すっかり見なくなったのがある。3.5インチのFD。いわゆるフロッピーディスクというものだ。
パソコンには標準装備されていたFDD(フロッピーディスクドライブ)にこのフロッピーを差し込んでデータを記録させていた。CD–Rが一般的になってくると容量的な問題ですっかり出番が減ってきたけど、OSが壊れた時などに最初に読ませるのがフロッピーだったので、最近まで家にあった気がする。
だけど、CDから起動できるようになったり、USBメモリから起動できるようになってしまうと、すっかり出番がなくなり、自分の家からも見なくなってしまった。
容量が1.4MBなので、残念ながら役に立たなくなってしまった。ネットワークがそんなに高速でもなく、簡単にデータが共有できない時代には、フロッピーにデータを書き込んで、持ち歩いていた。
この3.5インチフロッピーは、それでも進化した形態だ。読み込む部分はシャッター形式になっていて、自動的に開閉するようになっている。機械的に動作するものなので、動力は必要じゃない。
外部からの埃や傷などから保護される。ケースもハードタイプなので、多少の衝撃からも保護される。姿を見なくなると、ついつい思い出してしまう。
まだ、どこかで活躍しているフロッピーもあるんだろうな。