とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

自分の持っている才能はあるのか???

ブログを書いていても、普段に行っていることも、無意味に思えてしまうことは多々ある。

ブログの内容を色々と考えて書いたり、見やすいように考えて書いても、意味があるのかわからない・・・と感じることは多々ある。

普段行っていることも、「意味があるのだろうか?」と考えてしまう。

自分がやっていることで、「何かの役にたっている」と実感している人はどのくらいいるのだろうか?

自分がやらなくても、誰かが代わりにやるのではないだろうか?

ブログなんて書かなくても、別にいいじゃないだろうか?

こういう気持ちになる時は、その前にやる気があって色々とやった後に襲ってくる場合が多い。やっている時は、あれもしてみようとか・・・これも変更してみようとか。

そうやってやったことに対して、何も変化が感じられない時に、反動で「自分のやっていることなんて無意味」だと感じてしまう。

そもそも、これまでやってきたことも無意味だったのではないか?


自分の持っている才能や力なんて、世の中では必要とされていないのではないだろうか?


それでも、人より少しでも優れた部分があるならば使わないといけないのだろう。それは、自分の努力もあるし、元々の与えられた力かもしれない。

元々、力の強い人や知恵のある人、器用や人、物を作るのが上手い人、絵を描くのが上手い人。
そういう人は、与えられた力だとしたら、その力を自分だけに使うのではなく、他の人の力になり、力の強い人は力の弱い人を助けたり、知恵のある人は、知恵が思いつかない人に知恵をかして、与えられた力というものを、使うことが本命なのかも知れない。

自分には、なんの力や才能があるのだろうか?

 

ネットの情報は嘘だらけというけども・・・空城の計

テレビの討論番組などでたまに「ネットでの情報は信用できない」という感じの発言を聞くことがある。どの部分の事を言っているのかわからないけども、テレビの情報も酷いものだと感じた。

テレビの歴史番組で徳川家康三方原の戦いについての番組で、その中で家康が使ったとされる「空城の計」については三国志演義で登場する「諸葛亮孔明」が使った策として紹介され、家康もこの故事から知っていて使ったと解説されていた。

三国志演義という時点で、そもそも創作感が強いし、家康の使った計も創作というのが最近は言われている。家康も当然知っていただろうし、実際に「空城の計」は使われているので、当然知識としては知っていたと想像できる。

問題なのは、三国志演義の部分で魏の司馬懿仲達が蜀に攻め入り、軍師の孔明と戦い、兵士の少ない孔明が使ったと解説されていた・・・いや、違いすぎる。
家康の例でも、家康から甲斐に攻め込んだ・・・という話になったら変だ。三方原で、家康と武田信玄が戦い、家康が大敗したという事実は変えてはダメで、そのあとで空城の計を使おうが何をしようが「家康が生き残った」のは事実だから問題ない。多少の創作は・・・と思う。

ただ、三国志の話では蜀の孔明のほうから「北伐」として、魏に攻め込んでいる。逆なんだよね・・・そして、魏に進撃していた蜀が要害として重要な街亭という場所を信頼し期待していた「馬謖」に守らせる。方法も指示をして、重要な場所ということも念を押して、副将もつけて行かせた。

ところが、馬謖は街亭の道に関所を作らずに山頂に部隊を配置し、それを見た魏軍は山を囲み、水を絶ち弱らせたところを撃退した。

街亭を取られたことで、全軍を撤退させることにした。その際に、少数の兵と食料を取りに行った際に、魏の司馬懿仲達が率いる部隊が城の近くに現れて、「空城の計」を使うことになる。

つまり、蜀の孔明が魏に攻め込む -> 街亭を取られる -> やばいので逃げる -> 食料を取りにいく -> 敵と遭遇 -> 空城の計 という流れに。

ちなみに、「泣いて馬謖を切る」という諺も、このあとの戦後処理で、街亭を守れなかった馬謖を切った事から諺になっている。
それだけ、馬謖に期待して信頼していた証でもある。


芸能人を格付けする番組では、「干支」の12支についての問題だった。「和」に関する知識ということだったけど、いや、これも違う。そもそも、12支は「動物じゃない」。

中国で使われていた方角や時間などを表すもので、占いでも必ず出てくる。10の干に、12の支を組み合わせて年や月、日を表したりする。

今年は、丁酉年。

10と12の組み合わせなので、60で同じ干支の組み合わせとなる。これが「還暦」で、産まれた年と同じ干支になる。

和と言いながら、全然使われていない。うーん・・・どうなんだろう。

 

AndroidStudioでのエラー色々

バージョン関係の問題は、終わったと思っていたのだけど、まだまだ続く。
JDKを1.8に変更したことに関係してのエラーから。

JDK1.8にアップしたのはいいけど、最新ではないからアップデートしてと言われる。実行しようとしても、エラーになるので調べてみると、前のバージョンが残っていることが関係しているっぽい。
そこで、前のバージョンのアンインストールから行ってみる。

アンインストールを行ってみると、アップデートが可能になった。これで、大丈夫・・・

ところがAndrodStudioが起動しない。エラー内容としてはJAVA_HOME」変えてないだろ?というお怒りだった。

PATHの設定は、変更したはずなのだが・・・「JAVA_HOME」の設定もあったか・・・

コントロールパネルからシステムメンテナンス=>システム=>システムの詳細設定=>環境変数=>JAVA_HOMEの指定を新しいJDKのフォルダに変更する。

AndroidStudioもこれで起動できたので、テストを行うために実行してみると・・・またエラー・・・

エラー内容は、

Error:Execution failed for task ':app:transformClassesWithDexForDebug'.
> com.android.build.api.transform.TransformException: java.lang.RuntimeException: com.android.ide.common.process.ProcessException: java.util.concurrent.ExecutionException: com.android.ide.common.process.ProcessException: org.gradle.process.internal.ExecException: Process 'command 'F:\Program Files\Java\jdk1.8.0_121\bin\java.exe'' finished with non-zero exit value 1

調べてみると、ライブラリが多すぎてあきまへん!!!ということらしい。我がままだな・・・

build.gradle(app:Module)のライブラリの部分を変更。
サポートライブラリが多いようなのでv4をコメントアウトしてみる。

dependencies {
    compile fileTree(dir: 'libs', include: ['*.jar'])
    compile 'com.android.support:appcompat-v7:25.2.0'
    compile 'com.google.android.gms:play-services:8.3.0'
    compile 'com.squareup.okhttp3:okhttp:3.6.0'
    //compile 'com.android.support:support-v4:25.2.0' <==コメントアウトしてみた
    compile 'com.android.support:support-v13:25.2.0'
    compile 'com.android.support:design:24.2.0'

}

これで、実行できた。やっと、タブの実装まで可能になった。

64K を超えるメソッドを使用するアプリの設定 | Android Studio

別の対処方法もあるようなので、貼っておこう

teratail.com

qiita.com


AndroidStudioのバージョンをあげたらファイルをcompileできなくなった | グロースハックする?



ただ・・・タブで表示されている内容を変更するのだけど、どうしたものか・・・
Activityで使っているようなfindViewByIdでIdを指定すればいいという感じでもない。

TabLayout => ViewPager => ViewPagerAdapter => FragmentManager => Fragment

という多重構想になっている。更に・・・Fragment上でListViewも使うので、ListViewAdapterも使う。
もう、なんだか訳わからん・・・

TabLayout => ViewPager => ViewPagerAdapter => FragmentManager => Fragment => ListView => ListViewAdapter => ArrayList

 

AndroidStudioで色々とはまったので、まとめてみる。自己ログ

androidStudioで色々とはまってしまった。WEB上の情報も色々と見たのだけど、まとめておかないと後で大変そうだったので自己ログ。

事の始まり

メインのActivityから遷移して、次のActivityに移った時に、タブ付の表示にしてみることにした。
タブの配置にするには「TabHost」を使う方法があるのだけど、新しいAPIでは推奨されていない。「TabLayout」を使い「ViewPager」と「ViewPagerAdapter」で実現する方法がいいと。

f:id:imsdJava:20170330135640p:plain
Activity遷移イメージ

f:id:imsdJava:20170330135740p:plain
ActivityとViewPagerAdapterなどの関連図

まずは、タブを実装するActivityのレイアウトファイルに、TabLayoutとViewPagerを追加

<android.support.design.widget.TabLayout
        android:id="@+id/tab_layout"
        android:layout_width="match_parent"
        android:layout_height="wrap_content" />

    <android.support.v4.view.ViewPager
        android:id="@+id/view_pager"
        android:layout_width="match_parent"
        android:layout_height="match_parent" />

ViewPagerAdapterを使うために新しくクラスを作成し、FragmentPagerAdapterを継承する。

import android.support.v4.app.Fragment;
import android.support.v4.app.FragmentManager;
import android.support.v4.app.FragmentPagerAdapter;


public class ViewPagerAdapter extends FragmentPagerAdapter {
    public ViewPagerAdapter(FragmentManager fm) {
        super(fm);
    }

    @Override
    public Fragment getItem(int position) {
        Fragment fragment = null;

        switch (position) {
            case 0:
                fragment = rentFragment.newInstance("rent");
                break;
            case 1:
                fragment = srvFragment.newInstance("srv");
                break;
            default:
                break;
        }
        return fragment;
    }

    @Override
    public int getCount() {
        return 2;
    }

    @Override
    public CharSequence getPageTitle(int position) {
        CharSequence  charSequence = null;
        switch (position) {
            case 0:
                charSequence = "貸出";
                break;
            case 1:
                charSequence = "予約";
                break;
            default:break;
        }
        return charSequence;
    }
}

次に、タブを追加するクラスにタブのレイアウトなどを追加する。

TabLayout tabLayout = (TabLayout)findViewById(R.id.tab_layout);
        tabLayout.addTab(tabLayout.newTab());
        tabLayout.addTab(tabLayout.newTab());

        ViewPager viewPager = (ViewPager)findViewById(R.id.view_pager);
        viewPager.setAdapter(new ViewPagerAdapter(getSupportFragmentManager()));

        tabLayout.setupWithViewPager(viewPager);

タブレイアウトを追加し、ViewPagerにはViewPagerAdapterもセットする。
タブレイアウトに、ViewPagerを関連付けてタブとViewPagerが連動するようになる。

次に、タブとして表示されるFragmentを用意する必要がある。ここでは、rentFragmentとsrvFragmentとして指定してある。
Fragmentを作成するには、右クリック->Fragment->Fragment(Blank) で作成することができる。


f:id:imsdJava:20170331105217p:plain

XMLファイルも同時に作られるので、名前を指定すれば別々に用意する必要はない。
ただ、要らないメソッドとかがあるので、修正をしないと動かない。ちと面倒だけど一から作るよりはいい。

まずは、表示だけのテストを行いたいので、基本のFragmentだけあればいい。ところが・・・getSupportFragmentManager()が赤くなりエラーになっている。エラー内容をみる限り、そんなメソッドねえよということらしい。

Activityではなく、v7.app.AppCompatActivityを使えということで、importに追加

import android.support.v7.app.AppCompatActivity;

さらに継承の指定を、ActivityからAppCompatActivityに変更する必要がある。ここで、エラーがなくなりBuildできるようなったので、テストしてみる。

不明なエラー

ここからが実際の迷走の始まり。実行したところで、Activityが表示される時にアプリが落ちてしまう。エラーを見ると、以下の文でエラーになっているように見える。

protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
        super.onCreate(savedInstanceState);

ここのsuper.onCreate(savedInstanceState);でエラーになるというのだけど、Activityが表示される際にonCreateが呼ばれる。その最初の1行目なので定型のようなもの。何も実行されていない。おかしい・・・

ネットで調べてみても、なかなか情報がない。AppCompatActivityが問題だというのはあるけど、解決策はActivityに変更するという方法ばかり、これではViewPagerが使えない。

海外のサイトでは、バージョンの話がされている。バージョンね・・・

AndroidStudioのバージョン関連

バージョンと言っても、沢山存在する・・・まずは、AndroidStudioのバージョン。それから、AndroidStudioは、Gradleの上で動作しているのでGradleのバージョンとBuiledバージョンも存在する。さらに、Androidプラグインバージョンも存在する。

さらに・・・APIのバージョン。コンパイルバージョン、supportライブラリのバージョン・・・

なんなんだ・・・

まずは、GradleとAndroidプラグインバージョンを調べてみる。File->ProjectStructureで表示される画面で確認できる

f:id:imsdJava:20170330143322p:plain

これは、変更された数字で、変更前はGradle2.2.1 androidプラグイン1.2.3という数字だった。この画面でも変更が出来る。海外のサイトの情報では、プラグインを2以上にしないとダメということ。単純に2以上を指定してもエラーになる。
Buildすらされなくなってしまう。

Gradleのバージョンもサイトを見る限り新しいバージョンがあるようなのだが・・・

https://jcenter.bintray.com/com/android/tools/build/gradle/

バージョンを変えてみたり、サイトで動いたバージョンなどを指定してもダメ。ここで、かなり時間をとられた。
バージョンについては、以下のサイトを見ないとダメだった・・・

Android Plugin for Gradle Release Notes | Android Studio

f:id:imsdJava:20170330144145p:plain

プラグインバージョンと関連するGradleバージョンも書かれているので、これに従ってバージョンを指定する。
Gradle2.13 androidプラグイン2.1.2という数字で落ち着いた。

これだけでは済まなかった。次に見ないといけないのは、コンパイルなどのバージョン。
GradleScriptsの中のbuile.gradle(Module:app)の内容を確認する。

android {
    compileSdkVersion 25
    buildToolsVersion "24.0.3"

    defaultConfig {
        applicationId "????"
        minSdkVersion 15
        targetSdkVersion 22
        versionCode 1
        versionName "1.0"
    }

minSdkVersionは、14以上を指定する必要があるとか、元々15に指定していた。compileSdkVersionは、25と新しいバージョンを指定。buildToolsVersionが問題のようで、ここを変更した。v7.app.AppCompatActivityを使うには、API24.2.0より上という情報があったので、24.0.3を指定。

色々とバージョンを変更してみるとBuildが通るようになった。エラーもなくなったので、なんとか動くようだ。
実際には、supportライブラリーのバージョンも関係するのかもしれない。一応コピペ。

dependencies {
    compile fileTree(dir: 'libs', include: ['*.jar'])
    compile 'com.android.support:appcompat-v7:25.2.0'
    compile 'com.google.android.gms:play-services:8.3.0'
    compile 'com.squareup.okhttp3:okhttp:3.6.0'
    compile 'com.android.support:support-v4:25.2.0'
    compile 'com.android.support:support-v13:25.2.0'
    compile 'com.android.support:design:24.2.0'
}

okhttp3は、http通信用なので通信しない場合は、必要なし。

さて、テストを実行してみると、エラーになってしまった・・・

エラー内容は・・・

JDKを1.8にしろと・・・

はい、すみません。してませんでした・・・

Javaのアップデートを実行する。JDKのパスも変更する。

テストの再実行・・・・・・あっさり動いた・・・なんだったんだ・・・
でも、表示だけなので、Fragmentの中身を実装しないと。

AppCompatActivityを使うだけで、こんなに大変だとは。AndroidStudioに関係するバージョンは、上げてしまうと今まで作成してプロジェクトがエラーになってしまうので、意識的に変えていなかった。これで、関係性がわかったけど、APIのバージョンを上げると、使っていたメソッドが非推奨になっていたりするので、大変なのだ。なんとかならんのかな~。

 

「サムライ」について考えてみる

「サムライ」という言葉やそれに類似した言葉を聞くことがある。しかし、その度に疑問に思ってしまう・・・
「サムライ」が持つイメージで、それを引用することで表すことが多いと思うのだけど、ちょっとね・・・
例えば、サムライのように勇ましいとか、礼儀正しいとか、忠義に厚いとか・・・
ラストサムライ」という映画もありましたね・・・

このイメージというのはどちらかと言うと「武道」を学ぶ人のイメージではないのかと思う。そのまま、「サムライ」が当てはまるのかというと疑問。

サムライという言葉自体も何を示すのかわからない。武士が一番近い感じがする。江戸時代の旗本も近いという感じもする。
共通するのは、将軍や大名などに仕える武術を特技とする人ということだろうか。

武術を特技とするいう意味では、「武官」という存在もある。確かに、朝廷内でも武装し警護を任務とする人もいるし、地方の役所とかでも当然存在する。武士が担当したのかというと、それも疑問だ。

サムライというのは、こういう人だという明確な定義はなさそうだ。明確な定義がないもので、例えても全く意味がない。

イメージとして近い武士について、時代ごとに考えてみる。

平安時代

臣籍降下で、天皇の親族が臣籍・・・つまり、家臣になることで、家臣になった貴族が武装して、武士が起こったと言われている。平氏や源氏が有名なところ。
貴族に仕え、武力の行使や身辺警護など「警察」や「護衛」に相当し、貴族よりも身分が低く扱われていた。
武士というよりは、武官というイメージに近いのではないだろうか。

後期になると、「平清盛」が武士でありながら太政大臣までなり、武士が政権をもった最初の人だと言われている。武士というよりは、中級貴族が出世したという感じに思える。この頃の「武士」というのは、やはり武装した下級貴族と考えていいと思う。

鎌倉時代

源頼朝公が鎌倉に武家政権を興して「鎌倉幕府」という武家が政治を行うというスタイルが出来た。ここで、武士という存在が単なる武装した貴族というよりは、政権まで担え朝廷とも対抗しえる存在にまでなり、各地の豪族や武士も幕府に従うようになった。
この頃の「武士」というのも、地方の豪族のような勢力もあり、武力で地域を支配していただけで、礼儀とかはない。
実際に、この頃に書かれた絵には、門から近くにいる農民にいきなり弓矢を射掛けたり、切りかかる武士の姿が描かれている。
財力も武力ももっていれば、地方の豪族なんて何でもできるのは簡単に想像できる。
貴族が持っていた荘園や、寺や神社が持っている土地は、それぞれが管理していたので、場所ごとに管理体制は違ったのだろう。

室町時代

後醍醐天皇足利尊氏などによって、鎌倉幕府は滅亡。その後、建武の新政が行われるが武士の不満が多く、足利尊氏が挙兵し室町幕府を開くことになる。室町幕府は、京都にあったので鎌倉幕府と比べて武士として独立した政権というよりは、朝廷との相互の影響があったように思える。

安土桃山時代

室町時代後半からは、所謂「戦国時代」で秀吉公が統一するまでは戦乱の時代。守護、守護代や地方の豪族が力を持ち、戦国大名として活躍する時代。生き残るために、従う勢力を変えたり主君を変えることも多く、この頃の武士に忠誠とか礼儀などは重要ではなかったように思う。

江戸時代

徳川家康公が江戸に幕府を開いてからは、200年以上の平和な時代が続く、武士も戦闘員としての技量を期待されることもなくなる。幕府が直接雇用していた旗本についても、武術の修練は怠けて免許をお金で買うような時代。今の時代の「サラリーマン」も、この時代の旗本のイメージと重なるので、「日本のサラリーマン=旗本(武士)」というイメージになるのかも知れない。

結局、サムライとは?

時代ごとに「武士」の役割も、必要とされていた技量も変化する。「サムライ」=何々という単純な構図ではない。現代のサラリーマンが武士のような言い方をする場合もあるけど、武術を習得していない時点で「武士」でも「サムライ」でもないのだが・・・

もっと言うと、支配階級であった武士の割合は、全人口の数%でしかない。大多数は、農民であって現代人はその子孫が大半ということになる。では、「サムライ」と言われるような精神的に継承したものはあるのだろうか・・・

戦国時代の武士も、主君を色々と変えるのが普通であって、「忠義に厚い」というイメージとは異なる。戦国時代の武士も、戦時に農民が徴収されて参加する形なので、素人が突然戦闘に参加するだけで、専門職でもない場合がほとんど。

織田信長が「兵農分離」ということで、専門の戦闘員を配置し、いつでも戦闘が可能にしたというのも有名な話。

戦国最強と言われる「武田信玄」も、地方豪族のまとめ役的なものだったとも言われている。各地を治める「小笠原」「諏訪」「真田」などをまとめ、武田という名の元に従わせた。跡を継いだ「勝頼」も優秀だったのだけど、まとめ役というよりは、信長的に中央集権的な組織にしようとして、反感を買ったとも言われている。

江戸時代になっての旗本が「忠義」とか「礼儀」という部分では「サムライ」に近いように思うだけど、「忠臣蔵」のイメージが強いからなのかも知れない。ただ・・・赤穂藩の家臣の数は、47人ではない。ということは、全員が主君の仇討ちに参加したわけではない。

忠義に厚いのがサムライであるのであれば、これも少しイメージが違う。

残念ながら「サムライ」という言葉が持つイメージと実際には大きな違いがあり、「サムライのように・・・」なんて簡単に言う人の多くは知らないのだろう。

格闘技をやれば「サムライ」なのかと言えば、これもまた違う。

格闘技は、あくまでも戦闘術。戦闘術を覚えてもサムライではない。戦闘術を覚えれば「サムライ」であるのであれば、武士でなくても護衛をしている武官も武士になる。結局、サムライなんて言葉を使える人はいないのだろうな。

だからこそ、安易に「サムライなんとか」や「サムライのように」なんて使うのは、違和感を覚えてしまう。

 

スマホゲームも酷い状況に

スマホのゲームも沢山リリースされています。少し前までは、ずっとやっていたゲームもあったのですが、それも段々と課金に向かうようになってきたので、止めました。
それから、たまに別のゲームをインストールしては少し遊んでアンインストールを繰り返しています。

「基本無料」というゲームですが、はっきり言って「無料」じゃ遊べません。
というのも、基本無料のゲームの場合は、対人になる場合が多く、無料でもらえるアイテムでは課金した相手とは互角に戦えることはありません。レベルがこちらが上だとしても、「なぜか課金したほうが圧倒的に強い」のです。

まあ、課金しているからね・・・ということなのですが、あまりにも違いすぎるのです。

この手のゲームで共通しているのは・・・

・城や基地を開発する
・資源を回収する装置で一定時間で、資源は増えていく。「木」「鉄」「石」というパターン。
 ゲームによって、木が油に変わったりとか、変化する
・課金することで、特殊な資源を回収する装置が登場する
・兵を訓練する施設で色々な種類の兵士を使える
・技術というパラメータがあり、これを上げることで上位の兵士を訓練できたり、防御施設も効果の高いものを装備できる
・特別なアイテムで瞬時移動やバリアなどがある

まず、資源を回収する機械を設置して、資源が溜まったら兵士を雇ったり、装置のレベルアップを行う。技術も同時に上げて、訓練の効率をあげたり、開発効率などをあげる。

レベルが上がるほどに、レベルアップする時間が長くなる。

先にゲームを始めたほうが有利なことは理解できる。そこで、課金することで時間を短縮できるので、後発組でも遊べることになる。ただ・・・相手が同じように課金していれば差が縮まることはない。
結局、金を積んだだけ強くなれるという単純な法則になる。

世界中のプレイヤーがいる場合が多いので、同盟を組んで対抗しないと1人ではガンガン攻め込まれる。
そうなると同盟内で、課金している人、課金していない人の差が出てくる。同盟のために・・・という感じで課金してしまうこともある。

基本無料なんてことはない。むしろ、課金しないほうが悪という感じにもなってしまう。課金するプレイヤーは、楽しめるけど、課金しないプレイヤーは課金プレイヤーのやられ役という感じ。接待ゲームと化してしまう。

時間をかければ強くはなる。一定時間で、資源とかをもらえるようになっている場合が多いので、ずっとログインしているか、頻繁にログインすればアイテムを多くもらえるので、強くはなれる。

それでも、課金しているプレイヤーには全く適わない。

ゲームを購入して遊んでいた時は、そんなにゲームも買えないので同じゲームを飽きるまでやっていた。難易度を変えたり、自分で難しいルールを作ったりして。ネット対戦も、ゲームを購入すれば無料で遊ぶことができた。

課金前提のゲームでは、月に数千円だと少ないほうで、数十万円、数百万円も課金している人もいるようで。そのお金があればゲームを開発できるくらいなのだが・・・

ゲームの中の会話でも、結局「課金」という言葉しかなくて、「会社の回し者か?」と思ってしまうくらい。まあ、課金すれば早いのだけど、ゲームなのか?と思ってしまう。
考えるよりは、課金して有利なアイテムや装備を購入したほうが早い。

少し前にもカードゲームか何かで、課金してスロットを引けるくじを購入して、スロットを回すと数%の確率で超レアカードが手に入るという事だったけど、実際には公表されている数値よりもかなり低い確率だったとかで問題になっていた。

ゲーム上でのカードだから、運営側はデザインしてカードを作れば終わり、物理的なものはないので、スロットを回してくれるだけ、じゃんじゃか儲かることになる。

サーバの維持費用もかかるけどね・・・

課金が怖いのは、そのゲームがいつまで遊べるかわからない。突然、サービス終了になる可能性もあるし、飽きてしまったユーザーが増えて、人が少なくなるとゲームは途端につまらなくなる。
ネット対戦ゲームが、誰もログインしてこなくてゲームが開始されない・・・なんてこともあった。同じような状態になる可能性も当然ある。
その時に、毎月数万円も課金していたら・・・どう思うだろうか・・・

ゲームパターンも同じようなのが多いし、もうスマホゲームはしないかも・・・

 

坊さんの世界も難しいのね

今読んでいる本は、お寺の家に生まれた人が書いた本で、お寺の世界というか仏教の中を書いた本。まあ、予想していた通りというか、やっぱりそうなのね・・・という感じです。

・お寺は、収入にそれほど困らない。むしろ、裕福
・お寺を継ぐのは、長男が基本
・定年がないので、死ぬまで職に困らない
・自分のお寺に戻れば、お山の大将になる
・総本山が一番偉い

お寺は、昔からの檀家さんがいれば定期的な収入になりますし、定期的に法事もあります。地方のお寺は、人が減ることで収入的に厳しいところも多いかも知れませんが、ある程度の規模のお寺なら収入に困ることはないのでしょうね。

長男が継ぐというのも、今でも家を継ぐというのは長子になりますので、これはお寺に限ったことではないですね。

問題なのは、お寺を継ぐのが長男でお寺の規模で階級とかも決まるらしいので、大きなお寺の長男に産まれれば、特に苦労せずに偉い坊さんになることが出来ると。それで、努力しなくても収入も得られるし、尊敬もされる。ちやほやされれば、それ後どうなるか・・・

大きなお寺になると収入もあり、お寺の格も上になるので、総本山に納めるお金も多くでき、格の上のお寺の住職が低い役職になるわけにもいかないので、簡単に偉くなるとか。

その人が、弟子を持って・・・となると悪循環ですね。

歴史を見ても、仏教という保護の元に政治にまで口を挟んだりして、大きな影響力も持っているというのは、日本だけでなくどこの国にもあります。守られているからこそ、本来は自分で律することが重要なんですけどね。

少しだけ仏教を勉強した限りでは、お経を唱え、教え広めることも功徳になるし、諸仏が守ってくれると言われているので、中身がどうでもお経を教え広めれば守られるのだろうか???

悪い行いをしても、お経を唱えれば極楽浄土に行けるとも言われている。でも、これって悪いことをしても「ごめんなさい」と言えば済むような感じを受けてしまう。
実際には、生きている上で意識していない罪を犯していたり、仕方なく罪を犯した場合に当てはまるのではないのだろうか?

お坊さんにこれらの事を聞いても、納得いく答えはないのだろうなと感じた。自分で、経典を読んで感じて、理解するしかないと思う。
時間はかかるかも知れないけど、本当に理解するにはそれしかないのだろうと。

宗派によって考え方も違う時点で、宗派を選んだらその宗派の答えしか出てこないわけで。

お寺に産まれた人でも、次男、三男で実際にお寺にいるから興味を持ち、色々と勉強して修行しても、長子じゃないからお寺を継げないとなるのだろうし、そういう人が「amazon」で法事に来てくれたほうがいいかも知れない。

武道の流派でもそうだけど、どの流派とかは関係なく、結局個人個人の力量なんだよな。

仏教の宗派も、結局自分と合う宗派とかお坊さんを選ぶというのがいいのかも知れない。それよりも、自分が好きな観音様を信仰するほうがいいかも。