とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

辺さんの著書を読んでみた

  ニュースなどで韓国関係の内容でよくコメンテーターとしてテレビ出演している辺真一(ピョン ジンイル)さん。いつくか本も書いているので読んでみた。

 

 「世界が一目置く日本人、残念な日本人」

 

  (2013年3月に初版の本で出だしは、日本はまだまだ力があるという書き方だった。経済でも技術でも高いレベルを維持している。世界に影響を与えた発明をした人が日本人には多くいる。韓国人で、世界的な発明をした人が思い出せるだろうか?)

 

  (日本人の長所は、親切、勤勉、忍耐。韓国人は、忍耐強さがないので並んでまで行列のできる店にはいかない)

 

  ちなみに辺さんは、在日韓国人2世でどちらもよく知っているということだろうけど、行列に並ぶかどうかは人によるし、地方に行くほど行列には並ばない。

 

  (日本人は我慢強いし滅多に感情をあらわにしないが一度怒りの導火線に火がつくとブレーキが効かない)

 

  最近は、すぐに怒る人も多いのでなんとも言えないけど、日本人が怒るとブレーキが効かないのは、論理的に積み上げていって、納得できない時に怒る。一瞬の感情で怒るわけではないので、時間が過ぎても治らないというのは別の本で読んだ。

 

    後半になると、ここがダメだよ日本人ばりに韓国人のほうが優れているという理論に。

 

  (日本人は顕微鏡的に物事をとらえ、韓国人は望遠鏡的にとらえる。韓国人はアバウトなので、融通性、柔軟性がある。韓国人は、自己主張が強いのでお店で席を案内されても自分の好みの席に座ろうとする。日本人は、案内された通りに座る)

 

  (韓国人は、問題は自分にあるのではなく「世の中」「組織」「周りの人間」「環境」にあると考える。他人のせいにする傾向があるので会社をクビになっても自分の能力が低いからではなく周りのせいにするので、すぐに次の会社を探す。精神的にタフ)

 

  韓国人の考えのほうがグローバルでは多いとも書かれていた。ここまでくると、本のタイトルはどうなの?と思ってしまった。韓国籍でありながら、日本で生まれ育ったからどちらにも思い入れがあるのでしょう。

 

  韓国人は、これくらい考えが違うというのがわかります。アバウトな性格のほうが融通が利くかもしれないけど、全てに「ケンチャナヨ」的に適当にやられると困るんだけど。

 

  自分が悪いという考えをしないというのも、今の日韓関係を見るとわかる。全ては日本やアメリカのせい。自分達は悪くない。これって、北朝鮮の論調も毎回これだし。全て周りのせい。

 

  これがグローバルな考えなんでしょうかね…

 

  辺さんは、ユーモアを交えながら話もするし、韓国人のコメンテーターのように一方的に韓国の理論を話す人ではないので、好感を持っています。この本も、2つの祖国の長所、短所を書いたのでしょう。

 

  別の本も読んでみたいですね。