とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

電電公社を知らないのか…

 NTTは、元々の名前は何か?というクイズだったのだけど、電電公社っていうのを知らない人が多いらしい。JTが専売公社というのも、当然知らないんだろうな。いや、生まれてからNTTだったら知らないのも当然なのだけど。

 NTTはNTTドコモの株をTOBで買い付けて完全子会社化する。これは、かつての動きとは反対で、巨大企業NTTを東西NTTに分割し、更に全国的にまたぐ回線などはNTTコムが扱うようにして、携帯はNTTドコモという感じで、分割していった。あまりにも巨大な組織だと様々な決定が遅くなる。そこで、組織を小さくして、それぞれで決定できるようにしたという意味もあるけど、実際はあまりにも巨大で力を持ちすぎたNTTの力を削いで、他の通信会社(KDDI、SBなど)と競争させるためだろう。

 ところが、世界的にはGAFAに代表されるように巨大企業が市場を席巻して、それに対抗するには企業規模も必要ということなのだろうか…

 日本を代表するIT企業ということでコメントされていたのだけど、IT?なのか?いまだに申し込みは紙だったり申請書ベースでFAXも使う。回線工事を行う協力会社の工事スケジュールは、ホワイトボードで管理している。これは、DB化できないという話だった。できるけど、お金がかかるのか?できない仕組みなのか?は、その時には聞けなかった。

 どう考えても、IT企業という感じでもないし、GAFAと比べるとIT化が出来てるとは思えない。最低でも、紙ベースのものだったり、FAXを使うところから変化しないとGAFAには対抗すらできないだろう。FAXは、あまりにも効率が悪い。電話回線を使って、数百kbps程度の通信速度しかない。しかも、受信側でも紙が必要。

 NTTは、元々は電電公社と言われるように公の会社だった。いまだに、その感覚は抜けてないのだけど、NTTの建物が市役所などの官公庁が多い場所に存在するのは、その名残だ。GAFAに対抗するには、完全に民間から出てきた会社じゃないと対抗できないと思うのだが。そんな会社は、日本にはあるように思えない。なぜ、ここまで違うのだろう…

suicaって使わないと失効するのね

 ずーっと前にsuicaを購入し、少しだけチャージして保管していました。普段は、PASMOを使っているので、使うことはないのです。なぜ、持っていたのか?理由は正確には覚えていません。その時は、必要だったのでしょう。

 最近になって、思い出して使ってみようとしたのですが、「長い間、使っていないsuicaは使えなくなる」という話を聞き、慌てて調べてみると10年使わないと失効するようです。なんとも…

 suicaは、別のカードに交換してチャージしている金額も新しいカードにチャージしなおしてくれるようなのですが、PASMOの場合は、そういう救済措置もないようです。チャージしていた金額も使えなくなってしまう。

 記念カードみたいに、特別なデザインのカードなども、記念だからといって保管していると、失効してしまい使えないカードになってしまう。なぜ…

 使えるから意味があるのに、使えないというの悲しい。でも、記念カードだから使わずに保管しておきたい。凄い矛盾です。

 カードごとに認識する番号があるので、それをホストコンピュータかセンターサーバに記憶しておくのでしょうけど、枚数が凄いことになるので、一定期間使われていないカードは失効させていかないとデータ量がとんでもない事になる。

 10年使わなければ、使われる可能性も低いということでしょう。

 10年だけでなく6ヶ月使われないとロックされるそうです。コロナで在宅勤務している人は、注意ですね。久々に改札に通すと、通れない。そんなこともあり得ます。ロックされた場合は、駅でロック解除してもらうか追加チャージでも解除できるようです。

国会議員は、治外法権なのか?

 自民党の幹部と言っていいほどの人が深夜まで銀座のクラブにいて、スクープされた。いやー、発言も酷い。そもそも、緊急事態宣言が出ていて20時以降の外出は控えるように言われている。というよりも、昼間も不要不急の外出は控えるようにとも言われている。

 でも、イベントは人数制限を行なった上で開催できる。これって、どうなんだろうね。

 自民党松本純・元国家公安委員長(70歳)がイタリアンレストランで食事をした後に、銀座のクラブ2軒をはしご。深夜まで、銀座で呑んでいた。

 公明党遠山清彦・前財務大臣(51歳)も、友人と食事をした後に、銀座の高級クラブに行き、深夜まで滞在。

 要望、陳情を聞いていた。友人から相談を受けていて、断れなかった。というそれぞれの理由を言っているが、まともに信じる人はいないだろう。それなら、時間をずらすか「何も銀座のクラブでなくていいよね」言い訳ですら、全く納得、理解できない。

 国会では、緊急事態宣言が出ている中で、感染者に対しての罰則規定が議論されている。これまで、日本では海外のようなロックダウンと呼ばれるほどの強力な規制ではなく、お願いベースだった。

 海外では、許可証がないとダメだったり、距離の制限があったりで、違反すれば罰則や罰金がある。日本の場合は、お願いベースでも感染者は減っている。今回の緊急事態宣言でも、ちゃんと成果は出ているように見える。

 それが、模範となるべき国会議員が一番守っていないとは。そもそも、首相と与党の幹事長が夜の会合を行い批判されている。国民は、よく守っている方なのだが、罰則も追加しながら、自分達は蚊帳の外とでも言うのだろうか。

 感覚的には、自分達は特別だという意識は絶対に持っているだろう。そうでなければ、国家議員にはならないだろうし、なれば「先生、先生」と呼ばれるわけだし。

 更に問題なのは、今日の報道では高齢と思われる人達が、大人数で会食し口喧嘩を始め、店員に注意されると逆ギレ。しかも、店にいる他のお客さんに謝っている時も、マスクもせず1mほどの距離で大声で話すなど、やりたい放題。

 危険運転や、逆走なども含めて高齢者の問題行動が問題になることが多いし、コロナの件でも、スーパーの飛沫防止用のビニールを壊して書類送検される高齢者もいた。

 人間、歳をとると穏やかになり、動じないものという幻想は全く幻想であって、歳をとればとるほど、脳も衰える。本能を司る部分は、根源の部分なので最後まで機能するが、後から獲得した理性を司る前頭葉が衰えるというのは、知られた話だ。

 本能を理性で抑えられないので、切れやすくなる。運転能力が落ちても、自覚しないので逆走しても自分が間違っていることを認識できないので、そのまま走る。老化というのは、思った以上に厄介だ。

 更に、最近の問題では吉川貴盛・元農林水産相(70歳)が収賄罪で在宅起訴された。鶏卵大手アキタフーズ元代表から500万円を受け取った容疑だ。

 ここでの問題は、日本の卵の90%がケージに詰め込まれた鶏から生まれたもので、国際的な基準では、かなり遅れている。日本の卵は、安くて新鮮で、生のまま食べれるほどなのだが、その卵を産んでいる鶏は、劣悪な環境にいる。

 鶏卵大手が賄賂を送ってでも、変えたくなかったのは設備や飼育方法を変えれば、多くの資金が必要になるからだろう。業界を守るという意味では、今のままがいいのかもしれない。

 しかし、国会議員というのは一部の人のためではなく、国民全体の利益を考えるべきだ。そう考えると、もっと安全で美味しい卵が食べれた方がいいに決まっている。

 アキタフーズから賄賂をもらうのではなく、説得して新しい環境へ変えるように説得するべきだったのでは?70歳という年齢を考えても、そういう判断をして欲しかったところ。

 鳥インフルエンザの感染が判明すると、大量の鶏が殺処分される。これも、狭い環境で多くの鶏を飼っているのも原因の一つのようで、それを考えても鶏にとっても凄しやすい環境にすることで、病気にも強くなるのではないだろうか。

 国会議員というのは、やはり特別だ。特別だからこそ、もっと人間性や知性が求められるべきだ。普通の人間以下の国会議員はいらない。

「脱南」が起きているらしいのだが

 「脱南」という言葉なのだが、「脱北」なら聞いたことがある。単純に考えると、韓国から逃れるということなのだが、話は複雑だ。


 北朝鮮から韓国に逃れてきたり亡命した「脱北者」は、韓国で支援を受けながら生活をしている。ところが、文大統領になってから脱北者に対して世間の見方が変わってきている。文政権は、北朝鮮との融和を目標にしている。目標というか、個人的な願いなのか?北朝鮮から何を言われても何をされてもラブコールを送り続けている。

 そこで、問題になるのが脱北者だったり亡命する人。韓国に亡命してきても、北朝鮮との関係を重視する文政権は、北朝鮮に戻すかどうかで判断を遅らせたり、国内にいる脱北者へに支援や団体への支援を打ち切っている。

 北朝鮮から逃れてきた人は、同じ民族で同じ言葉だから逃げてくる。しかし、実際に生活してみると文化に違いなど感じるし、脱北者としてのレッテルを貼られる。その子供は、北朝鮮で暮らしたことがなくても脱北者の子供も脱北者のレッテルを貼られる。

 祖国を捨てた人間は、また国を裏切るという考えだとか。北朝鮮からのスパイという疑惑も持たれて週に何回か警察が面会にも来る。北朝鮮から逃れて祖国を捨てて、新天地で暮らしても、そこでもスパイ扱いだし、祖国からは反逆者と見られる。

 苦しい状況を変えるために「脱北者」が韓国を離れる「脱南」をする人が増えている。

 この件で見ても、北朝鮮と韓国が将来、休戦から停戦になり融和ができても、その先に待っているのはお互いの断裂しかないだろう。

 そもそも、朝鮮半島高句麗百済新羅伽耶などの国で分割していた時代も長く、常に1つだったわけではない。単純に国同士が、1つになり団結し国の力が増えるというのは難しい。世界中の歴史を見ても、集合、合併、離散、分割というのは常に起きている。民族の違い、宗教の違い、言語の違いなどで、簡単に分断する。

 同じ民族だから一緒になるのが当然というのは、理想でしかない。

韓国が急に態度を変えても相手にしない方がいい

www.news24.jp

 新しい駐日大使の発言では、慰安婦問題で新たな基金を作ろうという発言なのだが、そもそも両国で合意した内容を勝手に無効だと言って、財団も解散して基金も宙ぶらりんにしたのは、そっちですわ。

 日本側は、何もしていなくて勝手に解散して、次は両国で新たに基金を作りましょうってね。どうやねん。

www.chosunonline.com

こんな仮定をしてみよう。ベトナム国民が、韓国軍の虐殺被害者だとしてベトナム国内の裁判所に韓国を相手取って賠償を請求した。ベトナムの裁判所は一方的に韓国を法廷に立たせ、原告勝訴を言い渡し、韓国政府の財産を差し押さえた。韓国はこの判決を受け入れることができるか。虐殺行為が正当だと主張しているわけではない。一国が他国を裁くことはできないという主権平等の原理を言っているのだ。

 国際慣習法は、国の権力行為について、他国の裁判管轄権から免除(国家免除)されると規定する。主権平等を保ち、国家間紛争を防ごうという仕掛けだ。ポーランド、フランスなどが自国民敗訴の判決を下したのも、虐殺、拉致、強制労働を容認したからではない。自分の権利を保障してもらうために他人の権利を保障するというものだ。

 こう聞く人がいるだろう。「ならば国家責任は消えるのか」と。正義は司法の占有物ではない。司法が駄目なら外交が、外交が駄目なら民間もできる。世界の戦後和解のやり方だ。韓国だけがこれを無視する。

 ベトナム戦争では、米国側で韓国軍は参加し、そこで現地の人に酷い事をしている。でも、韓国政府は認めていない。これこそ、人権問題として訴えられる事案だろう。
 ベトナムの司法で韓国が有罪になればどうするのか?韓国こそ、主権免除を主張するだろう。結局、被害を受けたと主張する国で、その国の司法で裁判を行えば勝つのは当たり前。そんなものに意味はない。

 それが可能になるなら、日本国内でも韓国政府を訴えて勝ちまくればいい。そんな事は、やっても意味がないし、裁判するだけ無駄なのでやるわけない。

bunshun.jp

 文大統領は18日の会見で、日本政府に賠償を命じた元慰安婦訴訟の韓国・ソウル中央地裁の判決に対して、「正直、困惑している」として、「原告が同意できる解決策を探すため、韓日間の協議を重ねる」と表明した。判決はその後、23日午前零時に日本政府が控訴しなかったことで確定している。

 さらに、日本企業の資産の現金化が焦点となっている元徴用工訴訟についても、「(日本企業の)資産売却は望ましくない。外交的な解決策を探すことが優先だ」と語った。これまでの「司法の判決に政府は関与できない」という突き放した姿勢から態度を一転させたのだ。

 いきなり態度を変えた文大統領。三権分立を主張し、司法の判断に関して関与できないというばかりだった。三権分立だから、司法の下に政府があるわけじゃない。三権分立が正しく機能できるなら、司法が間違った判断をしていると考えるなら、法律を変えればいい。政権与党というのは、それができる。

「文大統領の変化は、昨年9月に安倍首相が退陣して、新たに菅政権が発足したことが影響しています。韓国では『日韓関係の悪化は、極右反韓の安倍のせいだ』というロジックが使われてきたので、関係を改善するには良いタイミングだった。その上で、文大統領の最大の目標である南北関係の改善のため、『日本を利用できる』と考えた。米朝首脳会談を実現したトランプ大統領が退き、北との関係は膠着状態。そこで文大統領が目論むのが、米朝を近づけた2018年の平昌冬季五輪の成功体験を下敷きに、東京五輪を舞台にした“金正恩引き出し”という、新たな対北外交策なのです」

 トランプ政権が終わり、バイデン政権では北朝鮮との融和も見えてこない。北朝鮮との関係も全く発展していない。日本とは、相変わらず関係悪化したまま(これは自業自得)そこで、まず東京オリンピックを利用して、全てを一度に解決させようという考えなのだろう。

 日本に対しての関係改善などを本気で望んでいるわけではなく、あくまで対北朝鮮の融和政策の1つとしてしか考えていないのだろう。そう考えると今までの姿勢と変化はしていない。

 結局、日本側の姿勢は全く変化してなく、韓国だけが勝手に態度を変化させているだけだ。彼らの動きで、対応を変化させても意味がないという証拠でもある。

「文大統領の年頭会見を伝えた韓国MBCテレビのニュース番組では、アンカーが『文在寅大統領が慰安婦問題を含めて、こじれた韓日関係を外交的に解決する提案をした。日本に向けて先に手を差し出したのです』と紹介した。あくまでポジティブに報じるメディアもあります」(ソウル駐在のジャーナリスト)

 いつも、上から目線な韓国。勝手に拗らせておいて、問題を大きくしておいて、自分の方針がどうにもならなくなると、先に日本に手を差し伸べたって?どういう神経をしているのだろうか?

 本当に酷い国だ。関わってないけない。

grapee.jp

東日本大震災が発生した頃、台湾はおよそ250億円の寄付に加えて、災害救援物資の提供と緊急救援チームを派遣するなど、日本を支援してくれました。

また、台湾の蔡英文(さい・えいぶん)総統は、日本で災害が起こった時や天皇陛下が譲位された時、新型コロナウイルス感染症が感染拡大した時など、幾度となく『友人』である日本に向けたメッセージを送っています。

 なぜ、ここまで違うのだろう?不思議だ。台湾は、中国で共産党が勢力を拡大した際に、主に教養や知識がある人が迫害を受け、台湾に逃げている。なので、同じ民族だ。中国本土は、共産主義で、台湾は自由主義。これは、朝鮮半島と同じで、北朝鮮共産主義、韓国は、自由主義(?)。台湾から見れば、有事には日本は後方から支援してくれる、もしくは支援が期待できる国。これも、朝鮮半島と同じなんだが。

 それを考えると、同じようになるはずなのだが…民族の違いなのか?なんなのか?北朝鮮と韓国は、朝鮮戦争で戦っているし、休戦状態で戦争中なのだが。戦争中の相手ばかり友好的な態度で、本来は後方支援が期待できる国と敵対関係にするって、どう考えても理解ができない。

 本当に嫌いな相手であっても、国として仲良くしておかなければならないのであったら、親の仇であっても笑顔で握手するのが政治家なんだと思うのだが。

 それすらも拒むくらいの相手が日本なのだとしたら、もう関係改善どころか、敵対国になるのも仕方ないだろう。それも、相手側が望んでいるなら仕方ない。それも、外交だから。

最近のアニメが残酷な件

 アニメは、面白いのがあったら見るというくらいなんですが、「神様になった日」を見て、最初はどう世界が終わるんだろう?という感じで今後のストーリーがどうなるか?と期待して見ていました。

 中盤までは、そこにいたるまでに平和な日々が続いて、仲間との絆も深まって、さあどう終わらせるのか?

 そこに出てきたのが、「ひな」という少女が生まれつきの難病で歩くこともできず普通の生活ができなかったこと。祖父が開発した量子コンピュータの小型チップを少女に埋め込み普通の生活というより、それ以上の生活ができるようになったという設定。

 そのチップを狙った組織によって、「ひな」は拉致されチップを取られ、元の難病の状態になる。いや、なんか受け付けない終わらせかた。ハッピーエンドでなくてもいいのだけど、世界の終わりはどうなった?

 そもそも、量子コンピュータがチップになるほど小型になったとしても、計算などはできても「運動に関することは改善できない」と思うのだが。

 細かい事を言ってしまうと、アニメの設定のほとんどが説明つかないだろうとは思うし、その技術が欲しいのであればチップを手に入れるより、設計図や製作した機械などを手に入れるほうがいいと思うのだけど。

 「進撃の巨人」も、残酷なシーンが多かったけど、ストーリーとしては無茶苦茶ながら筋は通っていた。

 なんとも言えない気分のまま、最終回を見た後に、なんとも言えない気分となった。どう消化したらいいものか…これだと、シーズン2なんて無理だしね。

克日、軽空母など、どこまで日本への対抗意識あり過ぎるねん

jp.yna.co.kr

 同書によると、植民地支配からの解放後も韓国は経済、社会、文化面で日本に後れを取り、そのため韓国人は「克日」の感情にとらわれ、これが時に「反日」、時には日本に学ぶべきだとする「崇日」という矛盾した現象を生み出した。だが今、韓日間の力は逆転しようとしているという。

 書籍の中で、書かれているようですが、力が逆転とはどういうことでしょう?

 同書は、京都精華大専任講師の白井聡氏の著書で、敗戦を否認するために敗北が続くという戦後日本の構造を指摘した「永続敗戦論」を紹介。その上で、日本の敗戦の否認が「嫌韓」の根源になったと説明した。韓日間の国力の劇的な変化が結果的に日本社会の右傾化を加速させ、それが韓日間にあつれきを引き起こす主因になったとした。
 また、日本の相対的貧困率、年金の所得代替率、教育への公的支出額の対国内総生産(GDP)比といった指標を取り上げ、「先進国として恥ずかしい水準」と指摘した。また、経済協力開発機構OECD)の資料を基に、2017年に韓国の1人当たり購買力平価GDPは4万1001ドル(約425万円)で、日本(4万827ドル)を抜いたとした。

 敗戦の否認が「嫌韓」の根源って、無茶苦茶な理論すぎる。結局、韓国側が原因ではなく、嫌韓の原因は日本側にあると言いたいのでしょう。さらに、韓国との国力の劇的な変化で右傾化って、これも酷い解釈だ。日本の貧困率などを見れば確かに酷い状況でもあるし、決して誰でも豊かで安心して暮らせる社会ではない。1人当たりの購買力平価GDPを見れば確かに韓国の方が上だ。

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韓国30位、日本は33位が最新のデータ

ところが、1人あたりの名目GDPではランキングが異なる。

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韓国30位は、同じだけど日本は25位になる

 名目GDPか?購買力平価GDPか?それは、見方によって変わってくる。購買力平価というのは、各国の物価に近い形でのGDPだけど、1人当たりというのもポイントだ。

 色々なデータを見て、その中で日本に勝っている部分をピックアップしているだけど、それで日本に勝ったというのも無理があり過ぎる。


 次の話

www.chosunonline.com

 高宗が1903年に3400トン級の軍艦を海外から購入したという意外な事実を、本紙の朴鍾仁(パク・チョンイン)記者の記事で読んだ。その軍艦は80ミリ砲4門で武装していた。今の韓国海軍の次期護衛艦が2800トン級で全長122メートルに達するので、3400トン級といえばかなりの規模の軍艦だ。当時、朝鮮は世界の最貧国だった。国とはいうが、既に崩壊した状態だった。海軍はもちろん、陸軍すら有名無実だった。そんなありさまでなぜ、どういう資金で運用するつもりで3400トン級の軍艦を購入したのか。答えは、当時の国防長官の上疏(じょうそ、事情を書いた書状を上にたてまつること)にある。

 国防長官は高宗に「大韓帝国は3面が海なのに1隻の軍艦もなく、隣国に対し恥ずかしい」と訴えた。軍の作戦上の必要に対する言及はなく、「恥ずかしいから」軍艦を買おう、と言った。同年4月にこの軍艦が済物浦港に入った。「揚武」号だ。ところが揚武号は、一度たりとも軍の作戦に投入されたことがない。航海自体がなかった。もともと作戦用ではなく誇示用だった。最初にしておそらく唯一だったであろう任務は、高宗の即位40年を祝う礼砲の発射だったという。それさえも発射できなかった。調べてみると、いい加減に修理したぼろ船だった。これに、年間の国防予算の4分の1を使い果たした。管理費や利子も出せなかった。高宗は軍服まで外国から輸入した。高宗にとって軍隊は、虚勢を張る誇示用だった。最近の言葉でいえば、ショーの道具だった。

 これも酷い話だ。まともな陸軍も、海軍もない国が軍艦買っても、まともに動かすこともできないだろう。そんな状態の国が、日本が統治した後にどうなったか?自分達で、発展させることができたのか?大きな疑問だ…

 韓国の文在寅ムン・ジェイン)大統領が、艦載機十数機の軽空母を配備するという。専門家らの反対でもたついているようだが、最終的に軽空母事業を強引に軍の中期計画に含ませた。韓国国民の税金6兆ウォン(現在のレートで約5700億円。以下同じ)台が投じられる事業だ。実際には10兆ウォン(約9500億円)を超えるだろう。このニュースを聞いて高宗の揚武号が思い浮かんだのは、この軽空母を巡る韓国軍の作戦上の所要が何なのか分からないからだ。空母は基本的に、広い海域の制空権を握るための戦力だ。米国、英国、旧日本、ロシア、フランス、イタリアなど海が広く、海外領土を持っていた国々に必要だった。最近中国がこれに加わっており、日本も空母再建に乗り出した。中国は海岸線の長さだけで1万キロに達し、日本はEEZ排他的経済水域)が韓国の8倍を超える。九州から太平洋の南鳥島までの距離は1800キロに達する。韓国は、守るべき海が広くない。陸上基地から発進する戦闘機が東海、西海、南海のEEZのどこであろうと速やかに到達する。空中給油機の配備で独島、離於島も十分な作戦範囲内に入った。韓国そのものが空母なのだ。

 この記事の内容通りで、空母なんて意味がないのだが。それでも、空母が必要というには無理がある。

 韓国政府は、軽空母で東南アジア方面の海上交通路を保護するという。海上交通路の保護は、米国を筆頭とする国際社会全体の課題だ。マラッカ海峡のような海上交通路を遮断するとしたら世界に対する宣戦布告だが、今そんな国がどこにあるのか。軽空母一隻で海上交通路を守るというのも話にならない。空母は自らを守ることはできず、駆逐艦・潜水艦などと艦隊を組まなければならない。別途の早期警戒機も必要だ。北の脅威に対応するのも多忙な韓国が、こんなことをできるのか。何をしたくてこの巨額のカネをばらまくというのか。

 うーん、どうなんでしょうね。海上交通路の保護なら、米軍と共同で行うだろうから、米空母があるのだが。それも、日本の横須賀を母港とする空母が来るから嫌なのか?

 軽空母配備の発表は、日本がヘリコプター搭載護衛艦をF35B搭載軽空母に改造すると公表した後に出てきた。非専門的かつ幼稚な競争心理だと思う。高宗時代になぞらえるなら、「日本に比べて格好がつかない」というものではないか。実質的な作戦用なのか、虚勢用なのか。タイは虚勢用の空母を配備し、王室の儀典用として使っている。軽空母級のサイズの大型輸送艦「独島」は、既にアジア最大の「行事用」艦艇と呼ばれる。航海の日数より港に停泊している日数の方がはるかに長い。こんな船がもう1隻増えることになった。それでも、予算6兆ウォンを取ることになった海軍は喜び、反対すべき空軍は文大統領の顔色をうかがっている。ショー統領、ショー政権とはいうが、6兆-10兆ウォンを投じて、必要もなく軍の戦力を害する軽空母ショーをやるとは思わなかった。

 揚陸艦として「独島」を持っているが、揚陸艦の名前が独島って、何を想定しているのか?更に、この独島も、二番艦が就役予定なのだが、それまでは1隻しかなかった。つまり、メンテナンス中は当然代替えできるものはなく、2013年には発電機の火災で航行不能になるという事態も。1つの発電機が火災になり、消火した際の消火用水で、もう1つも使用不能になったのだが、実は4つある発電機のうち2つが浸水事故で陸揚げされ、既に2つの発電機で運用されていたので、航行不能になったという顛末。

 複数艦で運用していれば、そのような状態で運用されることはないのだが、代替えがないのでそうするしかない。1隻しかない空母もこういう事になる可能性がある。1隻が作戦行動中、1隻がメンテナンス、1隻がメンテナンス後の試験運行など、通常は3隻ないと常時運用できない。

 建造したら終わりではなく、メンテナンスも当然必要だし、装備のアップグレードなども必要。アップグレードしたら訓練しないと使えない。日本も空母として「いずも」を改修し同型艦の「かが」を改修する。2隻しかない。広い日本の海域を2隻の軽空母でなんとかなるとも思えない。韓国というよりも、中国、ロシアを考えておかないと。