とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

こ、これは、「スマート窓口」なのか?

 米子市役所で、スマート窓口がスタートしたというニュースだったのですが。

www3.nhk.or.jp

米子市役所に、タブレット端末を活用して子育て関連などの複数の手続きを一括して行うことができる「スマート窓口」が、10月1日から登場しました。

米子市役所の1階フロアで「スマート窓口」の開始式が行われ、伊木隆司市長が、タブレット端末を使った手続きを模擬体験しました。
「スマート窓口」では、デジタル技術を活用して、これまで複数の窓口で行う必要があった手続きの手間を減らします。
例えば市民が「転居」を届け出た場合、端末上で「児童手当の住所変更」といった別の手続きも自動的に行われます。
市民は最後に画面で記載内容を確認して、電子ペンで署名します。

 内容を見てみると、市役所の方がタブレットを操作して、市民は電子ペンで署名するということで、別にタブレットでなくても出来る内容でガッカリ。

 タブレットでなくても普通のPCでも可能な内容だし、複数の手続きを自動的に行われるというのは、システム間の連携ができるようになった事で、タブレットの機能とは関係ない。

 そもそも、入力などはPCの方が優れていて、タブレットの方が面倒。

 スマホタブレットを使えば「スマート」という言葉をつけるのは、本当に頭の悪い人の発想だ。かつては、「ソリューション」なんて言葉もあって、なんでもかんでも「ソリューション」ってついていた。ちなみに、ソリューションは解決方法という意味があるのだけど、もう意味なんて関係なく「ソリューション、ソリューション」言っていたなー。

 どこでもネットが使える環境の事を「ユビキタス」とかいうていたし、今はIoTなんて言葉もあるけど、一緒だよね。名前を変えることで違う事をやっているかのように見せるってのは、インチキだ。

 話は、戻って「スマート窓口」というなら、ネットからマイナンバーカードを使って、個人認証までできて、役所の手続きは全てネットで可能というところまでいけば「スマート」だなと思う。そうすれば、役所の人の事務の仕事は大幅に減らせる。その時間を、もっと市民の意見を聞いたり、考えたりできるようになるはずなのだが。

 残念ながら、全てネットで対応できるようにすると、今の窓口対応の人の仕事を減らすという発想になって、結局やらないんだけど。そこの考えがスマートでないんだけど。

 引越しとかで、市役所の手続きがあるから休みを取らないといけないってのは、変な話だ。休めるのはいいけど、結局役所に行くのは面倒だし、時間もかかるし。引越しした時なんかは、整理とかを優先したいので、ネット対応してもらいたいものだ。

 言葉に騙されてはいけない。