いつもながら、都知事選挙って不思議。候補者は、テレビで政見放送ができる。今までも、それだけの為と思われる候補者も居て、政権放送で関係ない自分の主張だけ言っている人も多かった。
今回の選挙でも、あれ？と思う人も多いのだけど、同じような政策が多いのもどうなんだろう？待機児童を０にするって言っている人が多い。
しかし、待機児童の問題ってそもそも区内の人口とかは役所が把握しているわけで、区内の幼稚園、保育所の収容可能人数と区内の対象人数を比較すればわかる部分も多いのでは？と。
では、対処できなかった原因として色々とあるのかも知れないのだけど、ではその問題は解決できるのだろうか？
予算がないということであれば、予算はどうするのか？
待機児童での対策で使うのであれば、別の予算を削減することになる。さらに、思うのは待機児童の対策で幼稚園、保育所を増やした後。
少子化が進んでいる状況では、これからも児童は減っていくのは予想できる。では、増やした施設はどうなるのだろう？
一部では、区の管轄の公園などを保育所にするなどの対策をするようで、地域住民との間でトラブルになっていた。
もっと、疑問なのが憲法の話とか原発とか、消費税の話とか出ているけど、それって都知事がなんとかできる事なのだろうか？
あくまでも都知事を選ぶ選挙なのだから、国政の話は関係ないと思うのだけどなー。
東京都が東京電力の株を持っていたとしても、原発政策は国の政策だから。
原発停止とか言っているけど、本当にどうするのか？聞いてみたい。電力需要にどう対応するのか？代わりに火力発電を増やした場合の燃料費の費用はどうするのか？火力発電を増やして増加したCO2とか有害物質は増えてもいいのか？
福島の事故で、確かに原発の怖さはわかったし、影響も大きかった。でも、現段階でそれに変わる方法がないのも現実。
まあ、そういう議論も都知事とか都議会は関係ないし・・・
都の税金で選挙するんだから、都の問題だけにして欲しい・・・もう、税金の使い方ではこりごりだよ・・・
