とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

理の韓国って・・・

 ニュースアプリで配信されていた記事を見てみた。

japanese.joins.com


 凄く簡単に要約すると韓国は理の国で法よりも理のほうが上。日本は、法が一番上でなによりも優先されるという内容。疑問に思う内容は多い。

李朝時代の党派争いが激しかったのも、すべてを「理」という本質に照らそうとするプラトン的習性に起因するものだ。

 いや違うだろと言いたい。党派争いで「理」なんてものは一言も出てこない。一族で重要なポストを独占し、親族を縁故だけで登用し様々な重要な役職につける。才能なんか関係なし。官職の試験でも、身内に試験問題を流したりやりたい放題。王でさえ操ろうとして王妃を同じ党内の子女から選ばせたり。王が変われば、前王の側近などは全て排除する。罪をでっち上げたり、適当な理由を作って。これが「理」というものならそうだろう。

 現代でも、財閥では同じような事をして問題になっている。法よりも理が上なら理とはなんだろう?誰が判断するのだろう?

 日本では法が上というのは当たり前で法治国家であれば当然で、法より上があると法治ではない。中国は、法律よりも上に中国共産党がある。形の上では、法治国家だけど誰も思ってはいない。党が上であればいいけど「理」が上と言われても。

 幕末から諸外国との交流で、日本は様々な国際法というのを勉強し理解しようとした。その上で、国際法に照らして不平等条約の撤回の交渉を行った。しかし朝鮮半島では李氏朝鮮大韓帝国となったが清国の隷属化のままで、日本が日清戦争で勝利し、大韓帝国の独立を清国に認めさせた。長年の清からの独立も日本という他国が行ったことで、自らが行っていない。

 朝鮮半島の歴史を見るといつも中国や日本などの他国を巻き込んでいる。自分達で、他の国との交渉などをしていないので、法というものの重要性が理解できていないのだろうか?法よりも理が上だから法なんて関係ないって言った時点で、あの当時の世界情勢からすれば誰も相手にしていないだろう。

 法が万能ではないし、全て解決できるわけでもない。ただ、法がないところを無法地帯という。