とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

WBSSは、井上尚弥が優勝

 昨日行われたWBSSバンタム級の決勝では、井上選手が12R判定勝ちで優勝。凄い戦いでした。ドネアが強かった。井上も、危ない場面がありながら11Rにボディでダウンを奪い、判定勝ち。

 

 ほとんどパンチを顔面にもらったことがない井上の顔にパンチが当たり、右目の上を切り、鼻血が飛んでました。ドネアのパンチは、強烈で思った以上に伸びていました。画面で見て、そう思うくらいですから、実際に対峙していると、もっと伸びてくると感じでしょう。

 

 WBSSも終わりです。ところで、気になったのが王座が統一されたわけですが、最近はチャンピオンが多い。ボクシング漫画で、チャンピオンについてセリフがありました「おかしいと思わないか?1位になっても、その上にチャンピオンがいる。1位が一番じゃないんだ」という感じのセリフでした。

 

 チャンピオンというのは別格という説明でした。

 

 ところが、今は沢山のチャンピオンがいます。WBAWBCIBFWBOなどの団体ごとにチャンピオンを認定します。更に団体によっては、スーパーチャンピオンなるものが存在します。チャンピオンの上の存在で、他団体の王座になったり、防衛回数が多い人がなるのですが、チャンピオンとは別。

 

 更に、ダイヤモンド王座なんてものも。これも、優秀な選手に対して指定されるもので、負けても移動することはない。別格なチャンピオンというのを団体が認定するだけ。

 

 シルバーチャンピオンなんてものもあります。要は暫定王者なのですが、暫定王者というのも正規王者が怪我などで試合できない場合に暫定チャンピオンが生まれて、正規王者が復帰した場合は、統一戦を行うという仕組みらしいのですが、少し前だと正規王者が試合できない場合は王座剥奪になっていたはずなんですが。

 

 団体も増えて、階級ごとのチャンピオンもダイヤモンドだのスーパーとかシルバーとたくさん。今回のWBSSもそれらの団体を超えてトーナメントを行ったわけですが、WBSSチャンピオンなんてベルトとか作るのかな?

 

 そういえば、初期のKー1は団体や流派を超えて最強を決めようということで始まったのでした。キックボクシングや、空手も、団体や流派が沢山ありますから。階級があっても、階級ごとにチャンピオンが長く空位でランキングすら埋まっていないところも多いです。

 

 ボクシングも、日本ではランカーになっても日本チャンピオンでも食べて行けません。ジムでインストラクターをやりながらという人も多いです。そもそも、日本チャンピオンを決める試合をいつやっているか?なんて聞いたことないと思います。それだけ、試合に人が集まらない=お金が集まらない。

 

 興業という意味では、アメリカではボクシングの試合がラスベガスで行われて多くの観客が集まっているように、エンターテインメントとして成立しています。日本でも、エンターテインメントとして認知されるような仕組みが必要なんでしょう。勝ち、負けに拘るのもいいですが、観客を楽しませる。そういう内容の試合、盛り上げかたが必要です。