とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

空自と中国空軍がもし、戦わば

 軍事衝突を想定した記事も色々とありますが、中国空軍との想定というのも面白い内容でした。

jbpress.ismedia.jp

 中国が保有する2,000機のうち新型機は、1,200機。空自は、300機という事で、当然、空自は不利です。数では、勝てるはずがありません。ミサイルの性能や機体自体の性能もほぼ互角というまでになっていて、機体の性能では有利とは言えなくなってます。

 中国も軍隊の近代化を進めていますので、当然の結果とも言えます。この手の比較では、総数で比較されますが当然のように全機体が投入できるわけではなく、点検、整備もしなければいけませんし、他国への警戒も必要ですので、一気に全機体を投入なんてできません。

 中国も国土が広いだけに、多方面に注意、警戒する必要があるので、2,000機持っていても全機は使えないし、日本側に全て投入できません。(当たり前か)

 稼働率が80%という高い数値だとしても1,600機(新型960機)半分を日本に投入したとすると、800機(新型580機)旧型は、行動半径が狭いので、防衛に専念するとすると新型の580機くらいが日本に飛んでくる数と想定します。

 それでも、行動半径だけで日本に来たとしても、戦闘になると大量の燃料を消費するので、単純に積載燃料の半分で飛べる距離では、飛んで帰るだけで何もできません。そうなると、中国の基地から飛んで、日本まで飛来するというのは現実的ではありません。空母艦載機だけで作戦を行うというのも、数的に無理があります。空中給油も可能ですが、日本との中間地点で行っていれば、事前に探知も簡単になります。

 そもそも、航空機だけで敵国領土に飛んできても、地上に配置されたレーダーやAWACSなどで位置を把握され、圧倒的に不利な状況での戦闘になるので、先に地上レーダーを破壊する行動が必要になります。レーダー探知されにくいステルス機でレーダーを叩いて、その後に通常の機体での攻撃という手順になります。

 ただ、日本みたいに資源のない国に攻撃しても、得られるものは少ないですし、海洋資源を得るためにしても、リスクが高過ぎる。焦土となった国を手に入れても仕方ない。現実的には、現状の軍備でも十分だと思います。