MVNOを検討していくわけですが、まずは基本的にところを抑えておきましょう。
携帯キャリアと呼ばれる会社は、NTTドコモ、au、ソフトバンクの3社になります。この3社が自前でアンテナを建てて、アンテナから通信回線を引いて音声とデータの通信を行っています。
通信も3社で異なります。
NTTドコモとソフトバンクがW-CDMAという方式です。これとは別に使用している周波数があります。若干違うんですね。
なので、それぞれのスマホがSIMロック解除しても同じように使えるというわけでもないようです。
CDMA2000
auだけ通信方式が違います。使用する周波数は同じような周波数帯ですが、通信方式が違います。
通信方式は、それぞれの言葉という感じなので、通信方式が同じでも話す言葉が違うので(英語と日本語)違う通信方式の場合は通信が成立しません。
使う端末によって話せる言葉が違うので、SIMロックフリーにしても、使えない場合があります。
SIMロックフリーについても、端末によっては対応していない機種も多いので、自分の持っているスマホが出来るか?によって、新しいスマホが必要になってきます。
なんか、そう考えると今までのキャリアが端末まで含めて提供するというのが、一番良かったのかも知れませんね。
iPhoneに関しては、appleショップで購入したものはSIMロックがかかっていないので、どのキャリアでも使えます。
ただ、ここも注意が必要なようです。というのも、以前バッテリー膨張でappleのサポートセンターに行った際に、修理というか代替機種に変更になったのですが、新しいiPhoneだったので聞いたのです。
「これって!SIMロックフリーって状態ですか!」
このiPhoneならSIMカード買ってくれば、安く使えるぞー!と思いました。
しかし、店員さんは
「いや、SIMカード挿したらロックがかかります。最初に挿した会社のロックがかかるようになっています」
だって・・・
ふにゅー・・・
さて、話は戻りスマホも対応する周波数、通信方式があります。
次に、MVNOもどのキャリアの設備を使っているか?を見ないといけません。
最初に書いたように3社(D,A,S)しかないんです。つまり、その他のMVNOの会社はこの3社(D,A,S)の設備を使っているだけなので、設備は持っていません。
どこの設備を使っているかで、対応できるスマホが違うのでMVNOの会社の設備を見ないといけません。と言っても、ソフトバンクはMVNOがない?らしいので、ドコモかauか?の2択なのですが。
そう考えると、対応しているMVNOの数も含めてドコモの網を使用しているMVNOを選択するのが賢いのかも知れません。