OSのサポート
WindowsVISTAを今でも使っているのだけど、今年でサポートが終わってしまう。それに伴って、WEBブラウザなども新しいバージョンへ更新できなくなっている。
OSのサポートが終わることで、OS自体の脆弱性が高まるので、アプリ側でも脆弱性が高まるという理由らしい。
WindowsXPもサポートが終わっているけど、まだまだ使っているところは沢山ある。VISTAも同じように使われるかは疑問だけど、OSのサポート問題というのは、どのOSに関係してしまう。
WindowsXPが使われているのは、主に会社だと思うのですが、WindowsもXPが発売された頃に多数のパソコンが会社で使われ始めた頃。その前からも使われていたけど、個人レベルでメールやWEBが使えるようになったのはこの頃。
それに伴って、社内システムなどもXPベースが開発するから、OSが変更になってしまうとアプリも変更しなければいけない。このアプリの変更費用というのが高いし、変更すれば再度インストールしたり検証したりしなければいけない。
OSを変えるだけでも、沢山の経費がかかるしアプリも変更すれば同じ品質レベルで出来るか?もわからない。そうなれば、無理にOSを変える理由がないということで、XPが使われ続けるのでしょう。
アプリ開発費用がネック
同じような理由で昔のPC-9801クラスのパソコンが現役で使われているところもあるようです。ホストコンピュータも同じような理由で、COBOLが現役だとか・・・これも、既存のアプリがCOBOLで開発されたものだから、それを新しい言語に変更するのはお金がかかるし、レベルが上がるわけではない。実際には、保守性が高まるので以後の開発費用が安くなる・・・可能性があるのだけど、実際には開発費用が安くなることはないだろう。
それは、今までの言語で20kステップで300万の開発費用だとした場合に、新しい言語だと10kステップで出来るということで、150万にはならない。ステップ数で費用がかわるなら、沢山の無駄なステップを増やせば同じお金をもらえる。
提供する機能で費用が算出されるなら、言語が変わっても開発費用は同じということになる。結局、開発を依頼する側からすれば同じだから、手間がかからないほうを選択するのは仕方ない。
パソコンのOSに関しても同じような理由で、会社で使われるパソコンは壊れない限りは使われ続けるのでしょう。
OSのシェアを見てみる
OSごとのシェアについては、マイナビニュースに記事があったのリンクしておきます。
これを見てもMacは6%程度のシェアしかない。やっぱり、Windowsが大多数。XPが9%だから、中でも高いシェアがある。VISTAは、1%前後で人気がないみたい。さすがに、Windows95とかWindowsME、Windows98とかない。
ちなみに、モバイルOSのシェアも見てみる。
このデータもマイナビニュースさんにあった。世界的には、Androidのシェアが高く70%近い。日本は独特で、iOSのほうがシェアが高い。
Androidも、4.0以上を対応しておけば、ほとんどの機種に対応ができることがわかる。
OSのシェアを見ていると、Windows、MacOS、iOS、Androidは全てアメリカの会社のOS。ここでも、アメリカのIT企業の強さがわかる。