とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

韓国産戦闘機とハングル

s.japanese.joins.com

 韓国が次世代の戦闘機を自国開発するという話なのだが、内容がどうも。

1443年に世宗(セジョン)大王が訓民正音(ハングル)を創製したおかげで韓国の言葉を容易に文字で書けるようになった。その時から朝鮮社会には革命的地殻変動が起きる。文字を持つ階層が増え朝鮮の民ならばだれでも知識を蓄積できるようになった。私たちは漢字や吏読ではなくハングルで考えて疎通し知識を伝達する。ハングルはそれそのものが私たちのアイデンティティだ。

ハングルが創製されて約575年が流れた先月9日、私たちは韓国型戦闘機「KF-21」の試作機出庫式をした。2001年に当時の金大中(キム・デジュン)大統領が空軍士官学校卒業式での演説で「最新鋭国産戦闘機を開発する」と宣言してから20年ぶりに達成した快挙だ。

KF-21の開発過程は苦難と曲折の連続だったという。韓国の科学技術の輝かしい成長のおかげで「韓国も開発が可能だ」という判断を得るまで6回の不可判定を受けなければならなかった。いまでも「西洋の検証された戦闘機があるのにあえて高いコストをかけて作る必要はあるのか」「周辺国と海外防衛産業企業が黙っているだろうか」などの悲観論が少なくないのが事実だ。

こうした悲観論は改めてハングル創製過程を思い起こさせる。「中華を思慕するのに恥ずかしい。文字生活は吏読でも不便ではない。諺文(ハングル)は学問を弱化させる単なる技芸にすぎない」。集賢殿副提学の崔万理(チェ・マンリ)のこうした反対上訴で見られるように当時ハングルの始まりは華麗でも歓迎されるものでもなかった。

あえてなぜ国産戦闘機を作るべきなのか。それは訓民正音を作らなければならなかった理由とも脈が通じる。一言で私たちが生き残るためだ。4大国に囲まれた状態で北朝鮮と対峙している韓国の生き残りと主権守護のためには私たちだけの致命的な戦闘力がなければならない。言葉と文字をなくした国が歴史の中で存続したことがなかったように、自身の武器を開発しないで生き残った国はない。

 ハングルを李氏朝鮮時代の四代目王世宗が作った話になぞらえている。しかし、このハングルは評判が悪かった。韓国が自分達で作った韓国ドラマでも、その内容があった。というのも、王様などの人事も中国からの認可が必要なくらい当時の朝鮮は中国の隷下であった。忠実なくらいの隷下で、周辺の国が独自の文字を持っているのを批判して、野蛮な国は独自の文字を持っていると言って軽蔑していた。

 その中で、独自の文字を作ろうとした王に当時の重臣達は反対していた。別に、漢字だけで貴族(両班)に問題はなかった。両班と言われる貴族階級は当然漢字の読み書きができる。それ以外の大衆は、読み書きができない。だからこそ、科挙と呼ばれる役人の採用試験も両班が独占できた。

 だからこそ、一般大衆が読めるようなものは両班にとっては困る。ハングルは、その後は段々と使われなくなっていく。

 そのハングルと今回の国産戦闘機にかけているのだけど、国産戦闘機を持つのはハングルと同じという事を言いたいのだろう。しかし、戦闘機は完全な国産ではない。レーダーや重要な部分はアメリカからブラックボックス化された状態で購入する。

 それを言ってしまうと日本だってそうなんだが…

 国産で生産する理由がどうしても必要なんだろうけど、一番重要な部分は国産化されていないし、今の韓国はアメリカから離れて中国に行こうとしている。そんな国に、アメリカは重要な技術は渡さない。アメリカから離れる計画もあるので、国産の戦闘機も必要なんだろう。

 そんな事は、絶対に言えないので今回のような記事になったのかなと予想してみた。