とりあえず移転してみました

ニュースねたや、IT系の記事を書いていくつもり・・・ですが、どうなるかわかりません。まあ、とりあえず やってみます。

選挙がはじまりましたが・・・

衆議院議員選挙がスタートしましたが、疑問に思うことが多々ありました。

まず、消費税について。

ニュースで、一般家庭の家計に例えて国としての収支を説明していました。

収入が50万円くらい

支出が80万円

足りないので、30万円の借金を毎月しているような感じだと。


借金の総額が、すでに8,000万円!!!!!


という感じで、一般家庭の家計で説明していましたので、わかりやすい?!?!のか?

収入の一部が消費税で、消費税を上げることで、収入を増やそうとしている・・・という説明でした。



いやいやいや・・・待ちなさいよ。


この収支を見て、収入を増やすという感覚になるのか???

どう考えても、収入に対して支出が多いので、まずは支出を抑えましょう!ってなるだろうに。
普通の家庭であったら、携帯電話とかの通信費を抑える。食費も、安いものをまとめて買うとか・・・
まずは、支出を抑えるのが先。収入で1万円増やすのは大変だけど、支出で1万円減らすのはなんとかできる。

普通は、そう考えるんだけどな・・・


消費税を上げることで間違いなく景気は落ち込む。消費税のいいところ(国にとって)は、景気が悪くても税収に影響が少ないこと。
つまり、景気がどうなっても国は安定して金をむしり取れるというところ。

でも、景気が悪ければ色々な公共設備の補修を後回しにしようとか、必要な部分だけにしようとか色々と考える。
人も減っているので、設備を減らすとかサービス時間を短縮するとか色々と対応することになる。

景気に影響されないとなると・・・役人ってあるだけ使いますからね・・・ほんまに・・・


だから、「ゆるキャラ」あんなに増えるんだって・・・(怒)


 

「kakuno」買ってみた

三菱鉛筆ジェットストリームや、ぺんてるビクーニャなどの低粘度ボールペンにはまってから筆記具を使うようになったのですが、「万年筆」にも手を出して、プラチナ万年筆の「プレジール」を愛用していましたが、PILOTの「kakuno」も気になっていたので買ってみました。

どちらも低価格の万年筆なので、万年筆初心者の自分には優しい金額です。

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kakuno すっきりデザイン。キャップも本体も丸ではないので、転がりません。



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ペン先には、顔文字が・・・正直これはあんまり・・・



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接合部分なのですが、ちょっと安い感じが出ています


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キャップに、クリップがない・・・



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プラチナ万年筆のプレピー・・・なんと、200円なり~
丸なので転がりますが、クリップがついてます



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ペン先は、0.5なのに本体には0.3・・・秘密は・・・



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プラチナ万年筆のプレジール・・・アルミボディでkakunoと同じ1,000円なり~



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上がプレジールで使用。下は、プレピー。実は、中の構造は同じなのでペン先はプレピーのが使えるのです。
プレジールのガンメタが0.5しかなかったので、別にプレピー0.3を購入して、ペン先だけ交換しました。
ペン先が共用パーツなので、安いんですね。

購入時に試し書きはしたのですが、そんなに差は感じなかったのです。ですが、PILOTのインクが余っていることもあり、試しに購入してみました。
家で、プレピー、プレジールと比較してみましたが、本体の作りは同じ1,000円でもアルミボディで綺麗な塗装がされている「プレジール」が良かった。

ただ・・・実際にインクを入れて書いてみると・・・kakunoが以外といい・・・

柔らかいペン先が得意ではないので、プラチナ万年筆のカリカリした書きごこちが気に入っていたのですが、kakunoもカリカリ感はあるけどもスムーズな感じもあって、これまたいいのです。

kakunoの構造からすると、真ん中の接合部が折れる可能性が高いので長くは使えそうにありません。クリップがないのも、子供向けだからなんでしょうが、ちょっとね・・・

ボールペンと違って、紙に乗せるだけで書けますので筆圧を必要としない万年筆は文字を書くのが楽になります。
インクを変える時の掃除とか、インクが手につくこともありますが、それも含めて面倒なほうが楽しい場合もあります。

ボールペンの場合は、メーカーや商品によって「換芯」が違うので、店によってはない場合もありますが、万年筆の場合はコンバータを付けてしまえば、色々なメーカーのインクが使えるメリットもあります。

メーカーは、同じメーカーのインクを使えと説明書に書いてはいますが・・・

顔料インクを使って、放置してしまってインクが固まってしまっても、1,000くらいなら我慢できます。プレジールの場合は200円のプレピーを買ってきてペン先の交換でなんとかなりますので、インクトラブルなど気にせずに使えます。


万年筆もたまにはいいですよ。


 

人を殺すのは、銃なのか?・・・

ラスベガスでの銃乱射事件で、銃規制の話が出ていますが、規制をしたからと言って犯罪が減るかどうかはわかりません。
銃はあくまでも道具であって人が殺意を持って人が使うからであって、銃に良いも悪いもないと。物に意志はありません。
ただ、銃という沢山の人を傷つける武器がなければ、今回のような事は起こらなかった可能性もあります。

でも、どうでしょう。最近のテロの動向を見る限り、銃だけではありません。むしろ、大型トラックなどが使われる場合が多いです。

結局、銃だけ規制しても、使う道具が変わるだけで何も変わらない・・・というところなのではないでしょうか・・・

秋葉原通り魔事件」でも、トラックで歩行者天国に突っ込んで人をはねた後に、ナイフで刺すという事件がありましたが、あの後両刃のナイフ(ダガーナイフ)の所持が禁止となりました。
銃刀法で、ナイフについては所持については規制がありませんでしたが、両刃のナイフは殺傷性が高いという理由で所持が禁止となりました。
銃刀法というのは、よくわからない法律で日本刀や槍(持っている人いるのか・・・)匕首などは厳しいのですが、それ以外というのは所持についての規制はありませんでした。

日本刀についても、届出をすることで所持も可能ですが、あくまでも美術品としての扱いです。

刃渡り何cm以上の・・・という話はありますが、包丁とかナイフは関係ありません。そこまで規制していたら、料理できません・・・

マグロ解体用の大きな包丁なんて日本刀と変わらないでしょうに・・・でも、包丁なので問題なし。
マグロ解体用の包丁も、刀のように柄とか付けて、鞘に収めた時点で、銃刀法の規制対象になるのでしょうか?そこまで法律には明記されていないでしょうから、司法の判断になるのでしょうね。法律って、かなりいい加減です。

ちなみに所持に関しての話ですので、携帯は全く別です。目的がないのに包丁やナイフを持っていれば長さとかに関わらず逮捕される可能性が高いです。十得ナイフのようなものでも、携帯していると「軽犯罪」として扱われます。注意しましょう。

登山に行くとか、バーベキューをするなどでナイフなどを持っていく場合は、箱に入れるなどして直ぐに使えないようにして運ぶ必要があります。

ホームセンターなどで包丁買って帰る場合なども問題ありません。箱から出したらいけませんが。

日本でも、犯罪に使うためにホームセンターで包丁買ってから犯行におよんだ・・・なんて事件もありますから結局規制しても規制されていない物を使われるだけなんでしょうね。

犯罪に至る経緯を考えて、もっと沢山の人が不自由なく生活できるような社会にするのが重要だと思います。
秋葉原の事件でも、職場でいじめにあったとかなんとか・・・それで犯罪を起こされても困るのですが、派遣会社と正社員との問題もあったようで、そういう社会的な問題を解決するほうが重要なんだと思います。

最近は、人手不足と言われていますが、一方で仕事がなかったり低賃金が問題になっています。待遇であったり、仕事内容であったり問題はそこだと思うのですが、会社は変える気はないのでしょうね。

人として扱って欲しい・・・それだけなんだと思います。


 

アメリカ ラスベガス銃乱射は防ぎようがない

ラスベガスで銃乱射による事件が発生した。沢山の犠牲者、負傷者が出てしまった。本当に悲しいかぎりだ・・・
アメリカでは、銃乱射事件は毎年のように発生している。アメリカは、銃社会でもあり、市民が武装していたことで、イギリスから独立できたという経緯から市民が武器を持つ権利を多くの人が当然だと考えている。

これまでの銃乱射事件の後には、逆に銃購入者が増えるという現象が起きている。理由は、銃乱射事件が発生した場合に、銃を持っている人が多ければ犯人を早く無力化できるという考えだから。

そもそも、銃が多すぎて今から規制しても現実的に取り締まりが難しいからだろう。

ただ、なにもしていないわけではなくて、銃を購入するには身分証の提示や、購入してから数日後に銃を渡すなど州によって規制が行われている。
身分証の提示は、当たり前のような気がするけど、スポーツライフル程度であればウォルマートなどで購入できたことを考えると厳しくなっている。今では、子供用に小さなサイズの銃がカラフルになって売っている・・・スーパーマーケットで・・・

数日後に渡すのは、例えば夫婦喧嘩になってカッとなって銃を購入して発砲なんてケースが多かったので、数日経過すると落ち着いているので、犯罪が防げるとかで規制は少しずつ厳しくなっている。

また、引き金を引いたままで連射できるフルオート機能を持ったライフルは一般の人は購入できない。司法機関の人などしか購入できないようになっている。しかし、セミオートの小銃は、スポーツ用、スポーツハンティング用として一般の人も購入できる。
セミオートというのは、トリガーを1回引くと1発だけ発射する機構。連射するには、トリガーを早く引き続ける必要があるけど、さすがに厳しい。

今回の事件の映像では、連射しているのだけど、「トリガー・クランク」という装置を使っていたらしい。構造的には簡単で、ハンドルを回すとトリガーを連続で引き続けることができるもので、一般の人でも購入ができるらしい・・・

内部のギアを変更するなどで、セミオートからフルオートに変更は可能だけど、当然だけど違法なのでパーツなども流通していない。でも、金属加工が出来るなら難しい作業でもない・・・

結局、技術と知識があれば可能。

更に問題なのが、今回の事件では現地で発砲したわけではなく、400mも離れたホテルからの発砲。これでは、どれだけ警備員などを配置しても防ぐことができない。持ち物検査や、会場周辺の警備などが全く無意味になってしまう。

400mという距離は、自動小銃にとっては最適な距離。300mから600mが有効射程距離と言われているので、丁度いい。

それを考えると、今後野外でのイベントでは会場から半径600mの範囲を警戒しないといけなくなる。実質的には、難しい。
もう、銃規制しかないのではないだろうか・・・でも、トランプさんやらないだろうね。

 

進みて名を求めず

今回の衆議院議員選挙に関して野党の動きが活発になっていますが、なによりもびっくりしたのは民進党の動き。
なんと!民進党での候補者は出さずに「希望の党」から推薦を得て出馬するようにすると・・・

「名を捨てて実をとる」

ということらしいのだけど、名も捨て実もなくしそうな気がする。

民進党と言えば、最近代表選挙を行ったばかり。今回の選挙で、民進党衆議院議員がいなくなるわけで、実質的な解党なんでしょうね。
民進党単独では勝てないという判断だったのでしょう。

単独では勝てないとなれば「野党での統一候補」ということなのでしょうが、「希望の党」の人気もあるし野党での統一候補も難しいと判断したのでしょう。

さて、ここで実ってなによ?

結局、党がどうなっても議員が議員であり続けるってことなんでしょうね。人気がある党に移って議員であり続ける。民主党の時も、そんな感じだったし、選挙のたびに党が変わっても、中身は同じ。

希望の党」だって、民進党だった「細野議員」「松原議員」もいるわけだしね・・・

これで、民進党の議員が「希望の党」に移れば「希望の党」もなんだろうね・・・ってなってしまう。

結局、自分の主張や主義はどうでも良くて「勝てる党」に所属するってのが議員の大儀なんでしょう。まあ、そりゃそうかも知れませんがね。

自民党だって決して良いわけではなくて、毎回得票数は減っているし、自民党都議会の対応とか見ても「あれで大人か?あれで、人の上に立つ議員なのか?」と思う。でも、今回の件で結果的に自民党に票が流れる動きを作ってしまっている。

なんだかねー。


孫子の中では

故戰道必勝、主曰無戰、必戰可也、戰道不勝、主曰必戰、無戰可也、故進不求名、退不避罪、唯人是保、而利合於主、國之寳也

必ず勝つ戦であれば、主君が戦うなと言っても戦うべき、必ず負ける戦であれば、主君が戦えと言っても戦ってはいけない。
進んで名を求めず、退いて罪を避けず、民を安んじ主君に利をなす人を国の宝という

なんて書かれています。

民を安んじる戦いなのだろうか・・・

2000年以上前の孫子孫武)の足元にも及んでいないような・・・

 

また、選挙するのか・・・

選挙のたびに党ができる

来月には、衆議院議員選挙が行われることになった。この間、選挙したような・・・
都議会選挙だったけど、その前にも参議院議員選挙だったような・・・

参議院議員選挙は、2016年の7月だから1年ちょっと前ですね。それでも、1年ごとに大きな選挙ってね。選挙によって、何か変わればいいのですが、毎回選ばれる議員が問題起こしてばかり。お金かけて選挙して、とんでもない人を選出するってのはどうなんだろう。

選ぶのはあくまでも国民という理屈なんでしょうね。

今回の選挙も、小池都知事が政党を作ることで、票の大部分が流れる可能性が高いです。都議会議員選挙でも、今までの党を離党して小池さんの党に合流した人が多かった。

ということは、選挙しても選ばれる人は同じ・・・意味なし。

投票する側は、中身まで見ることは出来ないから知名度などで選んでしまうのは仕方がない。でも、知名度があるからって優秀かどうかはわからないし、能力があるか?正しい考えを持っているか?もわからない。

そんな状態で、選挙ポスターだけで選ぶなんて本当に怖い。選ばれた人は、議員として権力を得るわけだから、選挙って恐ろしい。
選挙の時に、投票所の前のポスターを見て「どうすればいいの?」と困っている人を毎回見かける。

また合流?

民進党は、代表選挙とかでゴタゴタして意味不明なのだけど、松野議員が国会対策委員長になっていた。松野議員って数年前に「民主党」に居て離党する際には、過激な発言をしていたような気がする。

日本維新の会」から「維新の党」となり、「維新の党」は、「民主党」と一緒になって「民進党」となることで、結局元に戻っている。
松野議員って何故覚えているかというと、会見とかで見た拳に拳ダコがあって「空手やってるんだな・・・」と思っていて印象に残ってます。

空手をやると拳をつぶさないといけないので経験者かどうかは拳をみればわかってしまう。ボクサーは、大体鼻が曲がっている。
グランドがある格闘技だと耳が餃子になるし、外見で格闘技経験者はわかってしまう。

国家間の喧嘩?

選挙で選ばれた人が場合によっては、重要な決定をする場合もある。しかし、危うい・・・というのも北朝鮮との対応について「国どうしの喧嘩」みたいなものだから、喧嘩のプロの考えも・・・というような発言をしている人も。

これはとても恐ろしい考えで、国どうしの喧嘩は「戦争」までも含まれてしまう。個人や団体同士の喧嘩とはレベルが異なる

有名な兵法書の「孫子」の一番初めには、こう書かれている。

「兵者國之大事、死生之地、存亡之道、不可不察也」

兵(戦争)は、国の大事 死ぬか生きるか、存続するか亡くなるかの選択になる。十分に考えろ

過去の大戦を見ても一度初めてしまうと、どうなるか誰にもわからない。第一次世界大戦だって、たった一発の銃弾から始まったと言われている。

ヒトラーポーランドに攻め込んだ時も、イギリス、フランスは参戦しないだろうと考えていた。その後の結果は、知っている通りで後戻りできない状態になってしまった。

喧嘩というレベルとは、根底から違う。そのくらいの考えしかない人が政治家になると思うと本当に怖すぎる。

北朝鮮からのミサイルの脅威というのは、ミサイル防衛システムでなんとかなるレベルではない。旧ソ連時代から飽和攻撃というのを考えていて、防御できる数以上の砲弾を発射するというのは伝統。イージス艦のイージスシステムが優秀でも同時に100単位のミサイルは防衛できない。
そもそも、イージス艦に搭載できる迎撃用のミサイルって限られていますから・・・単純に搭載数以上のミサイルを発射すれば防御できない。

中距離、短距離のミサイルを多数同時に発射して、レーダーシステムと統制システムの負荷を上げた段階で、弾道ミサイル撃たれたら防衛できるかどうかはわからない。(きっと無理)

だから昔からミサイルからの防衛手段は、ミサイル発射基地を攻撃するしかない。防衛のための攻撃というのは、いつものパターン。
地上にはPAC3という迎撃ミサイルが配備されている・・・と言っても、防衛できる範囲は20km程度。PAC3はあくまでも国家の中枢機能や防衛機能を守ることが大前提なので、一般市民を全て守るようには配備されていない。

もし、全部の範囲を防衛できるような数を配備しても、限られた範囲に多くのミサイルが飛んでくれば意味がなくなる。

自衛隊も攻撃能力を持つ意味というのは、こういう時に必要だから。でも、海外に攻め込む理由にもなるので国民の監視は絶対に必要。

投票で選ばれた人が議員になり、場合によっては大臣になる。知識があるかどうかは別にして・・・
怖いな・・・

 

核弾頭を搭載したミサイルを撃墜しても、核爆弾として爆発しない

先日ニュースの中で「核弾頭を搭載したミサイルを撃墜するとどうなるか?」という話題になっていました。その中のコメンテーターの方が、「ミサイルを撃墜しても、爆発しない」と発言して、他のコメンテーターの人が驚いていました。

単純に、「核爆弾」という言葉から考えられるのが、なにかがきっかけで爆発するというイメージでしょう。ただ・・・核爆弾ってちょっと違うのです。

じゃー、どうやって核爆弾ってあれだけ大きな爆発がおこるのか?

核分裂を使うということですが、ここでは割愛。円形のプロトニウムを取り囲むように円形に爆薬を配置します。円形なのでいくつものパーツを構成して、円形にしますので爆薬がサッカーボールのようになるのでしょうか・・・そんな形状の爆薬を同時に爆発させます。

そうすると、中止部に向かって爆風が向かっていきます。爆弾での爆風なので、とんでもない圧力になります。

真ん中にあるプロトニウムは、その凄い圧力で圧縮され高濃度、高温になった状態になり核分裂をおこします。
核分裂によって、更にもの凄い超高温、高圧力となり、臨界に達すると、ものすごい風と熱が放出されます。

原爆の映像とか、アメリカ軍の実験映像とか見ても「爆風」が凄いのですが、核爆弾というのは爆風と熱で広範囲の物を破壊するものだと理解できます。

ここで、爆薬を円形上に配置して同時に爆発させるのが1つでも遅れてしまった場合・・・それは、遅れてしまった反対側にプロトニウムが出てしまったり、爆風が逃げてしまって重要な核分裂がおこらなくなります。

それだけ、核爆弾って精密な動作が必要なんですね。だから、簡単に作れるものでもないと。

ちなみに、広島とか長崎に投下された爆弾は、一番効果のある高度で爆発するように地上との距離を測って、セットした高さで爆発するようになっていました。
皮肉にも、高度を測定するアンテナに「八木アンテナ」の技術が使われています。テレビの受信用アンテナの魚の骨のような形のあれです。

高度まで測定して、同時に爆発させるなんて「精密機器」みたいなものですから、核弾頭を搭載したミサイルを迎撃用のミサイルで撃墜しても、核分裂は起こらないので、核爆弾としては機能しないということです。

でも、爆薬は搭載されていますし、高濃度の核物質は搭載されているわけですから、危険なものであるのは変わりありません。