女人禁制というキーワードで色々と報道されていますが、ゴルフコースが女性の正会員を認めていないとかで話題になったこともありましたが、寿司職人も女性はダメと言われているらしい。
実際に、少ない回数ですが寿司屋さんに行った記憶の中でも板前さんが女性だった記憶がない。
理由としては、女性は体温が高いからダメとか。体温が高いor手が温かいからネタを握った時に温度が上がってしまうということらしい。
この話を聞いて思ったのが
「とんでもねえな・・・」と
冷え性で悩んでいる人の多くは女性。理由は、筋肉量が少ないから。体の中で筋肉が多くのエネルギーを消費する。
エネルギーを消費するということは、熱を発生している。
つまり・・・比較的男のほうが体温が高いのだ。理由は簡単で、熱を発生する筋肉量が多いから。
じゃ、女性の板前がいない理由はどう説明できるか?
説明できない・・・これも、迷信というか女性を入れないためのでっちあげだろう。
「しきたり」とか「伝統」とか「既存のルール」という理由で理由を説明できないような事をやっていることは多い。
ちなみに大安とか仏滅などの六曜(六輝)もカレンダーが売れないからという理由で占い的なものを入れてみようとしてカレンダーに書いてみたら思いのほか売れて、そのまま定着したという。
6日一回も仏も滅っするような日が来たらあかんだろうに。
日によって吉日であったり凶であったりするけど、もっと内容がある。移転はダメとか、土に関係するような事はダメとか細かい部分まで書かれている。なんでもかんでもあかん日が6日ごとに来るなんてね・・・
ただ、本当に昔から存在する迷信については、実際に起こった事から忌避するために考えられたものもあったりする。
昔からの言い伝えの内容が実際に本当にあったという話も多い。
単純に否定することはできないけど、寿司職人に女性が向かない理由として体温が高いというのは実際の状況とは相容れない。
別の理由として、女性の場合は月に1度ある生理現象の際にホルモンバランスが崩れるので、味覚が変化するとも言われている。
有名なシェフに女性が少ない理由とも言われている。
この説については、わからない。ありそうだけど、通常の時に味見しておいて分量とか計量しておけば問題ないと思いますけどね。
要は理由が説明できないことを
「しきたり」とか「伝統」とかで
「片付けるな!!!」
と言いたい。