とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

敬礼は右手でお願いします

軍隊や警察では、敬礼と答礼を行いますが、この場合「右手」で行うようになっています。
意味は、右手が利き手だからです。

ここでも、同じように利き手である右手を上げることで「武器を持っていません」=「敵意はありません」という意思表示になります。
もう、どんだけ敵意ありません表示ばっかりなの???・・・

軍隊の場合は、ほとんど右手で武器を操作するようになります。これは、装備が右利き用で作られる場合が多いという理由があります。

両利き用で作るとコストがね・・・それに、故障した場合とかで予備の武器を使う必要があったときなどに、右利き用左利き用なんてあったら困ります。なので、基本は右利き用です。

武器を持つ右手を相手に見せるというのが重要で、左手での敬礼はアカンのです。

https://s.eximg.jp/expub/feed/Techinsight/2016/Techinsight_20161116_319296/Techinsight_20161116_319296_1.jpg

この画像は、橋本マナミさんが東京消防庁のイベントで1日署長をしたときの画像ということですが、1日署長だとまずいですね。
アイドルの画像とかで敬礼しているのはどっちでもええのですが、流石に・・・

左利きがまずい理由が他にもあって、ライフルを撃った際に火薬が入っていた薬莢が排出されるのですが、右からから出てきます。

youtu.be

http://joemiller.us/wp-content/uploads/M16-A2_rifle_with_M203_grenade_launcher.jpg

こんな感じですので、左に構えると・・・怖いですね。薬莢は、真ん中くらいのカバーが空いているところから出てきます。

動画は、M16というかM4カービンですが、これもなかなかリコイルが強いです。ストック部分にバネがありますが、バネがあるってわかります。
撃った銃の特性なのか上というよりも、右側に抜ける感じでした。ちょっと撃ち難かったです。

最近の銃器類は、どちらでも使えるようになっているものが多いです。
パーツの付け替えで対応可能なのも多くなっていますので、そういう意味では敬礼=右手というのも儀礼的なものでしかなくなるかも知れません。

利き手もありますが、効き目もあります。こればかりは強制的に直すことはできません。両目で見て、指を立てて先にあるものにかぶるように見ます。次に、右目、左目とつぶっていき、両目で見たときと指の位置が変わらないほうが利き目です。

右目をつぶって位置が変わらなければ、左目が効き目。左目をつぶって位置が変わらなければ、右目が効き目です。

右利きで、効き目が左目だと厄介です。

 

お辞儀とか正座でも違いが多い

空手とか居合いをやっている時に正座からの礼をする場合が多い。その場合に、左手から先にといわれる。
同じように座る時は、左足から。立つときは、右足からと言われる。

それぞれ理由があって、利き手が右手という前提と、刀の場合は必ず左腰に差すので右手が重要という理由もあって、左手から先に出すという理由らしい。
同じように、左足から座るのも刀を抜く時に右手で抜き右足が前になるから。

礼法と言いながら、相手に対していつでも対応できるということになる。

その時は、感心したのだけど、正座して左手を出したときに相手から攻撃を受けて左手が使えなくなるような状況になったら、残った利き手の右手で反撃できるだろうか?
そこまで気づかないような攻撃ができる相手には、きっと敵わないだろう。

まず、逃げるほうが先だと思う。

流派によっては、心臓が左にあるという理由から右利きでも右前の構えで習うところもある。でも、これは・・・

心臓って、左にはないと知ってしまうと、ちょっと理由が厳しくなる。

心臓の位置を図で分かりやすく解説【その痛み本当に胃ですか?】 | ヘルスケアPOCKET【病気の症状・原因・治療法を解説】

空手の場合は、五体を武器にするという考えだから、右でも左でも同じように練習する。ただ、組手の練習の場合はどちらかに偏って練習するのだけど・・・
五体を武器にするのであれば、右手でも左手でもどちらでもいいのではないのだろうか???

型では、右手の拳を左手で隠すという形もあったりする。色々な意味があるのだけど、攻撃する右手を左手で隠すことで敵意がないという意味でもあったり、攻撃する意志を隠すという意味だったりする。

結局、右とか左とかの違いは流派の違いとか考えの違いでしかない。ここでも、結局マナーとか礼法ってお互いに認識があってないと意味がない。と思うのです。

 

一般的なマナーとかってどうでもいいと思う時がある

主にテレビとかで、マナー的なことを放送している番組があったりするのだけど、最近どうでも良くなってきた。
というのも、マナーとか礼儀作法ってお互いに知っていないと意味がない。

相手が知らない時に、こちらだけ知ってもいても「あの人何しているんだろう?」となってしまう。
マナーというか、最近の話では焼き鳥を串から外して食べないでという話。

まあ、正直言ってどうでもいい。

作る側からしたら、時間をかけて串に通して・・・というのも理解できる。ただ、外すほうもみんなで色々な物を食べたいから・・・という理由もある。

個人的には、「ねぎま」を外して食べたら意味ないやろ!!!と突っ込みを入れたくなるけど、それも一方的な考え。
外してからでも、ねぎと一緒に食べれば一緒だろうしね。

焼き鳥なんだから、豪快に串からかぶりつくというのが理想だけど、色々な食べ方があってもいい。

てんぷらそばの食べ方で、てんぷらを食べたら暖かいそばの場合は、そばの中に入れるという内容もあった。
てんぷらを食べた時の食べ口を見えないようにするためだとか・・・じゃー、冷たい場合はどうするんねん・・・

そもそも、そんな人が食べたてんぷらの部分を見たり気にしないだろうと思うのだが。
そんな事言ってたら、とんかつとかどうなるねん???

という突っ込みを入れたくなった。

手紙とかでも、○○行と宛名になっている部分を行を消して、「御中」にするとかあるけど、きっと封筒の宛先なんてまともに見てないと思うのだ。
知っている人は、確認するかも知れないけど、していなかったとしても怒るほどの内容でもないだろうし。
むしろ、知らないほうが普通に手紙を受け取れる。

マナーとか礼儀作法って、お互いに知らないと意味がない。と思うわけです。

それも、共通ではないから厄介。そばは、音を立てて食べるのがマナーと言っても、海外でそれをやったらドン引きされるだろうし。
結局、お互いの共通認識がないと通用しない。

マニアックなところでは、刀を持つ場合(どんな状況・・・???)敵対心がない相手の場合は、右手に持つ。危険な場合は、左手に持つ。
右手で刀を抜くので、左手に持つとすぐに抜ける状態だから。
だから、右手に持つことで敵対心がないことになる。というのが礼儀になる。

正座というのも、すぐに立てない状態なので、敵対心がないという意思表示でもある。

昔の礼法とかは、知らないと相手に対して敵対心を表明することになるので、「知らなかった」では済まない場合もある。
ところが、てんぷらそばの食べ方を知らなくても殺されることはない。自分が好きなほうな食べ方でいい。

周りの人に不快な思いをさせない食べ方であれば。なかなかないと思うけどね。
タバコとかのほうがよっぽど、一発でアウトだと思うけど。

まあ、小さなことで色々考えるのは止めようという事でした。

 

日本の文化という意味では・・・

海外で日本の文化とかに興味をもっている人とかを紹介したりする番組って多いのだけど、ちょっと愕然としてしまうことがある。
というのも、「漢字」「空手」「金魚」などのキーワードが出てくると、それって・・・・・・・

となってしまう。

漢字は、もう言うまでもなく「中国発祥」。日本で使われている漢字は、今中国で使われている漢字とは違うという意味では、日本オリジナルかも知れないけど、厳しい・・・

次に、空手・・・もう、これはついては元々「唐手」と言われていたように中国から沖縄に伝わったもの。
沖縄で「手(テイ)」と呼ばれる武術があったらしく、それと合わさったとも言われている。

空手の型には、「公相君(クーサンクー)」に関係する型が色々とある。公相君についても、色々と議論があるようだけど、中国から伝わったと言うのは疑いようがない。

さらに、沖縄から本土に伝わって「空手」という名前に変えて普及していくのだけど、本来日本にあった武道ではない。

古流の柔術が日本の古来の武道なので、古流柔術を元とする「柔道」は、日本の伝統のものとも言える。
自分が習っていた先生の先生は、流派を起こした沖縄の人で、名前から沖縄の人とわかる。当時は、沖縄から本土に来て空手を教える人が多かったらしい。

打撃系の武術が少なかったので、空手が一気に普及するきっかけになったのかも知れない。
それまでは、「剣道」が最強で素手の格闘技というのは、覚えるのが難しいうえに真剣相手ではちと厳しい。

さらに、日本の剣道は一番の弱点である刀が鞘に納まっている状態からも攻撃できるように「居合」というのまで出来てしまったので、古来の素手の武道では厳しい。

空手でも、同じなのだけど空手は武器術も含んだものなので、素手の技術の応用で武器(主に暗器)が使えるのが良かったのかも知れない。

日本の文化とかについて色々と考えさせられる事が多いけど、結局色々なものを吸収して独自に発展させる。これが日本文化なのかも知れない。

 

長篠の合戦 ライフリングの話の補足

nandarou.hateblo.jp

前回の記事の補足。
ライフリングの話で、銃身の内径より弾のほうが大きいからライフリングの意味があると書きましたが、銃身は硬い金属で作られます。ところが、弾は鉛です。

鉛をコーティングしたりしますが、基本は鉛です。
鉛と言えば、釣りの時に重りとして使ったりしますが、薄いものだと手で形を変えれるくらい柔らかいです。
弾が柔らかいので、鋼鉄の銃身の中を通っても、弾は止まったりしません。

爆発による燃焼ガスの押し出す力のほうが強いからです。
この時に、弾には旋条痕という独特の傷ができます。これで、銃を特定したりするのがアメリカのドラマCSIシリーズでも度々出てきます。

工業製品なので、基本的には同じように作るのですが、全く同じというわけではないですし、銃身以外の部分でも違いが出ますので、旋条痕も変わってきます。

工業製品でも個々のばらつきはあるので、ライフルでも優秀な製品だけを選抜して、カスタムするという方法で作られたH&K PSG-1というスナイパーライフルもあったりする。

ここまで書くと予測できるように、旋条痕を変えるには銃身を交換してしまえばいい。
銃身側のライフリングも、弾が発射されるたびに削られるので、発射数に応じて銃身をメンテナンスする必要がある。

 

地域ごとや年代で食べてる物が違うよね

昔の話をしている時に、「昔は、あれをよく食べたな・・・」なんて言っていると、周りから知らないと言われることがあったりする。
ところが、周りの人間の話を聞いても、知らない場合も多い。
地方出身者が多いと、それぞれの地域で全く知らないものの話になってしまう。

www.iitxs.com

久々に食べたくなるのが、この「マンハッタン」!!!

って、話をしても全然共感してもらえなかった。まあ、そりゃそうだ。福岡限定なの?
北部九州で食べれた記憶があったのだけどね?

このマンハッタンは、サクサクの生地にチョコがかけてある。サクサクなんだけど、中はしっとり。その食感の違いがGOOD
更に、チョコが全部かかっているわけではないので、チョコの味とノーマルの味が不定期で楽しめる。

子供の頃によく食べていたような・・・でも、どこにでも置いてあったように思ったので、特に貴重という意識はなかった。

似たようなものはあるのだけど、やっぱりマンハッタンは旨かった。

東京で売っているところないかな・・・

 

三段撃ちはあったのか?

有名な長篠の合戦。なぜ、有名なのかと言えば織田信長が鉄砲3千丁を使って、3段撃ちを行い最強騎馬軍団の撃破した戦いだったから。
これを検証している番組を見た。

まずは、火縄銃の撃つ間隔を計測していた。1発撃つのに30秒ほどかかっていた。
前装式の銃なので、銃を上向きにして火薬を入れて、弾を入れて棒を差し込んで奥まで装填。
そこから、構えて火蓋に火薬を入れ、火蓋を一旦閉じる。

火縄をセットしてから、狙いをつけて火蓋を空け、引き金を引く。

結構、大変。熟練の人でも30秒くらいはかかる。
3段撃ちは、装填に時間のかかる弱点を克服するために、撃った人が下がり後ろで装填。次に、用意できている人が撃つ。
また、後方に移動して装填という流れを順番に行う。

火縄銃というのは命中精度が50m以内であれば高く威力もあるので、50m以内に近づかないと効果が期待できない。

ところが、騎馬は50mの距離くらいでは8秒ほどで到達してしまう。

それを考慮して、3段撃ちを行っても騎馬のほうが早かった。

信長の3段撃ちというのは実際には、無理ではないか?というのが結論だった。
結局、それぞれの持ち場で準備できた人から撃つというのが早い。ということだった。

移動する時間がなくなるので、実際にはそっちが正解なのかも知れない。

この戦いについては、そもそも武田騎馬軍団というのが実際にはそれほど騎馬が多くなかったのでは?という話も出ている。
騎馬隊が有名だけど、全部騎馬なわけではないし、騎馬率は高いかも知れないけど、普通の編成だったのでは?と。

WWIIでは、ドイツの電撃作戦が有名になったけど、機械化歩兵と言われる車両をメインにしていた部隊は少なくて、後方の部隊では馬とか馬車で荷物を運んでいたらしい。

それは、現代でも同じようなもので自衛隊の戦車でも10式という最新戦車や90式という1つ前の戦車は少なくて、74式戦車がいまだに使われている。74式という名前が示すように1974年に制式化された戦車・・・

74式も少なくなってきたけど、まだ現役というのが凄い。同じようにF-4ファントムIIがまだまだ現役。
アメリカで開発された機体で、1960年に配備された機体。日本に配備されているのは改良がされているF-4EJ改で、生産されてから30年以上経過している。

F-4を改良した偵察機RF-4E、RF-4EJは、いまだにフィルム式なので偵察してから現像する必要があるとか・・・
このデジタルな時代で・・・
F-15偵察機に改修する案は、メーカーと揉めていた記憶が。

話は、戻って長篠合戦の番組の中で、火縄銃などの前装式と現代の後装式の違いを説明していた。
前装式は、ライフリングという溝がないので、安定しない。後装式は、ライフリングで弾が回転して安定すると。

ちょっと、説明していた絵がね・・・

前装式は、前から詰めていくので弾と銃身の間には隙間がないと弾が入っていかない。そのため、発射ガスが逃げてしまうので、威力も弱くなり、ライフリングを彫っても銃身と接していないので意味がない。

ところが、後装式は後ろから詰めるので弾が銃身の内側の幅より少し大きめ。その中を無理やり通っていくので、ライフリングの溝に沿って回転することになる。
説明の絵では、銃身と弾に隙間があった・・・残念・・・