とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

土曜の牛じゃなくて…

 先週の土曜日は、「土用の丑の日」でした。土曜?土用?なんてなりがちです。しかも、土曜がそうだったので混乱する原因にもなります。説明を何回聞いても「へえ、そうなんだ」で終わって次の年も同じ事を聞くわけです。

 

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 そもそも用語が疑問になるので、そこから書いていきます。土用というのは五行思想から来てます。全ての物は5つに分けられるという考え。土金水木火の5つです。土から金が出て、金から水が出て(?)水から木が生まれて、木から火が生まれて(山火事?)、火から土ができる(?)という感じです。

 

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  この考えから干支になるのですが、ここでは省略します。この5行は季節や方角、色などに関連されて考えられてます。春は、木で東。夏は、火で南。秋は、金で西。冬は、水で北です。これだと、土がありません。季節は4つですから。土の期間は、立春立夏立秋立冬の前の20日間です。この時期は、「土用」と言われます。

 

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  12カ月を12支に当てはめて方角とも関連つけています。鬼門は丑寅の方角と言いますが、この考えからきていますし、昔は、時間も表していましたので申の刻というと、15時から17時になります。丑の日はカレンダーで丑の日の意味で、土用の期間の丑の日という意味ですが、既にお気づきだと思いますが、土用は4つの季節の前にあるので、夏以外にもあります。うなぎを食べるようにアイデアを出したのは平賀源内だとも言われてます。

 

 では、何故うなぎなのか?丑の日に「う」のつく食べ物を食べるといいとも言われていますし、丑の方角は北東で水を表し、冬も表してます。色は、黒です。それで、黒い食べ物を食べたとも言われてます。

 

 こういうダジャレのような話が好きだったんでしょうね。ちなみに、東の方角は春を表してます。色は、青です。青春って言葉は、この考えです。人の人生とも関連つけて木が成長するように勢いがある季節とリンクさせてます。

 

 秋の色は、白ですが有名な人と関係があるのかも知れません。日本は、明治まで時間とか方角、日も五行や干支で運用していましたので、多くの言葉や思想に残っています。たまには、今日は何の日か?なんて考えてみるのもいいかも知れません。