とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

なぜ?停電で使えない電話と使える電話があるのか?

最近も地震が増えてきていますが、地震が起きた時に色々と備えないといけないものがあります。その場合でも「情報」というのは重要です。地震の情報とかは、テレビとかで収集できますが、もっと詳細な情報となるとネットとかになります。

また、知り合いなどの安否を確認する場合には「電話」という手段が一番多く使われると思います。

ところで、地震が発生して停電になった場合に家の電話は使えますか?

その前に、停電で使える電話と使えない電話の違いはどこにあるのでしょう?停電でも使える電話というのは昔からある所謂「電話線」というもので、家の電話の口に直接電話を繋げて受話器を取って「ツー」という音が聞こえれば電話が使えます。

では、この場合には停電でも電話が使えるのでしょうか?

「ツー」という音が出ているということは、どこからか電気が供給されていないと使えません。実は、近くのNTTの局舎と言われるところにある機械から電気が供給されています。

そう考えると家の電話線1本1本をたどっていくとNTTの局舎まで繋がっているのです。

家の電気が停電しても、電話が使えるのはそういう理由です。たまに天災とかでNTTの局舎が影響を受けると電話は使えなくなってしまいます。

それでも、ある程度電話は使えるように大きなバッテリーを搭載していますので、多少の時間であれば電話は使えるようになっています。

 

家の電話口に電話のケーブルを差しても「ツー」という音が聞こえない場合などは電話は使えませんが、今は「ひかり電話」などの別の仕組みで使っている場合もあります。

この場合は、少し複雑になるのですが、仕組みが少し異なります。

光ケーブルなどをマンションなどに引き込んでいる場合には、そのままインターネットを使用できる環境になっています。しかし、「光ケーブル」なのに各々の家には電話線で接続します。

おかしいですね。

マンションの入るところまでは光ケーブルなのですが、そこで既存の電話線を使えるように変換する機械が入っています。この機械も停電でも使えるようにバッテリーとかがないと停電でネットも使えなくなります。

次に、それぞれの部屋では「ルータ」と呼ばれる機械が送られてきます。これを接続することでネットが使えるようになります。

では、「光電話」はどこに繋げるのか?それは、このルータに「アナログポート」という接続する場所がありますので、そこに電話を繋げます。

ルータがアナログの信号の電話器からの音をデジタル情報に変換しています。

デジタル情報に変換された音の情報は、インターネットのデータと同じ扱いで通信していきます。

ルータが変換しているので、このルータの電源が入らないと電話は使えません。これが、停電で使えない理由になります。

VoIP(ブイオーアイピー)」という技術でVoiceOverIPの略ですが、ボイス(音)オーバー(乗せる)アイピー(IP・・・インターネットに)ということで、インターネットの中に音を乗せるという意味になります。