とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

変化が必要なとき Part2

少し前に物流会社について話題になっていました。

・荷物の量が多い
・人は増えていない
・金額は、安くなる
・再配達に手間がかかる

などなど。通販の増加で個人宛の物流量が増えて相対的に荷物の量が増えています。
だからといって、人が増えるわけでもないので、配達しきれない・・・という状況になり、ぶち切れて荷物を放り投げる動画なんかも公開されてニュースにもなっていました。

金額についても、競争が激しいので安くなる一方。
荷物の発送をお願いする通販の会社も、競争が激しい中で「送料無料」というキーワードでお客さんを呼び込もうとします。
送料がタダになるのは、通販の会社が負担していからで負担を減らしたい通販の会社は安い物流会社を選ぶか、契約している会社に値下げをお願いしたりします。

某大手ネット通販の会社の影響も大きいと言われています。物流量が多いから売り上げが一気に増えますが、値段については厳しい会社とも言われています。

再配達についても手間がかかるとも言われていて「有料化」するとか時間指定の幅を広げるとかの対策と、ロッカー型の荷物を受け取れる場所を増やすなども行われています。
個人やマンションでも、宅配受取BOXも増やす方向になっています。

再配達になるのは、通販の会社によっては配達日や時間を指定できない場合があり、いつ届くかわからない荷物は受取りようがありません。
突然の来訪で応答しないのも、最近の治安などを考えると仕方ないことです。

通販が拡大したことで、地方から書店が消えたり商店街もどんどんなくなっています。ネットを使える世代であればネットで注文するので問題ないのですが、高齢者やネットを使えない人にとっては以前より環境が悪くなっています。

人が動かないことで、交通機関もローカル鉄道やバスも本数が減ったり、廃止されたりしています。

こうやって考えていくと「そもそも通販を利用しないといけないのか?」と考えてしまう。
どんな田舎にいても、ネットではなんでも自宅まで配達してくれます。1時間以上もかけて都市部に出かけて「品切れ」なんてことを経験するとネットで注文すれば確実ですし、なければ品切れのメールとか次回の入荷日を教えてくれたりします。

お目当ての品物が店頭にないケースなんかは、どの場所でも起こることです。

かつては自分も、なんでもネットで購入。価格.comで値段を調べて、安いところからPCのパーツを取り寄せて自作PCを作ったりしていました。
店頭のほうが価格が高かったり、目的のものがない場合が多かったからです。

しかし、物流会社の問題であったり地方の過疎化の状況などを知ると通販は必要最小限度にすることにしています。
たしかにネットは便利ですが、実際に現物を見て買い物をするのも同じくらい大事だと思います。
現地で買うことで、現地のお店も残ることが出来るかも知れません。現地のお店が残れば交通機関も存続できるかも知れない。
現地のお店が利益が出れば税金を納めて、税金で公共サービスも少し充実するかも知れない。

「通販を止める」

というのも、1つの選択だと思うのです。

物流の量が多くて対応できないからと言って、サービスを受ける側が色々と考えるというのも無理があります。単純に自らの足で出かけて買い物をしよう。自分で動くことで、運動にもなります。

家から出ないようにしながら「運動不足」という理由でスポーツジムに行ったり、ダイエットに数十万をかけるのも、なんかおかしな話です。