考えないといけない問題がある。
親も、年齢が年齢だけに色々と考えておかないといけない。
今は元気だけど「介護」が必要になってくるかもしれない。
「認知症」になったらどうするか?
などなど・・・
自分の親だけでなく義理の両親も関係してくる。
なってもいないことを心配してもしょうがないのだけど、考えておいて必要なことはしておかないといけない。
一番心配なのは、「葬儀」と「墓」
菩提寺と言われるところはあるので、そこのお願いすればいいのだけど親自体が仏教に関心がない。
そういう場合は、本人の意思としてどうなるんだろう・・・?
突然、違う宗派とか全く違う宗教と言われても困る。墓などもどうするか事前に聞いておかないといけない。
重要な話をしてもいつもはぐらかされる。
「まだ、そんな年じゃないから・・・」という感じだ。
いや、もうそんな年なんだが・・・
親は、少し特殊な部類に入るのだろう。そこに生まれ育ってしまうと自分ではわからなかった。
その環境から離れた時に「あれ?おかしいな?」と思うことが出てくる。
色々と調べてみたり、聞いてみたりすると親が特殊・・・というか変わっていることに気が付く。
親からの影響というのは、考える以上に大きい。
法事の際に宗派を聞いた時も間違っていた。「うちは昔から浄土真宗だから」と言われた。
「いや、前に叔父さんに浄土宗って言われたよ」
と反論してみても、聞いていない。
浄土宗も、浄土真宗も本尊は、「阿弥陀如来」で「南無阿弥陀仏」と称えるのでわからなくもないけど。
法事の当日に親父の言葉にびっくりした!
仏壇の本尊や左右の掛け軸のような絵の人を「これは誰?」という感じで、お坊さんに聞いたのだ!!!
それも知らずに何十年も法事をしていたわけだ・・・
お坊さんも呆れた感じで答えていた。そもそも、浄土真宗だったらお坊さんは剃髪していない確率が高いけど剃髪している。
こういう状況を見ているだけに、法事とかどうするのだろう・・・と思ってしまう。
何十年も本尊も知らないのも問題だけど、そういう話をしない現代の仏教というのもどうなんだろう?
自分も葬式や法事に参加して読経を聞いていても意味は当然わからないし、説教もないので自分で調べるしかなかった。
仏教も色々な考えや良い教えもあるのに勿体ない。
どうしたものだろう・・・親(義理の親)の今後は・・・