とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

アメリカ海軍の空母も稼働率低下が問題に

globe.asahi.com

 2019年12月の記事なので、少し古いですがアメリカ海軍が保有する11隻の空母のうち、実戦稼動中なのは2隻という内容でした。他は、整備や整備後の訓練を行なっていて、稼働中の空母も任務終了後は、整備に入るでしょう。

 空母だけでなく、空母艦載機でも稼働率が問題になっているようで、稼働率の低下は即戦力の低下を意味します。稼働率は、その国の工業レベルが反映される内容なので、簡単には上がらない。選定した機種によっても、稼働率は変わる。

news.yahoo.co.jp

近接航空支援専用機A10C 72.51%
万能機ストライクイーグルF15E 71.16%
ファイティング・ファルコン F16D 66.24%
世界最強のステルス戦闘機F22 51.74%
F35A 49.55%

 F15の稼働率は高く、それでも71%くらい。F35は…F35の稼働率の目標は80%という事らしいので、100機あっても80機稼働できれば優秀。F16も高い方ですが、66%程度とは。

 稼働できる機体から作戦に参加できる機体を考えると、単純に装備を買えばいいとはなりません。

 F35は、このデータではF35Aで空軍用の通常型。海軍用のB、垂直離着陸可能なCとなると、稼働率は下がるでしょう。80機のF35Bを購入しても、40機以下しか使えません。40機使えたとして、空母に全て搭載しても全部は使えません。一定数は、残しておきますので、実際に一度に使うのは20機程度でしょう。その20機も飛ばせば整備が必要です。

 このデータを見ても、軍隊は金がかかります。高額なF35でも、稼働率が低いと宝の持ち腐れですね。