ニュースを見てビックリしました。とにかく大きな穴が開いています。しかも、場所が博多駅の前でメインストリートと言ってもおかしくない道路。
位置関係とか、穴の大きさはこちらのほうが見やすい。
福岡市内の地下鉄は、「空港線」と呼ばれる文字通り空港までの路線で、繁華街の天神とか博多駅を空港と結んでいます。
福岡空港から2駅で博多駅に到着。博多駅から3駅で天神に着きます。博多駅は、ご存知のように在来線とか新幹線の通っていますので、空港についてから他県に移動する場合にもとても便利です。
あと、「箱崎線」は中心部から北に伸びていて、県庁とか九州大学に行くことができます。
基本的には、「空港線」だけ使う場合が多いのですが、10年近く前に「七隈（ななくま）線」というのが出来ました。中心部の「天神」からではなく、少し南の「薬院」の近くに「天神南」という駅を新設して、南西に伸びている感じです。
福岡の西という意味では、「西新」やドーム球場のある「百道浜（ももちはま）」は、中心部からは北西なので、なぜそこを通るのか？と思ってしまう不思議なルートではあるのです。
福岡大学という西日本で最大の2万人という学生がいる大学があるので、そのためのルートかも知れませんね。
七隈線というのは、天神駅と直結しているわけではなく天神駅から8分くらい歩かないと駅に着きません。地下街で結ばれていますので雨の日でも濡れることはないのですが、荷物が多かったりすると大変です。
今回の工事は、そういう事を解消するためなのかも知れません。「天神南駅」から「博多駅」までを地下鉄で結ぶ工事なので、博多駅を経由しますが七隈線から天神や空港まで地下鉄の乗り換えで行くことができます。
それから、「キャナルシティ」という商業施設も近くを通ることになりますので、駅が新設されるのでしょう。「キャナルシティ」って、天神からも博多からもちょっと距離があるのです。
今回陥没した場所は、銀行のセンターとか支店が多くある道路で、海岸線からも離れているのですが、地下水が多く出てきたみたいなので、地下水の汲み出しで地盤が陥没したのでしょう。
それにしても、衝撃的な出来事です。
