読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

出版不況と言われているけども・・・

 

まっ直ぐに本を売る―ラディカルな出版「直取引」の方法

まっ直ぐに本を売る―ラディカルな出版「直取引」の方法

 

 ってな本を読んでみました。「直取引」の方法ってことでしたが、現状の出版業界、取次、書店の関係や問題点が書かれていました。

書店への卸価格って高い!条件とかによって違うようですが60%から70%くらいみたいです。感覚的には、70%くらいで、その他の経費もかかるそうで。

 

そこから、店舗の経費や人件費を捻出する。月に100万円売り上げても、30万円の利益しかない。そこから、家賃、光熱費を払って、人件費ってなると厳しい。

 

実際に小さな書店の現状というのは、そういう感じで本だけでなく他の雑貨を扱うというのは、そういう理由もあるようで。

 

取次ぎについての問題点も指摘されていました。取次ぎが出版社から本を預かり、各書店へ配送するそうですが、規模の小さい所とは取引が厳しくなっていて、出版社への支払いも6ヶ月後とかが普通とか。

書店に送って、1ヶ月くらいは返品があるので書店からの支払いは2ヶ月後くらいになって、売れた分と返品分で相殺して、さらに3ヶ月くらいプールしてから出版社に支払われるとか。

 

なんか、不思議な業界・・・(なんでプールする?)

 

返品が4割近くあるので、取次ぎの配送パターンに問題があると思っている人も多く、変えなければいけないと思っている人も多い。

でも、今までの取引方法から変更しようと思っている人は少数・・・

まー、日本らしい・・・

 

会社の愚痴を散々居酒屋で一緒に話しても、翌日には会社でいつも通りの事をやっている。「あれ?変えるんじゃなかったの????」ってね。

 

書店への本の配送や、状況を把握して返品が多い書店とかは注意するとかは、出版社がそれぞれ把握するのは難しいとか理由は色々とあるみたい。

 

でも、Amazonとかを知ってしまうと、悲しくなってしまう。Amazonって別に本を取り扱いたいわけではないんだよね・・・

たまたま、本の取り扱いで大きくなっただけ。その辺が違いすぎる。彼らは、IT企業。

町の本屋に行かなくなったし、本屋も減った。それには理由がある。

昔は、車の運転するには地図が必須だった。遠くに行くには、まずは地図を買う。近くの場合でも、地図は必ず車にあった。

出かける前日に地図を見て、明日のルートを確認して、曲がる場所や注意する所。目的地までの最短と思えるルートを想定したり。

この作業が、ネットの地図サービスで不要になった。最短ルートまで教えてくれる。スマホがあれば、現在地までわかる。もう、カーナビもいらない。

夏になれば、情報誌を買って「おすすめのスポット」や「花火大会」の情報を収集していたけど、これもネットで調べることができる。

 

そう考えると、本とか雑誌を購入する機会がそもそも減っている。更に、Amazonなどの宅配サービス、ブックオフなどの古本屋が充実していることもあって、新刊の書籍を本屋で買うってことが減ったのは事実。

 

そんな状況で、出版、取次、書店の流通ルートを変えようとしている人達の努力というのは不思議な感覚だった。

 

「本が好き」という気持ちだけなんだろうと。

 

自分も、「本が好き」なのは共通しているので、何か方法はないのか?と考えてしまう。しかし、これだけネットが普及している状況で流通だけで変わるというのは考えにくい。

 

電子書籍というのも考えると紙媒体の本というのは・・・

 

それでも、レコードやオーディオテープが復活してきているという現実もあるし、紙媒体での本というのは消えることはないけど、紙でなきゃいけないという理由もない。

 

配送とかの輸送コストを減らすという意味では、電子データだけ送って書店で印刷・・・なんて方法もあるかも知れないけど、紙の無駄か・・・

 

専門書や、写真が多い書籍とかしか残れないかも知れない。出版不況というよりも、出版という行為自体が大きく変化している時かも知れない。