衛に空母が必要???

japanese.joins.com

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 韓国は、竹島の防衛には空母が必要という事らしい。日本が空母を持ち、その空母を竹島に展開して、竹島の奪取にきた時に、水上艦隊の対空能力のために空母が必要という理論。

 日本側は、空母艦載機で艦船を攻撃してくるので、対抗するために艦載機での防衛が必要って。

 こういう記事を見ても、完全に敵対国なんですね。アホか

 竹島を日本が空母を展開して奪取しても、メリットが見えてこない。韓国と戦争して、今のところメリットなんて見えてこない。本気で、日本が竹島を狙っているとでも思っているのか?アホか

japanese.joins.com

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 ここでは、タイトルからして日本の空母に対抗するにはって…本当に、軍事を知っているのだろうか?小さな島を取るために、大規模な軍事活動をするのか?竹島を取るにしても、まずは釜山などの都市を攻略し、橋頭堡を確保してから周辺部に向かうだろう。竹島とっても、補給基地にもならんだろう。

 韓国では、竹島は韓国領土だという教育を小さな頃からやっているらしい。竹島こそが、日本に対して、重要な場所だと思っているのだろう…いや、地図を見ても、釜山の方が近いし、補給路の確保という意味でも…

 単純に考えて、島を防御するために大規模な空母艦隊を作るくらいなら、その島は捨てるだろう。最低限の防備はするにしても、その島に戦略的に大きな意味がなければ、特に必要じゃない。

 竹島が、航空基地になるくらい大きければ、重要な拠点だけど…小規模な部隊しか配置できない島では、戦略上の価値は低い。

 そのために、空母を投入するのか?合理的に考えれば誰でもわかる事なんだけどね。

japanese.joins.com

 空母艦載機の攻撃から水上艦隊を防衛するためには、空母が必要とは???その考えだと、水上艦隊には必ず空母が必要になってくる。いや、無茶だ。

 イージス艦があればいいんだろうけど、通常の艦隊でも対空レーダーや、対空ミサイルを装備している。航空機に対して、全く反撃できない昔とは違う。

紛争が発生すれば現場の周辺国の空母搭載ステルス戦闘機は数分以内に韓国の水上戦闘団を奇襲打撃し、1時間前後で戦闘状況を終了すると判断される。

これに対応する韓国の地上発進F-35Aは200キロ以上を飛行し、空中給油を受けて紛争現場で運用しなければならないため、適時に対応するのが難しい。適正規模の地上発進F-35Aが空中給油を受け、現場に24時間待機するのは、気象や作戦距離などを考慮すると不可能だ。

特に周辺国が攻撃の時期と場所の選択の主導権を握り、空母ステルス戦闘機による奇襲攻撃をする場合、我々の水上戦闘団の生存の可能性はさらに低下する。

 全く、意味不明だ。紛争が発生した場合に、紛争が予想される地域に展開している艦船を1時間前後で敵の空母艦載機が攻撃を完了するから、空母も展開していれば即時に対応が可能だと。地上からの支援では、遠いし24時間上空監視できないから、空母が必要という理論。

 紛争地域が特定できて、空母が展開できる状況であれば、地上基地からの航空支援も可能だろうし、悪天候でも空母が対応できるわけではない。いや、航空機なら一緒だけどな…艦隊周辺は、晴れていて、地上基地周辺が天候悪化ならわかるけど、基地は1つじゃないよね…

 そもそも、韓国の艦船は対空戦闘能力持ってないのか?こんな内容が記事になるくらいなのか。

ダルゴナコーヒーって流行ってる???

 何気なく見ていてテレビで10代に人気の食べ物のランキング。2位がタピオカだった。すでに、タピオカもブームは過ぎたのか?と思い、1位はなんだろう???と。リモートで参加している色々な年代の人も正解者がほとんどいない。数名正解者がいた。なんと、「ダルゴナコーヒー」が1位とな。

 なんだ、ダルゴナコーヒーって…

 韓国発祥の飲み物で、インスタントコーヒーを泡だてて冷たい牛乳に乗せるものらしい。いや、初めて聞いたわ。バターコーヒーなんて一時期話題になっていたけど。また、新しいものが。

 と思ったのだが、正解者がほとんどいなかったんだよね。年代が違うと言っても、1位になるくらいなのにおかしくない???そこで、大きな疑問を感じた。

 いや、この手の事ってたまにあって、ネットでも話題になるけど、やたら韓国推しで韓国凄い!若者の間では、韓国大好き!みたいな映像になるんだけど。いや、そんなことになってないよね…出演者も、微妙な雰囲気になって「ああ、そうなんですか…」という顔になってる。

 ネットニュースでも、必ず韓国に関連したニュースがあるけど、どうでもいい内容が多い。

 それで、注意しないといけないのが、わざと多くニュースにしたり記事にするようにしているらしい。まあ、民間の会社であればお金払えば何とでもなりますからね。韓国は、韓流ブームで有名なようにドラマなどを国が支援して作って、それを広めている。

 国主導でイメージ戦略をやっている。当然、ニュースなどでも同じような事をやっているでしょう。今回のダルゴナコーヒーの件でも、違和感を感じまくりです。

 コロナで家にいるので、そこで自分で作れるのでブームになったとか。いや、それなら本格的なコーヒーの入れ方を勉強するでしょう。今回の期間で、湯の量と豆の量の比率とか、お湯を入れる時間などを計測する事を学んで、今までと違う味のコーヒーを入れる事ができるようになりましたし。

 怖いのは、こういう番組とか報道が増えると自然と「韓国の物って流行ってる」とか「韓国の方が流行の最先端だ」とか思ってしまう事。ニュースとかも、韓国寄りの内容が多いと自然とそう思ってしまう。いや、報道って怖いです。

 今回の安倍首相の辞任の件でも、批判が多いのが不思議。コロナ対応で、休みもなく対応して持病が悪化するというのは、仕事熱心であり対応が後手後手であっても、怠けているわけではないわけだし。

 記者会見しても、報道関係の人の質問のレベルの低さに恥ずかしくなってしまう。いや、報道に関わっている人って…なんだろね。密を避けましょうってニュースで言っている会社が、記者は密だったり、昼夜関係なく張り込んだりね。

 記者って、会社員であって、優秀かどうかはわからないし、会社に所属しているから会社の方針に従っている。つまり、最初から偏っている。中立すぎても面白くないけどね。

 コロナの件では、夏になったら高温多湿でウィルスが弱るから感染者が減るなんて言ってたけど、その後、その件については全く触れないけど、どうなってるんだろう?PCR検査さえ多くすれば、感染者は減るってのも、どうしたんだろう?検査数増えても、関係性は見えないし。

 自民党の総裁選挙についてもどうなんだろう???通常選挙か?緊急時の選挙か?なんて言ってますが、結局、自民党の中の派閥で投票する人を決める以上、派閥の長がどう動くかだけ。派閥の上だけ抑えておけば流れは作れる。なんか、会社みたいだねー。

 国会議員ともなれば、それぞれが国民の代表で大きな発言できる立場なはずなのに、結局、政党に所属した段階で、政党が優先され、派閥があれば派閥の論理が優先される。

 その派閥の幹部は、自分達の都合のいいように動く。これじゃ、変わりようがない。

 急激な変化を望まないので、派閥同士で調整しているんだろうけど。

 コロナの自粛生活も、色々と窮屈すぎて嫌になってきた。熱中症での死者の方がコロナの死者より多いんだよね…

空自と中国空軍がもし、戦わば

 軍事衝突を想定した記事も色々とありますが、中国空軍との想定というのも面白い内容でした。

jbpress.ismedia.jp

 中国が保有する2,000機のうち新型機は、1,200機。空自は、300機という事で、当然、空自は不利です。数では、勝てるはずがありません。ミサイルの性能や機体自体の性能もほぼ互角というまでになっていて、機体の性能では有利とは言えなくなってます。

 中国も軍隊の近代化を進めていますので、当然の結果とも言えます。この手の比較では、総数で比較されますが当然のように全機体が投入できるわけではなく、点検、整備もしなければいけませんし、他国への警戒も必要ですので、一気に全機体を投入なんてできません。

 中国も国土が広いだけに、多方面に注意、警戒する必要があるので、2,000機持っていても全機は使えないし、日本側に全て投入できません。(当たり前か)

 稼働率が80%という高い数値だとしても1,600機(新型960機)半分を日本に投入したとすると、800機(新型580機)旧型は、行動半径が狭いので、防衛に専念するとすると新型の580機くらいが日本に飛んでくる数と想定します。

 それでも、行動半径だけで日本に来たとしても、戦闘になると大量の燃料を消費するので、単純に積載燃料の半分で飛べる距離では、飛んで帰るだけで何もできません。そうなると、中国の基地から飛んで、日本まで飛来するというのは現実的ではありません。空母艦載機だけで作戦を行うというのも、数的に無理があります。空中給油も可能ですが、日本との中間地点で行っていれば、事前に探知も簡単になります。

 そもそも、航空機だけで敵国領土に飛んできても、地上に配置されたレーダーやAWACSなどで位置を把握され、圧倒的に不利な状況での戦闘になるので、先に地上レーダーを破壊する行動が必要になります。レーダー探知されにくいステルス機でレーダーを叩いて、その後に通常の機体での攻撃という手順になります。

 ただ、日本みたいに資源のない国に攻撃しても、得られるものは少ないですし、海洋資源を得るためにしても、リスクが高過ぎる。焦土となった国を手に入れても仕方ない。現実的には、現状の軍備でも十分だと思います。

日本も空母を導入?

 昨日は、韓国の空母導入に関して書いたのですが、日本の海上自衛隊の空母導入について考えてみましょう。

 まずは、すでにヘリ空母とも言える護衛艦が存在しています。

ひゅうが型 「ひゅうが」「いせ」 全長197m

・いずも型「いずも」「かが」 全長248m

 今の段階では、ヘリしか搭載できないのでヘリ空母。艦名は、旧海軍の命名規則で日本の旧国名から命名されています。ちなみに、「いせ」については旧海軍で戦艦伊勢というのがあり、大戦後半に艦体後部を改造して半分空母とした変わった戦艦でした。

 そこから、将来的には改造して空母にする気があるのでは?なんて当初から言われていました。ちなみに、戦艦伊勢の全長は、219mで、「ひゅうが型」と近く「いずも型」は戦艦伊勢より大きい。戦艦伊勢は、半分だけ空母ですので、水上機をカタパルトで発艦させ、戻ってきた機体は、水上に降りてクレーンで艦上に戻すという運用を考えていたようです。

 巡洋艦クラスでも、後方にカタパルトを装備して偵察機を数機運用していましたので、それの拡大版という感じですね。

 いずも型は、今後改造してF−35Bを搭載できるように改造するようです。艦載機を搭載するだけなら可能ですが、空母から機体が飛ぶのに必要な装備や重さがどの程度なのか?甲板をジェットエンジンの熱から守る処理などやる事は沢山あります。

 ただ、空母は前回書いたようにお金がかかります。日本の場合は、守るべき海域が広いですが、空母で向かうには時間がかかります。航空機を緊急発進させて、上空で空中給油して目的地に向かう方がいいように思います。

 空母で大量の航空機を一度に展開させる必要があるのか?疑問です。甲板が広いので、色々な任務に使えるので、汎用性は高いのですが空母運用となるとどうでしょうか?

 アメリカ海軍の空母は、蒸気カタパルトと言って映画でも見ますが、航空機を蒸気の力で一気に加速させて短い滑走路で飛べるようにしています。さらに、アングルドデッキという着艦用の甲板を船体に対して少し左斜めに角度をつける事で、発艦と着艦を同時に行う事もできます。着艦で失敗した場合は、そのままフル加速でタッチアンドゴーで飛び立つ必要があるので、左斜めにして前方を空けています。

 いずも型の場合は、甲板は直線ですので、着艦と発艦は同時にできません。

 ロシア製の空母は、スキージャンプ方式で甲板の先を角度をつける事で、短い滑走路で発艦できるようにしています。それでも、アメリカ海軍の蒸気カタパルト方式に比べれば航空機の推力だけですので、滑走距離は長くなります。

 日本の自衛隊の場合も、蒸気カタパルトは無理ですので、先端に角度をつけ、垂直離陸機能があるF−35Bで滑走距離を短くします。それでも、燃料満載で武器もフル装備では飛べませんので、燃料、弾薬を減らして発艦し、上空で空中給油機で給油が必要です。

 そこまでして運用するくらいなら、通常の飛行場からフル装備で航空機を飛ばして、空中給油の方が効率な気がするのですが。外海で空母を展開しても、自衛隊専守防衛です。自ら攻撃する事はできません。やっぱり、空母の運用は自衛隊には向かない気がします。

韓国も空母を導入?どこで使うのだろう?

 韓国でも、空母の導入が議論されているようです。F35を導入すると空母も導入したくなるのはわかりますが…

japanese.joins.com

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 中国も持ってるし、日本も空母を作るっていうから作ろう!ってな感じですが、もう完全に日本は韓国の仮想敵国ですね。いや、もう仮想ですらないかも。揚陸艦も持ってますし、空母も必要な相手ってどこでしょうね?

 世界で13番目の空母保有国になれるか?なんて内容まで書かれてますが、こういうのが好きですよね。韓国は。世界何大強国とか、世界で何番目とかが大好き。もう、そのためなら国家予算も使うという感じです。

 ただね…誰でもわかる話ですが空母は金がかかる。空母も高価だし、運用に膨大な資源(人、物資)が必要。当然、艦載機も必要。艦載機だって安くない。

 艦載機については、パイロットの養成も必要で、空母の着艦は難しい。少しでも間隔が開くと空母への着艦は許されない。失敗したら、とんでもない被害になるので、地上の飛行場で一定のスキルを確認できるまで、空母の艦載機には乗れない。アメリカ海軍の厚木基地には、艦載機の部隊がいますが空母が整備、点検中でもしっかり訓練しています。

 簡単に、空母作って艦載機買えばOKなんて話じゃない。

 さらに言うと、空母なんて大きくで標的がでかいだけに攻撃は受けやすい。潜水艦が天敵とも言われていて、防衛するのは大変。攻撃受ければ、艦載機も飛べない状態になるし、航空機用の燃料と弾薬などを大量に積んでいる。自分の燃料、弾薬もあるので、簡単に大規模な爆発になりやすい。

 そのため、機動艦隊という形で、空母を中心に航空機からの攻撃を防ぐためにイージス艦、潜水艦母らの攻撃を防ぐために駆逐艦、潜水艦などを周りに配置する。

 これを考えただけでも、とんでもない金額が必要。さらに、1隻だけでは整備、休暇が取れないので、最低でも2隻。本当は、3隻が欲しいところ。空母打撃郡を編成して、運用しようとするといくらかかるのだろう?

 それでも、空母が必要な場合がある。日本のように、防衛しなければいけない海域が広く、航空機を運用できる滑走路も確保できないような場所があれば必然的に空母が必要になってくる。空母の運用としては、遠くまで離れたところでの航空機の運用なので、攻撃的な性格が強い。アメリカの場合は、その傾向が強い。

 万が一でも攻撃を受けて空母が損害を受けるようなことになれば、国の権威の失墜と言える。攻撃力は高いけど、防衛には難あり。先の大戦でも、日本は空母を複数運用していたが、艦載機が出撃した後に空母が攻撃を受けて艦載機が戻っても、着艦する空母がなくて艦載機は海上に不時着して多くの航空機を失ってしまう。なんて事も、何度もあった。

 結局、戦争末期には不沈艦という事で、地上の滑走路で空母艦載機も運用していた。地上の滑走路であれば、魚雷で沈む事もない。多くの航空機を機動的に運用できる利点があるのが空母であって、それが必要でなければ空母は必要ない。

 韓国は、空母を作って、どこに航空機を持っていくのか?北朝鮮は、陸続き。さて、どこと戦う気なんだろう?