トイアンナさんのブログを見て、「そんな事があったんだ~」というくらいだったのですが、ブログの中身を読んでみてWEBの広告って改めて難しいと思った。
WEBの広告は、クリック率が低いのは自分でもクリックした経験がないので実感できる。クリックしてしまうのは、紛らわしい場所に広告があったりして、間違って押してしまう場合などがほとんど。つまり、広告というよりも「邪魔なもの」という感覚でしかない。
そういう意味では、広告ではなく逆の効果がでてしまう気がする。
でも書いていますが、営業と広告というのはセットです。営業というのは、広告を売ってなんぼという世界もあります。
でも、広告を買う側からすれば「その広告代でいくらの売り上げがあるのか?」という部分が重要です。
もっといえば、「どれだけ利益がでるのか?リピーターになる確率は?」というのが本当の意味で重要です。
WEB広告では、そこまではわかりません。クリックした人が購入まで進むというのは集計できるでしょうけど、そこで買うかどうかはわかりません。
別のサイト経由で購入するかもしれませんしね。そうなると、WEB広告の効果って検証が非常に難しいのが実情です。
正直言って、あらゆる広告が検証という意味では難しいと思います。テレビの視聴率だって、確かにその時間にテレビを見ている人の人数は把握できるのでしょうけど、CMになった途端にトイレに行ったりするのが多いわけですから、極端な人ではCMになった瞬間にチャンネルを変える人もいますよね。
そうなるとCMを見ている人というのも、本当にそうなのか???と疑ってしまいます。それでも、WEB広告に比べれば確実に映像なり音はテレビの前の人まで届いているわけです。
変わったところでは、大家さんが払う広告というのもあるそうですが、驚きです。契約者は、仲介手数料という形で紹介してくれる会社にお金を払っているわけですが、別に大家さんからもお金をもらえる場合があるんですね。
仲介手数料も、家賃の1ヶ月分という事が多いので、なかなか高額です。手数料にしては、かなり高い部類に入るような気がします。
仲介する会社は会社で、お客さんが来てくれるようにTVCMをやったりするわけですから、コストはかかっているし広告もうっているわけですが・・・
電車の中刷り広告とか街中の大きな看板とかの広告も最近は随分と減った気がしますが、ネットでの広告もそれに変わり得る存在になったのか?というのは少し先にような気がします。
人に働きかけるというのは難しいですね。人工知能が更に優秀になっても、人の行動だけは予測できないでしょうね。