とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

アメリカ ラスベガス銃乱射は防ぎようがない

ラスベガスで銃乱射による事件が発生した。沢山の犠牲者、負傷者が出てしまった。本当に悲しいかぎりだ・・・
アメリカでは、銃乱射事件は毎年のように発生している。アメリカは、銃社会でもあり、市民が武装していたことで、イギリスから独立できたという経緯から市民が武器を持つ権利を多くの人が当然だと考えている。

これまでの銃乱射事件の後には、逆に銃購入者が増えるという現象が起きている。理由は、銃乱射事件が発生した場合に、銃を持っている人が多ければ犯人を早く無力化できるという考えだから。

そもそも、銃が多すぎて今から規制しても現実的に取り締まりが難しいからだろう。

ただ、なにもしていないわけではなくて、銃を購入するには身分証の提示や、購入してから数日後に銃を渡すなど州によって規制が行われている。
身分証の提示は、当たり前のような気がするけど、スポーツライフル程度であればウォルマートなどで購入できたことを考えると厳しくなっている。今では、子供用に小さなサイズの銃がカラフルになって売っている・・・スーパーマーケットで・・・

数日後に渡すのは、例えば夫婦喧嘩になってカッとなって銃を購入して発砲なんてケースが多かったので、数日経過すると落ち着いているので、犯罪が防げるとかで規制は少しずつ厳しくなっている。

また、引き金を引いたままで連射できるフルオート機能を持ったライフルは一般の人は購入できない。司法機関の人などしか購入できないようになっている。しかし、セミオートの小銃は、スポーツ用、スポーツハンティング用として一般の人も購入できる。
セミオートというのは、トリガーを1回引くと1発だけ発射する機構。連射するには、トリガーを早く引き続ける必要があるけど、さすがに厳しい。

今回の事件の映像では、連射しているのだけど、「トリガー・クランク」という装置を使っていたらしい。構造的には簡単で、ハンドルを回すとトリガーを連続で引き続けることができるもので、一般の人でも購入ができるらしい・・・

内部のギアを変更するなどで、セミオートからフルオートに変更は可能だけど、当然だけど違法なのでパーツなども流通していない。でも、金属加工が出来るなら難しい作業でもない・・・

結局、技術と知識があれば可能。

更に問題なのが、今回の事件では現地で発砲したわけではなく、400mも離れたホテルからの発砲。これでは、どれだけ警備員などを配置しても防ぐことができない。持ち物検査や、会場周辺の警備などが全く無意味になってしまう。

400mという距離は、自動小銃にとっては最適な距離。300mから600mが有効射程距離と言われているので、丁度いい。

それを考えると、今後野外でのイベントでは会場から半径600mの範囲を警戒しないといけなくなる。実質的には、難しい。
もう、銃規制しかないのではないだろうか・・・でも、トランプさんやらないだろうね。