とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

コロナ関連のゴタゴタ

 毎日のようにニュースはコロナ関連の内容が多いのですが、内容が酷い。某大学の教授で内閣参与にもなっている人が日本の感染者は欧米に比べれば「さざなみ」でこれでオリンピック中止とか笑笑などとツイートして話題に。

 確かに、欧米に比べれば日本は感染者は少ない。ただ、日本の場合はPCR検査が数が少ない。PCR検査を増やせば無症状の人も多くいるので、感染者が増えるのが見えているから。感染が判れば、自宅療養や施設での隔離となるので、PCR検査自体も積極的ではない。

 欧米と比べて感染者が少ないというのも、一概に比較できない。

 それに、その「さざなみ」程度の感染者数で医療崩壊と言われている日本の医療体制はどうなのか?内閣に関係している人が言うなら、その部分を指摘するべきだろう。「さざなみ」程度と言うのであれば、感染者が10万人でも対処できる医療体制があってから言える話だろう。残念ながら、日本のレベルはこの程度ということだ。

 次に、薬局大手のスギHDの会長夫婦が市から便宜を図ってもらって、ワクチンの優先接種をできるようにしていたとか。ここでも、お互いの話が食い違っていたりする。市は、スギHDから色々と支援してもらっていたので、断ることができなかったという話だ。

 残念ながら、そういうものだ。力や権力を持っている人が普通の人より便宜を受けるというのは残念ながらある。平等だと言いながら、全然平等なんてない。役所なんて最たるものだろう。税金を多く取るのは、一番簡単なサラリーマン。大手企業には、優秀な税理士、弁護士などがいるので、狙うのは中小企業や個人経営の会社。弱いところを狙ってくるのは、どこの世界も同じだろう。

 スギHDの話も、報道されなければ実行されていただろう。残念ながら、そんなもんだ。スギHDをあれだけ大きくした人物なのであれば、「私たちは最後でいい」くらいの度量が欲しいものだが。人物も小さい人が増えた気がする。

 みんなが自分が自分がと我を通せば酷いことになる。

 次に東京都と国のゴタゴタ。都内にある国立の博物館などの施設が12日から再開するようにしていたのが、東京都からの強い要請があって、引き続き休業するように言われたのだが、文化庁は国立の他の施設で再開する施設もあり、一部のテーマパークなども感染者対策、入場制限もして再開するのに整合性がないとして反論していた。

 もう、ここまで行くと何だろう?としか思えない。文化庁がそれを言うのか…緊急事態宣言の飲食店の閉店時間や酒の提供の話も、関連性がある説明もない。デパートなどの大型施設での感染事例もないのに休業になった。人流を抑えるという理由だ。

 酒を飲むことが悪いわけではないだろう。酒=ウィルスならわかるが酒を飲んだら自然と声が大きくなるという理由であるなら、換気の徹底や入場制限でも対応できるはずだ。一時期は、飲食での感染が多かったが、今では家庭内感染の方が多くなっている。

 リモートワークでも感染している人もいる。電車も、終電時間を早めたり本数を減らせば、車内が密になる。誰でもわかる話だ。海外では、逆に本数を増やしている国もある。案の定、GW中の期間に駅に人が溢れて、本数を増やした。

 もう、ここまで来ると○○なのか?と思ってしまう。国がやっている事が、全く根拠が見えず、仮定に基づいても反対の事をやっているのに線引きの部分で国と都が対立なんて、もう言葉がない。

 日本の衰退が酷いけど、ここまできてしまったかと感じる。

 病床数の話でも、日本の病床数はOECD加盟国で一番多い。13.0床(1000人あたり)でドイツ8.0床、フランス5.9床だから、日本は一番だ。

 ところが、医師数では2.5人(1000人あたり)でドイツ4.3人、フランス3.4人で35国中28位だ。コロナ対応でよく言われるのは、ベットがあっても医師がいなければ意味がないと言う。では、この状況は通常の医療でも、そもそもダメなのではないか?

 ICUの専門医も、ドイツ8,000人に対して日本は2,000人。ここから見えるのも、結局、病院のベットだけあるという事だ。しかも、年々言われているように病院経営は厳しいという話だ。(満床にしないと儲からない)しかし、毎年のように健康保険料は上がっていき、消費税も増税し、社会保障料に回すらしい。

 矛盾している。

 やる事は簡単だ。とりあえず入院させてベットを埋める。必要のない手術も行う。外来で来て、診察だけでは儲からない。とりあえず、薬を処方する。こんなところだろうか?

 健康診断でも、治療が必要とされる数値も変化する。血圧も、歳を取れば上がるのが普通で、本当に治療が必要なのか?

 BMIという数値も、有名な話なのだが、アメリカの保険会社が保険料をあげるためや、支払いをしたくないために考案したという話もある。BMIは、身長と体重しか見ていない。でも、運動していない人と運動している人が全く同じ身長と体重だとしたらどうだろう?

 一方は、脂肪が多い。一方は、筋肉が多い。BMIでは、そこまだ見ない。

 健康診断の数値も、中身をよく見て意味も自分で理解しておかないと、薬漬けにされる。

 知識を持って、理論武装しておかないと、食い物にされる。いつの時代も同じだ。にしても、酷い世界だ。長生きしようなんて思わない。