とうとうと来たという言うべきなのかスカイマークの破綻。エアバスの大型旅客機A380の購入を発表し、その後契約を解消された。その際に、7億ドルとも言われる解約違約金の支払いを要求されている。そもそも、なんでA380？と思ってしまったし、国際線へ進出というのも疑問に思ってしまった。
ANAもJALもA380は購入していない。A380は、総2階建てで4発の大型機。今の主流としては、低燃費の中型機で運用コストを下げる方向に向いている。その中で、A380は大きさを利用してシャワールームやバーなどを作ったりして高級路線などで利用されるパターンが多い。
そこで考えてみると、LCCの先駆者でもあるスカイマークがA380で高級路線というのも違和感がある。むしろ、中型機を改造して高所得者向けの機体にしたほうが利益が出そうな気もする。
日本初のA380運行というのをやりたかったのかも知れない。
航空業界という意味では、国内でも赤字空港ばかりで儲けが出ている路線は毎度のパターンで東京ー福岡、東京ー札幌くらい。この路線は、利用客も多く、運行路線も多い。共通しているのは、電車で行くには時間がかかるくらいの距離というところ。
東京から大阪に行くなら、新幹線を選択する人が多いはず。航空路線は、空港が郊外である場合が多いので、空港まで行く時間を考慮すると電車、新幹線とトータルの所要時間が変わらない場合もある。手荷物検査なども含めて考えると空港に1時間前くらいに着いておく必要があったりする。
新幹線だとスマホ、携帯は自由に使えるし、何か食べたり飲みながらも比較的自由だし、検査もないので持ち物も細かく気にすることもない。駅での乗り換えも楽だし。飛行機も好きなんだけど、やっぱり手軽な移動手段ではないな。
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