なにげにはてなブログのトップを見ていると、以下のブログがリンクされてあった。
武器としては、「槍」のほうが強いはずなのに格としては「剣」のほうが上なのはなぜ?ということで、日常的に使われるので「剣」が上と結論つけられています。
これは、現代でも当てはまることで歩兵が主に使う武器は「ライフル」です。ライフルって、武器の中では威力もそれほどでもありませんし、当たりません。小火器って言われるくらいですからね・・・
でも、現代でも歩兵の友と言えば「ライフル」です。日常的に使うというよりは、一番身近で常に側に置いておける。いつでも、自分の身を守るために存在するものだからでしょうね。
剣と槍についても、槍は長すぎて常に携帯することは無理です。剣や刀であれば、携帯が可能です。脇差だけでも丸腰よりはましです。当然、合戦となれば槍のほうが重要ですが、常に身を守るものとしては、やはり剣や刀です。
自分の側に常にあって、自分を最後に守るものとして考えると、王様とかが剣を渡して軍隊の統率権などを一時的に預けるのも、理解できる気がします。
王様が常に持っているものを持っていることで、信頼されている者という証でもあるのでしょう。
あと、槍は刺して使うものではなく、実際には振り回して叩くというのが多かったらしいので、そういうのも関係しているかも知れませんね。
結局、棒なんですわ。
現代のライフルについても、実際のデータとして戦場で歩兵が負傷した武器を調べてみると、爆弾とかの破片がほとんどで、ライフルなどで負傷することは少ない。ボディアーマーを着ていますが、防弾チョッキなんて言いますが、実際にはライフルの弾は防げません。拳銃の弾程度なら防げます。ライフルの弾を防ぐには別途、セラミックプレートなどを入れる必要があります。
映画「ブラックホーク・ダウン」では、前側にしか入れなかったために、背中から撃たれて弾が前面のプレートで止まってしまうという場面もありました。
ボディーアーマーというのは、本来の目的は爆弾とかの破片から重要な部分と守るためです。同じように、ヘルメットもライフルの弾は防げません。
特殊部隊によっては、重くなることを嫌ってヘルメットは転倒した場合の怪我防止程度の軽いヘルメットを使う場合もあります。ライフルの弾が当たれば、ヘルメットかぶっていても同じという発想からでしょう。
同じような理由で、ボディーアーマーすら嫌う特殊部隊員もいるそうです。彼らは、スピードが命ですから。