日枝神社を出たあとは、近くにある「豊川稲荷 東京別院」に行ってみることに。
歩いて行ける距離ですが、大きな道路を横断することが2回ほどあります。
遠くからも赤い幟が沢山あるのが見えますので、比較的簡単に場所がわかります。
以前にも、この辺を通った際に気になったのですが、時間的な関係もあり、寄ることができませんでした。
事前情報として「豊川ダ枳尼眞天」が祀られているお寺というのは知っていました。豊川稲荷という名前からも想像できるので「お稲荷さん」というのもわかります。
稲荷神社というのは、全国各地にありますので馴染み深いのですが、お寺というのは珍しい。
境内に入ってからも色々と見るところがありました。それほど広くはありませんが、七福神めぐりができたりします。
不思議に思ったのが、お寺なのですが奥の院は鳥居があり神社風の建物なのです・・・お参りしている人も二礼二拍一礼の神社式の参拝でした。
同じようにお参りしましたが、本殿は明らかにお寺なんですが・・・
明治時代までは、神仏習合でしたのでお寺も神社も同じ敷地にあったのが普通でしたので、それほど不自然ではないのかも知れません。
神社とお寺が隣接してあるような場合は、明治の時に分かれたものだろうと勝手に想像しています。
仏教は、そもそも他の宗教の神様なども取り込んでいるので、普通といえば普通なんでしょうね。
「天」と名前がつく「大黒天」は、「ヒンドゥー教のシヴァ神」の化身とされていますし、神道でも大国主とも同一視されています。
そんなことを考えながら境内を歩きました。
次の場所もあることなので、そこから歩いて元の駅の「溜池山王駅」まで歩きました。