ボールペンを日常的に筆記具として使ってから、ボールペンの書き心地については意識していなかった。万年筆はどうも・・・
万年筆の場合は、しばらく使っていないとインクが蒸発してしまって使えない。しかも、反対にしたりすると使いはじめにドバッと出てくる。
インクを交換する場合も、一度洗浄しないとインクが固まっている場合があるので、洗浄して乾かす必要がある。しかも、インク交換してしばらくは薄い・・・
道具としては、いつでも使えるほうがいい。そんな理由からボールペンを使っていました。でも、プラスチック製はどうもダメ。特に、真ん中あたりで分割できるもの・・・これは折れてしまうのです。書いているとスクリュー部分が割れてダメなんですね・・・どんな筆圧だという感じですが、自分では普通に書いているのですが。
そこで、金属のボールペンを10年ほど前から愛用しています。
これがそのボールペン。ただ・・・このボールペンは、一般的なメーカー製がじゃないようで、換え芯が標準でないのです。
比較してみました。上の芯が金属製のペンに入れているもの。下の芯が標準的な換え芯で「BR-BSL」というノック式のペンで使われるもので、互換性があるものが色々なメーカーから出ています。
それを長さを調整するために、後ろを切るのですが、本当は切って使ってはダメらしいんですね。
さて、話はこれから。最近では、低粘土のボールペンが出ていて三菱のジェットストリームとぺんてるのVICUNA(ビクーニャ)が有名。
最近、これを買ってみると・・・まあ、まあ、違う。とにかくスムーズ。書く時も、力をかけなくても大丈夫。水性ペンに近い感触の油性ペンという感じでしょうか。
そうなると、今持っているペンも芯だけ換えて使えないか?と思うのが人情。
芯を比較してみると、ジェットストリームは太さが違うのでどうにもならない。では、VICUNAはどうか?持っているもので比較してみる。
BX-107というボールペンとの比較。このボールペンは後ろの部分を回転させて芯を取り出す。しかも、スプリングが出てこない!画像ではわからないですが、芯の突起の部分も長い。芯も長い10.7cmもある。なので、加工なしでは使えないのは一目瞭然。
そこで、まずはバネを探してみる。ホームセンターで4mmの直径のバネで適合する長さのバネを探してもない。近い長さの物を購入。
19mmという長さは、上の金属製のペンのバネと同じ長さだった。そこで、このバネを2つ使うことで長さをカバーしてみる。
次に、芯の長さの調整のために芯をカットしてみる。
上が今までの芯。下がVICUNAの芯をカット。カットした部分は数cm。
これを組み込んでみる・・・うまくいった。
これで、愛用のペンがVICUNAの書き味で使える。ジェットストリームは、ノック式の芯は太くなっているので、加工しても使えない。これから販売されるのを期待するしかない。
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