とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

韓国ドラマを見る時は、気をつけないといけないことがある

韓国ドラマも、おもしろいドラマがあったり、歴史物だと朝鮮の歴史の勉強や考えかたの勉強にもなるので、たまに見たりします。

韓国との関係は、徴用工や慰安婦、レーザー照射などでギスギスしています。
関係改善の糸口も見えず、日本政府は対抗措置も検討しているとか。

それに対して、韓国政府は対抗措置を実施した場合の対抗措置も検討するとか。

もう、子供の喧嘩レベルです。

そもそも、問題を起したのは韓国側なのは明白なのですが、経済的な対抗措置というのもどうなんでしょうね。
韓国には、スマホ用の電子部品など輸出している物も多い。関税の引き上げなどを実施すれば逆に自分の首を絞めかねない。

ニュースサイトで最近はよく韓国関係の記事がリンクされている。韓国の大手メディアの記事がリンクされていたけど、北朝鮮との関係の記事で、北朝鮮ともアメリカとも上手くいかない。ここは、憎くても日本と親しくするしかないという記事が書かれていた。

嫌いというレベルではなく「憎い」という言葉が韓国の大手メディアの記事になっている。
歴史的な関係で見ても、親しくすることなんて到底無理だと認識しておいたほうがいい。

気軽に韓国旅行に行って「韓国大好き!」なんて思って行っても、相手がそう思っていないことを認識したうえで行動しないと危ない。

実際に、繁華街などで日本語で大きな声を出すと、ちょっと雰囲気が危ない事になると、最近の報道で現地の特派員が話していた。

そんな事を考えながらも、韓国ドラマを見ていると怪しい場面があった。
朝鮮時代の医師がタイムスリップして現代に・・・というどこかで聞いたような話。
日本でも大ヒットした「仁」は、韓国でもリメイクされている。しかし、このドラマは逆パターン。
「仁」は、現代の医師が過去の時代に行ったけど、このドラマは朝鮮時代から来ている。

危ない状況になると現在から過去、過去から現在という移動ができるのはオリジナル。
過去というか朝鮮時代に行った際に、いつものように「文禄の役」の設定。
韓国では、「壬辰倭乱」と言うらしい。

この言葉の時点で下に見ているのがわかってしまう。
壬辰は、年を表していて、倭は日本の呼びかた・・・だけど、倭という言葉で既に下に見ている。
国名などに「女」という文字が入ると下に見ている証拠になる。

同じように下に見て野蛮と言っていた朝鮮半島の北にいた民族も「女真族」と呼んでいた。
かつては、倭国と呼ばれていたけど、中国が隋の時に国名を変えると使いを出したけど無視され唐の時代になって日本として認識されていたよう。

李氏朝鮮の時代は、中国では唐から宋、元、明となっている時なので、「倭」という表現じたいが下に見ている証。
さらに、「乱」というのは、権力者に対して反乱を起したという使い方。戦争は役なので、ここでも倭という下の国が上の国に対して、反乱を起したというイメージになる。

話を戻そう。ドラマの主人公が日本の将軍が怪我をしている時に会い、怪我を治すという話になるのだけど、その将軍が「沙耶可」と言い説明の字幕では、「朝鮮の事を慕い、朝鮮に帰化し鉄砲の技術を教えた」ということが書かれていた。

初めて聞いた話だった。そんなことがあったのだろうか?
朝鮮側の記録では、加藤清正の配下の武将で、3,000人の兵とともに朝鮮側に寝返ったらしい。
当然、日本にはそういう記録はない。

加藤清正は、文禄の役のときは、1万人の兵を連れていっている。
1万人のうちの3,000人が釜山に上陸してから寝返ったと考えられるだろうか?
しかも、国内の戦ではなく海外での戦。海外に渡ってから寝返れば、国内にいる家族などはどうなるか?
安易に想像ができる。

規模としても、降伏する時期にしても納得できる内容ではない。
ドラマの中のネタとしてはおもしろいのだけど、無茶苦茶。それに、都に進撃してきた日本軍は民に見境いなく攻撃し、子供を鉄砲で撃ったりしている。

まあ、ドラマでも日本=悪としたいのだろうけど、無理がある。

通過する場所でそんなことしていたら、武器ももたないし、鉄砲の弾をそんなことに消費するはずがない。
無茶苦茶すぎる・・・

朝鮮側は、日本からの通達なども無視し、釜山上陸の知らせを聞いても有効な対策も指示できず、都に迫ってくると王族は明に助けを求めるとして、逃げ出している。

逃げ出している王の籠に、民衆は石を投げつけていたらしい。これは、韓国のドラマでもそういうシーンがあった。
釜山上陸後、半月あまりで首都は占領されている。その際には、民衆や官僚によって強奪や放火があったとか。

これも、韓国側では「日本がやった」という記録に変えるのだろう。

しかし、この段階での目的は「明」であり、朝鮮は通過点にし過ぎない。そこで略奪などを行為をすればどうなるか?戦国時代を生きた武将なら誰でも理解できることだろう。

実際に、首都を落としたあとに、先遣隊は明に向けて移動している。

歴史上の記録などは、いつでも権力者のいいように変えられてしまう。しかし、実際の出来事や状況から本当なのか?どうかは判断ができる。

ドラマでおもしろいように作るのはいいのだけど、韓国ドラマの場合は、歴史的な部分は疑ってみたほうがいい。

最初に見ておもしろいと思った「善徳女王」
純粋に面白かったのだけど、そのなかで絶大な権力を持ち頭の切れる美室(ミシル)という人物が架空の人物であったのを知って、裏切られた感じがした。

話の大半が、このミシルとの戦いであり、この人物がいないとなると、全く話が成立しない。
同じように、歴史書に1行しか出てこないような人が何十話にもなるドラマの主人公になっていたりする。

フィクションといえば、そうなのだが・・・

「善徳女王」のなかでも不思議に思ったのが花朗(ファラン)という組織。
ドラマの中では、武術に優れた若者の集団で、王女直属の部隊という設定。さらに、戦の前などに「化粧」をする。
ここで「???」と思った。

さらに、この花朗(ファラン)は戦争になれば軍隊と同じように派遣される。これも不思議だ。

王女直属であれば、基本的に親衛隊。通常の軍事訓練などしていないから、他の軍団と同じような行動は練習していないと難しい。
更に、親衛隊のレベルなので少数。600年代の編成で、少数の部隊では、他の軍団と同じような活躍は期待できない。

武芸に優れて、化粧をした美男子が戦場でも一番の活躍をする・・・まあ、いいんですが・・・

李氏朝鮮は、1392年から1900年代まで長い間続いた王朝で、そのあとの大韓帝国李氏朝鮮から改称したもので、朝鮮時代の慣習や考えがずっと続いていると思える。

李氏朝鮮時代の考え方で、今の韓国とかを見ると納得できる部分が多い。
「日本はいつまでも、倭であり下の国。だから、朝鮮のほうが優れていないといけない。
 日本には、下の国だから天皇なんて呼ばない。国王としか言わない。
 辻褄があわないところは、嘘をついても改ざんしてもいい。
 だから、何をしてもいい。」

ちなみに、「女真族」と呼んで蔑んでいた部族から「ヌルハチ」が登場し、部族を統一し「金」となり、その「金」が明が滅びた後の中国を支配し「清」となり、朝鮮半島も属国として支配することになるのです。

国が違えば習慣も考え方も違う。韓国の人達の考えかたも「そういう考えもある」と認識し、接していくしかない。

日本が今重要視するべきなのは、アメリカ、ドイツ、イギリス、中国、ロシア、インドなどの国だと思うのです。韓国からは、日本はかつてほど重要視する国ではなくなった・・・なんて言われていますが、こちらからはずっと前から重要視はしていないと思うのです。