プログラミングをやっていると色々と不思議に思うことが出てくる。というか、そういう部分が面倒なのだけど・・・もし、授業で教えるようになったら大変だろうな。
授業で使う場合は、コードを書かなくてもプログラミングが出来るアプリを使うだろうから、まあ心配は無用なのかも知れない。
さて、一番面倒なのは型変換ではないだろうか?「1と1」が違うという話。文章の中では、1はあくまで1でしかないけども、プログラムの上では「数字の1」と「文字の1」が違う。画面上で1と表示されていても、プログラム上ではどちらなのか?
こんな話をしても、小学生だと??????となってしまうだろうな。やっぱり、難しいのよプログラムって。
変数という入れ物を用意して、そこに値などを入れるのだけど、数字しか入れれない変数という箱には、数字しか入れることが出来ない。
また、文字だけしか入れることが出来ない箱もある。
先の話で、「数字の1」と「文字の1」が違うのは入れる箱が違うから。
使い方も変わってくる。
例えば数字の入れる箱をAとして用意する。Aの箱に数字の10が入っていたとする。
10に5を加算する計算式は、次になる。
A = A+5
これで、Aという箱には15という数字が入っている。
では、文字が入る箱の場合は、どうだろう?
文字が入る箱Sというのを用意する。同じように、文字の10が入っていたとする。
そこの同じ計算式を使ってみよう。
S = S+5
結果は、どうなるだろう?15となるだろうか?実は違う。
Sの中身は、105となっているのだ。
この文法も実は、このままでは動かないので、あくまでも例え。
正確には、
S = S+"5"
と書かないといけない。
常に、型を意識しないといけない。これが以外と厄介なのだ。
もう、プログラミングって面倒な事の連続でしかない。
「path」も理解できないとファイル操作に関係するところで理解できなくなる。
Windowsでも、いまだに「path」を通さないと実行できないプログラムも存在する。
Windows3.1の場合は、そもそもpathの設定が出来ないとWindowsすら起動できなかった。
基本となる知識は、やっぱり重要。プログラミングについても、基本の部分からはじめないと後々厳しくなるような気がする。