とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

川崎の事件では格闘家でも対処は無理

 川崎で起きた事件から1週間が経過しました。今でも不明なことが多い事件です。
報道では、集団での登校の問題点が指摘されていることもありました。

 ただ、集団での登下校や子供を1人にしないという方針は、連れ去りなどの事件から子供を守るためで、集団での登下校には意味があります。
今回の事件では、逆に集団でいる所を狙われたので、集団での行動が仇となりました。

 対策が後手に回っているとも言われていますが、今回のような事件を想定して対策をするとなると警備の数を増やす、送り迎えをするなど負担がどんどん増えてしまいます。

今回のような事件が頻発するようには思えません。

悲惨な事件を根本的に全て無くすというのは、理想ですが現実的には非常に難しいと言わざるえません。

 包丁を両手に持った大人に対処するのは想像するだけで大変なことはわかります。
自分も空手の有段者で居合、キックボクシング、ボクシングの経験がありますが、今回の事件では全く使えないと考えてます。
 空手の練習で、短刀取りなども練習はします。でも、1本しか持っていませんし、突いてくる前提です。
無鉄砲に振り回してくる練習はしません。どんな刃物でも対処できるくらい熟練した人はいるはずですが、その人が現場にいる確率はそれこそ天文学的な数字になるかも知れません。

 包丁1本なら、怪我を覚悟でなんとかできるとは思いますが、2本持っているとかなり難しい。
子供にお母さんが付き添っていても、対処はできないでしょう。

 有効な方法としては、石とか近くにあるものを投げる。近くに物干し竿などあれば使って、距離を取って戦う。
というくらいしかありません。戦国時代に多く負傷させたのは、矢で次に鉄砲、そして、槍、石と続きます。

 現代でも、銃弾でも負傷というのは思ったほど多くありません。多くは砲弾の破片などでの負傷なので、ボディアーマーというのは、破片を防ぐ目的で作られています。強力なライフル弾を防ぐには別の防弾プレートが必要です。

 剣豪で有名な宮本武蔵も、島原の乱で参戦した際には相手の投げた石で負傷して活躍できなかった話も有名なところです。

 石などを投げるなら距離もあり誰でも可能です。大勢で攻撃すればある程度時間も稼げます。

 まずは、逃げるというのが最も大事で、逃げたあとに警察などに連絡するのが一番いいのです。今回の場合は、難しいのですが。

 アメリカで銃乱射事件などが発生すると、銃の購入者が逆に増えるそうです。現場に銃を持っていて対抗できる人がいればいいという考えだからです。アメリカの場合は、国の人口の数倍の銃が出回っていますので、単純に規制するだけでは簡単に銃での犯罪は少なくできません。だからと言って、銃を買って対処というのも悲しい感じを受けます。

 アメリカでは、州ごとに規制も違うのですが、場所によっては銃の所持は誰でも許可されていて、携帯する場合は見えるようにするという州もあります。これは、隠して持っていると銃を持っているのがわからないので、逆に危険という考えだそうです。銃を持っているのが明確に見えていれば何かあった場合でも銃を地面に置くなどの指示ができます。

 根本的な対策は、社会的に多く人を救えるような社会にしていかないといけないのでしょう。問題を抱えている人こそ、もっと支援が必要とされていると思います。自分にも、何かできないか?と考える日々です。